宮古島トライアスロン参戦記(2)

トライアスロンファンの皆様こんにちは!守谷店向井です。
前回(↓)に続き、今回はレース編をお送り致します。
https://otr.jp/staff-blog/miyako-strong-2018-2/

既に戦いは始まっている!

レース前日は22時就寝、そして3時起床!
そして寝起きに本日のエネルギーを蓄える為の朝食と、レーススタート前から既に自分との戦いは始まっています。

4時発のバスへ乗りいざスタート会場へ!

日の入りの遅い宮古島は、真っ暗な中で準備を進める為、ヘッドライトは必須アイテムです。
ドリンク、補給食のセット、サイクルコンピューターの表示確認などを済ませます。

セットが終われば、ゴール地点へ送る荷物を預けAM7:00のスタートに備えます。

1572名の鉄人が一斉スタート!

ついに、長い一日が始まります。

「練習で出来ない事はレースでも出来ない」
と同時に・・・
「レースならアドレナリンが出るから練習より出来る!」
こんな事を思いながら落ち着いてスタートしました。慌てても良い事はありません。

今年から変更されたスイムコースは1.5キロを2周回します。大外、後方よりバトルを避けスタート、いつもより潮の流れを感じましたが、相変わらずの綺麗な海!序盤は接触もありましたが数分後には落ち着き、常に右に選手を確認しながら淡々と泳ぎました。
1周目32:52、915位でアップ、2周目は混雑も無いので少しペースを上げ30分ジャスト758位まで順位を上げ、ほぼ疲労無しでスイムを終えました。

ここで、得意のトランジットエリア!スイムからバイクへの準備、移動を5分で終わらせ、バイクスタート時には243人抜きの515位まで順位をジャンプアップ!

ここからが本番!バイク編157キロの旅

スイムで準備運動を終え、ここからがレース本番!?スタート地点は混雑しますが前走者をパスしながら漕ぎ進めていきます。少し軽めのギアを選びケイデンスは100前後、筋力よりも足の運動エネルギーをペダルに伝え丁寧にリアホイールを駆動させ速度を乗せていきます。

前半は追い風も手伝い40~50キロほどの速度で進み30キロ地点では257位、60キロ地点では157位、80キロ地点まで行くと、風向きも変わり前走者との差が大きく、なかなか順位を上げられなくなってきました。

98キロ計測地点では89位通過!
今年の宮古島は湿度は高いものの曇り空で気温も低く、風も弱い為気持ちよく走行できました。
バイクでは固形物は採らずジェルのみで2000キロカロリーを摂取してランへ備えました。

バイクでは平均速度34.2キロ、バイクラップは21位、総合順位も62位まで上げノントラブルで終える事ができました。

ご褒美ラン42.195キロ

ここまでたどりついた者だけが経験できるフルマラソンは私的に「ご褒美ラン」と呼んでいます。ここからのランはネガティブ絶対禁止、沿道の応援に応えながらポジティブに走ります。

ワンウェイコースでのフルマラソン、行きは強い向かい風でしたがエイドごとに水をかぶり失速を防ぎながら順調に折り返し付近まできました。

折り返し手前、急に両手がしびれ力が入らなくなってきました。エイドごとに手持ちのジェルで補給していましたがハンガーノックを起こしてしまいました。
折り返し地点では体に力が入らずヘロヘロ状態・・・ハーフ1:47:39、総合36位通過しました。

折り返してからすぐにあるエイドではコーラとバナナを大量に摂取、ここまで来ても食欲がある事に感謝しつつ回復を待ちました。

ラン30キロ地点総合39位通過、徐々に体が動く様になりましたが一度ハンガーノックを起こしてしまうと体にはダメージが残り、少し走っては足が攣りペースが上げられなくなりました。

走っては攣り走っては攣りを繰り返し35キロ地点、39位通過は変わらず。
ゴール地点までその症状は治まりませんでしたが、数名をパスしゴール地点の宮古市陸上競技場に入ったとたんに謎の回復!最後の300mは無駄にペースアップしゴールする事ができました。
ラン 3:47:27 ランラップ44位

記録9:31:00、総合37位で無事完走!そしてなんと!おまけに35-39歳、年代別3位入賞する事ができました!

達成感に包まれながら、レース終了まで会場で余韻に浸りました。
今回共に参加したヤマムロさん!総合47位そして年代別優勝と素晴らしい結果です。

レース終了に近づくと会場は選手と選手を待つ家族や仲間で盛り上がります。

終わりを告げる花火・・・今年の夏も終わりましたねぇ・・・

今年も宮古島トライアスロンに関わった全ての人に感謝します。ありがとうございました!
また次回に向け、塵も積もれば山となる!コツコツと頑張っていきましょう!