近道は、遠回り。隙間時間の「ご近所散策」

近道は、遠回り。
急ぐほどに、足をとられる。

始まりと終わりを直線で結べない道が、
この世にはあります。

迷った道が、
私の道です。

ⓒnikaido shuzo

そんな二階堂のCMのキャッチコピーが頭を過る、行き当たりばったりの自転車散策。

ふらりと立ち寄った自宅近所の雑木林。
見慣れた風景から一歩踏み込めば、辺りの視界は木々で遮断されて別世界へ、更に進めば方向感覚も麻痺してきた、あぁこうして迷子になるんだなぁ ・・・・
と思いつつも(ガーミンはしっかり足跡を残して、行く先も教示してくれていたが)

https://otr.jp/staff-blog/winter-ride-2019-12/


さくっと小一時間の散策を終える頃にはそれが飲みたくなってしまった。
すっかり二階堂に気を取られてしまったが、我が自転車は未舗装路でだいぶそれらしい汚れがついていた。

早速、自転車掃除の片手間でお猪口を傾ける。うーん実に美味い、そして愛車の掃除がいつにもなく楽しいじゃないか!!
どこから湧き上がるその楽しさは、明るいうちから飲んで家庭の役立たずになる背徳感がそうさせるのか、近所ながらも知らない土地に足を踏み入れた時の高揚感が残っているのか、単に正月休み毎日自転車に乗れたから。
理由はどうでもいいが確かなのはそこに「自転車」が介している事は間違いなさそうだ。


遅まきながら本年も宜しくお願い致します。堀越です。

お正月休み皆さんはいかがお過ごしでしたか!?
初乗りや帰省に絡めて普段とは違ったライドを楽しまれた方も多かったのではないでしょうか?

一方私の方は普段以上に質素な自転車生活でした、普段休みの合わない子供と過ごせる休日はこんな日しかないもので、たまには。
でも「隙間」を見つけては自転車に繰り出し、時間いっぱい乗り切れば、満足、大満足でした。
そんな地味に過ごしている中、見かけて共感した記事を紹介したいと思います。

⇓  こちらをクリックしてみて下さい。
ロードバイクが激変、ディスクロード時代の本格到来と脱スペック戦争 – サイクリスト

ここ最近薄っすらと感じ始めていたことが、これを読んで霧の先に晴れ間を見たように視界が拓けてきました。

自転車ひとつとっても、遊び方も人それぞれ、「速く」「遠く」を求めるも良し「のんびり」「近く」も良し、「いじって眺める」またそれも良し。

広く深く自転車の世界が広がって、その楽しさをみなさんと享受できる一年になれたらと思います。