ロード中級ライド 11月【つくば店】

「中級だと思ってなめてました、次回も楽しみです!!」

最近急成長中の若者らしく実に素直で実感のこもった感想。


こんにちは、堀越です。

冒頭の彼のコメントにこの中級ライドの意義を得たように思います。
ロードバイクを手に入れ、楽しく距離を乗り込んでゆけば自然に体力・スピードが備わってゆくものです。
しかし自転車という乗り物を操る術というの教わる機会は少ないものです。

私自身ロードバイクに乗り始めて20年超になりますが、今回皆さんに取り組んで頂いた術を教わったのはつい最近のことでした。
自転車に身を委ね、進む、曲がる、止まるといった最も基本的な事をもっと早い段階でより高度に身につけてられてたら振り返るとと、もったいない事をしていなと思うのです。

この中級ライドに参加される皆さんには「自転車と漕ぐ楽しさに加え、操る楽しさも知ってもらえたらと…」ということで今回は「操る」をフォーカスしました。

秋晴れの銀杏並木が綺麗に色付く公園の一角にクルクル回り続ける自転車乗りの集団。
散歩で通りすがる人々の好奇な視線をビシビシ感じます。

当たり前過ぎて気づかにいた事・・・

自転車でコーナーを曲がるときハンドルをきる!?
車の運同様にハンドルを曲げることでコーナーを曲がれると思っている方もいたはず。
一理ありますが、ロードバイクの巡航に置いては重心移動によってコーナーを曲がります。

実践で試してみましょう!!
まずはハンドル軽く手を添え周回走行。

巡航速度が上がりバランスが安定してきたら片手離し。
更に馴染んだところで両手離しへと移行。
ハンドルを曲げることなく、自身の重心の移動でコーナー処理ができるようになります。この感覚を掴んでもらえればライド中のコーナーへの意識も高まり、無理のないラインを走ることで安全面にも寄与してくれるはずです。

更に慣れてきたら・・・
レースの独走勝利のイメージた練習だそうです。。。


続いては、2つの障害物を間を∞ように8の字を描く練習。
まずは大きく円を描きながら、その円が小さくなるようにコーナー取りをしてゆきます。
これも基本的なテクニックトレーニングの1つです!!


最後に敢えて滑りやすい草地の斜面を直角登坂。
ペダルを踏み込む際の入力の加減次第で大きな差がつくのが実感できます。
丁寧なペダリングは速さにも直結します!!

気づけば最高のサイクリング日和に

1時間ほどで公園内でのドリル練を終える頃には、この時期とは思えないポカポカ陽気に、そんな陽気につられての残りの練習はお預けにしてサクサックとサイクリングに。
コーナー練習の復習ができるように、入り組んだ田舎の田圃道をゆきます。
茨城を象徴するような、こんな素朴な道が私のお気に入りです。

柳は白みがかり、ポプラは震える
そよ風は川面をくもらせ、
小さな波を引き起こす 水の流れはとこしえに・・・
「赤毛のアン」の一説を思い起こすよな風景

一年中こんないい天気が続いてくれたらと思ってしまう、最高のサイクリング日和でした。