突撃!隣のサドルバック。

あのバックの中には何が入っているのだろう?気になった方も多いはず!

こんにちは、守谷店向井です。そもそもサドルバックとはなんぞや?という方、こちらです!サドルの下についているバックです。

この中に携帯工具や、出先でパンクしてしまった際にパンク修理をする予備チューブなどを入れています。

今回は私がいつも携帯している物や、予備チューブを携帯する際の注意点などをお伝えします。ぜひ参考にしてみて下さい。備えあれば憂いなし!

気になるサドルバックの中身をご紹介!

①予備チューブ
まずは定番中の定番、もしものパンクに備え、予備チューブ3本!
通常は1本あれば良しとされていますが、職業柄パンク修理をする機会も多いので、予備チューブは多めに携帯が基本です。コンパクトに収まり、それでいて軽量な「ボントレガーRXLチューブ」を携帯しています。
そして、それぞれバルブ長48mmと80mmを携帯しています。普段私の愛用する50mmハイトのホイールにはバルブ長の長いチューブが必要だからです。

写真の様にバルブが長くないと、空気を入れる事ができません。

チューブの携帯の仕方に気をつけよう!

サドルバックにチューブを直接入れるのは厳禁です。なぜならバックの中でチューブが擦れて穴が空く事があるからです。いざという時にチューブ交換をしようと思っても予備チューブがパンクしていたら、まさに泣きっ面に蜂!予備チューブは厚手のビニールに入れて携帯しましょう。

ちなみに、チューブの入った袋の中に携帯工具を一緒に入れ、工具がチューブを傷つけてしまい、いざチューブを使おうと思ってもパンクしていたなんて方もいます。チューブはきちんと携帯しましょう!


話がそれましたが、サドルバックの中身の続きを。

②携帯工具
携帯工具はチェーンカッター付きであるクランクブラザーズの物をチョイスしています。

想像してみて下さい。ソロツーリング中に、スマホの電波も届かない山の中でチェーンを切ってしまったら・・・ゾッとしますね。その為工具はチェーントラブルに対応できるチェーンカッター付きを携帯しています。

③タイヤレバー
チューブを交換する際に必要なタイヤレバー、私的世界一使いやすいIRCタイヤレバーを2本携帯しています。

サドルバック以外にも隠し持っています

何台かバイクを所有しているので、バイクを乗り換える度にサドルバックを付け替えるのは手間なので、共通して必要な物は自転車に乗る時に使う財布にまとめて入れています。

①タイヤブート
タイヤに大きな傷が付いてしまった場合、タイヤの裏に張り穴を塞ぎます。チューブではなくタイヤを補修する為の物です。

②タイヤパッチ
予備チューブを使いきってしまった際の最後の切り札、シールの様にパンク箇所に張りパンク修理します。あくまでも応急処置用です。パッチで修理したチューブは無事帰宅できたら新品と交換します。

③バルブエクステンダー
リムハイトの違いに対応する為のバルブエクステンダーも携帯しています。

④ミッシングリンク
チェーンを切ってしまった場合、チェーンを繋ぎ合わせる為の補修部品です。

⑤リアエンド(ディレイラーハンガー)
右側にバイクを倒してしまった場合はリアディレイラー(変速機)の台座「リアエンド」が曲がる事があります。この部品が曲がってしまうと変速しなくなってしまいます。

その為の予備を持っています。リアエンドは車種専用となっているので、ご自身のバイクに適合したリアエンドは必ず携帯しましょう!私は汎用品含め3種類を携帯しています。

もしディレイラーに衝撃を受けてしまった場合、リアエンドが曲がる事で衝撃を吸収しフレームを保護しています。

⑥鎮痛剤
市販の頭痛薬です。

早速サドルバックの中を確かめてみましょう!

これだけ持っていればほとんどのトラブルには対応できるでしょう!このブログを読んだそこのあなた!

この機会にサドルバックなど普段携帯している物を見直してみてはいかがでしょうか?既にチューブが傷んで穴が空いている方、リムハイトに合っていないバルブ長のチューブを携帯している方、携帯ポンプが壊れている方、多いですよ!


これらの携帯品は使用しない事が一番です。無用なトラブルを防ぐため、定期的なメンテナンスを行いましょう!

オンザロードではご自身でメンテナンスを行なえるようになるための「メンテナンス講習会」を開催していたり、消耗品をまとめて交換する「パッケージメンテナンス」もやっています。
気になる事がある方はもちろん、気になる事が無くても、車体のチェックは無料で行なっています。是非安全点検にお持ち下さい!ご来店お待ちしております。