フルモデルチェンジ!!新型ドマーネSLR7 インプレッション
こんにちは、守谷店の西山です。
トレックから2020年モデルの「ドマーネSL・ドマーネSLR」が発売されましたね。昨年のマドンに続き、今年はドマーネがフルモデルチェンジ。より快適に、エアロに、格好よく進化しました。
https://otr.jp/item-blog/2020-all-new-domane/
定休日の高強度スタッフ練や実家のいわきまでのロングライドもこなせるモデルを探していたので、自分にぴったりだと思い購入を決意!!
色々セッティングを変えながら走ってみたので、新型ドマーネSLRの魅力をお伝えしようと思います。
2020年モデルのDomane SLR7の基本スペック
2020年モデルからSLRシリーズはプロジェクトワンでのみの販売になっています。
このドマーネSLR7は数量限定で、完成車の状態で販売されたものです。
ドマーネSLR7に組み込まれているコンポーネントは電動変速のシマノ・アルテグラ。
ハンドルは「Bontrager Pro IsoCore VR-CF」。
https://otr.jp/item-blog/pro-isocore-vrsf-2019/
ホイールは新型となる「Bontrager Aeolus Pro 3V」です。
タイヤサイズは700*32cで、スプロケットの歯数は11-34Tとなっています。
太いタイヤ、大きいスプロケ、カーボンハンドルなど、どれも乗りやすさを重視のパーツ達になっていますね。
https://otr.jp/item-blog/bontrager-r3tires-2019-06/
実走行インプレ
やはり注目すべきは安定感ですね。
タイヤが太いのもありますが、ヘッドとトップチューブの調整式IsoSpeedとIsoCoreカーボンハンドルのおかげで、路面からの細かい振動をほぼシャットアウト!!
長いホイールベースや低めのBB位置で安定感抜群です。
これだけ太いタイヤと安定感があると好んで荒れた路面を走りたくなります!!
特に舗装路の凹凸やひび割れなど振動でパワーが掛けにくくなるのですが、IsoSpeedのおかげで荒れた路面でも踏み続けられるという。
これなら筑波山の不動峠の荒れた路面も踏み倒せそうですね。
安定感より速度を優先したい場合は、タイヤを28cに変え、IsoSpeedを固めに設定してあげると、30km/h後半からさらに加速する感覚があります!
これはフレームに使われているカーボン素材が、OCLV600シリーズカーボンからOCLV700シリーズカーボンに変わって剛性が上がったおかげですね。
この速度域になってくると、エアロ形状のフレームの恩恵を感じる事が出来ます。
ドマーネで空気を切りながら加速する感覚を味わえるとは…
標準ホイールの「Aeolus Pro 3V」は、内幅25mmのワイドリムなカーボンホイールとなっています。
このホイールをドマーネで使用する際は28c~38cのタイヤが履けます。
Aeolus Pro 3Vを使ってみて一番驚いたのはハブです。
いつも使っているAeolus Pro 3 はラチェットのノッチ数は24ですが、Aeolus Pro 3Vのノッチ数は…108
驚きの4.5倍マウンテンやシクロクロスの世界ではおなじみとなっていますが、ロードしか乗っていない自分にとっては初体験でした。
コーナーの立ちあがりや信号待ちなど、どの位置からでも瞬時に歯がかかり、スタート・加速がスムーズに。
低速でのバイクコントロールも容易になります。
性能もあがり、見た目が格好良くなったほか、ダウンチューブにストレージがつくなど魅力だらけのバイクに仕上がってきました。
他にもお伝えしたい特徴がございますので、是非店頭で実物を見ながらご紹介させていただけたらと思います!