エントリーロードバイクのブレーキをアップグレード!!

こんにちは、守谷店西山です。

トレックの人気バイクの一角である「エモンダALR」シリーズ。
シマノの105で揃えられた上位グレードのALR5、コストを抑えたエントリーグレードのALR4

https://otr.jp/item-blog/2019-emonda-alr-series/

今回エモンダALR4に乗られているお客様からブレーキの交換作業を承ったので、作業風景を撮影しつつ、交換していこうと思います。

ブレーキをアップグレードする理由とは

変速性能・ブレーキの効き具合、引き具合は走行時のストレスに繋がります。
長年使い込んだワイヤー類は内側と外側のワイヤーの抵抗が大きくなり、変速がしにくかったり、ブレーキの引き具合がすごく重くなったりします。
ワイヤーだけでなく、ブレーキ本体の性能で引き具合が重くなったり軽くなったり。
コストを抑えたモデルは比較的引き具合が重いモデルが付いている事が多く、エモンダALR4もそのモデルの一つです。

という訳で「もう少し軽い力でブレーキが効いてほしい」「下り坂を安全かつ、楽に下りたい」などの理由からブレーキだけ良いパーツに交換する人が多くいます。(自分もその内の一人ですが)

ブレーキ本体の交換

ワイヤー類とバーテープを一緒に交換するため、まずはインナーワイヤーをカットし、ブレーキを外していきます。

エモンダALR4に付いているのはTEKTROというメーカーのブレーキです。長距離を走ったり、ヒルクライムが好きな人にはちょっと制動力が物足りないかも。

ブレーキ本体を外し、新しく導入するアルテグラのブレーキを取り付けて行きます。
今のモデルはダイレクトマウントタイプで、2本のボルトで止まっている為、左右均等に締めていかないとネジ山を潰してしまうので横から見ながら左右均等に…

リアブレーキも同様に交換していきます。
リアブレーキのワイヤーはフレーム内を通っているので、ガイドを通して作業を行います。

ここのネジはしっかりグリスを付けないと、汗で固着してしまい、外れなくなってしまうので忘れずにグリスアップ。

最後にブレーキシューの接地面の調整を行います。

箱から出した状態では綺麗にリム面に設置していないので調整調整…

ダイレクトマウントタイプは未調整だと片効きになるので、脇のボルトでセンターに調整し、作業完了となります。

今回はバーテープの交換も一緒に行ったので、見た目も変わり心機一転ですね。

命を預かっていると言っても過言ではないブレーキ、効き具合に少しでも物足りなさを感じましたら是非アップグレードしてみませんか??
ご相談はいつでもお待ちしております!!