万能ハイエンドカーボンホイール FULCRUM Speed 42 DB TEAM

こんにちは、オンザロード守谷店の村上です。
フルクラムのロードバイク用新作カーボンホイール「Speed 42 DB TEAM 」をご紹介いたします!
一昨年発表された「Speed 42/57」の進化形として新技術を投入しつつ新たなグラフィックデザインを備え新登場しました!
FULCRUMのブランドロゴがリム側面に大きく入り存在感が増しました!
基本スペック
FULCRUM Speed 42 DB TEAM
リム:FF100フルカーボン、DIMF、C-LUXフィニッシュ
リムハイト:42mm
リム幅:23mm(インナー幅)29.3mm(アウター幅)
ブレーキシステム:Disc brake-AFS
アクスル:HH12-100 (フロント)HH12-142 (リア)
スポーク:2:1 TWO-TO-ONE、ステンレススチール-ダブルバテッド、エアロ・ストレートプル、24本 (F/R)
ニップル:アルミニウム、Mo-Mag
ハブ:アルミニウム
ベアリング:USB セラミック・ベアリング カップ&コーン
適応タイヤサイズ:700C×25~65mm
タイヤタイプ:クリンチャー、チューブレスレディ2-WAY FIT
重量:前後セット1395g
税込価格:¥468,600
前モデルとの違いは軽量タイプのアルミニウムフリーボディを採用することで約15gの軽量化を実現。(前モデルの重量は1410g)
またフリーボディー内部にもUSBセラミックベアリングを採用し、回転性能がさらに向上しました。
36ノッチのフリーボディで漕ぎ出しの反応が速いです。
実測値
実際に重量を測っていきます。
フロント:646g
リア:758g
重量合計1404gと、実測値では+9gになりました。
幅寸法も測っていきます。
内幅:23mm
外幅:29.3
幅寸法はカタログスペック通りでした。精度の高さを伺わせますね。
新しいSPEEDは28mm~30mmのタイヤと組み合わせることで空力性能、転がり抵抗、快適性が最適化される設計になっています。
実際にコンチネンタル グランプリ5000の28cタイヤを組み付けて測ってみるとタイヤ幅は29.8mmでした。
リムにはニップルを通すための穴がないので、リムテープやチューブレステープは不要です。
クリンチャーで組み付ける際は、バルブ穴のバリでチューブのバルブ付け根部分が傷つきパンクする恐れがあるのでリムテープを貼っておきましょう
インプレ
私の愛車TREK MadoneSLR Gen8にはこれまで35mmほどのローハイトのホイールを使っていましたが、もっと平地巡航がしやすく、かつ登りもこなせるホイールを探していたところフルクラム SPPED 42 TEAMに行き着きました。
実際に使ってみたところ、リムハイトが高くなったことによる漕ぎ出しの重さも感じず、高速域までの伸びも良く高速巡航も非常に楽でした。
登りでも重さを感じることなくスルスルと登ってくれます。
ディープホイール特有の乗り心地も硬すぎず、適度な剛性感でよく進んでくれるホイールです。
またハブとフリーボディー内部のUSBセラミックベアリングの効果と抵抗の少ないラチェットシステムのおかげでホイールの回転やペダリングがとにかく滑らかです。
オールラウンドバイクのMadone Gen8に平地や登りにも使えるSpeed Team42 は相性抜群!
またTREK Emondaなど軽量ロードバイクにオールラウンドな走行性能を引き出すのにもおすすめなホイールです!!
平地でのスピード重視の場合にはリムハイトが57mmのSpeed 57 DB TEAMもあります!