参戦!東北シクロクロス福島空港「あなたのギア比、見せてください!」

こんにちは。春夏秋冬、自転車モードな影山です。冬は大汗かかなくて、通勤bikeが快適であります。そんな冬はストレス発散を兼ねて(?)シクロクロスレースに出ています!

空港の脇で自転車レース!?

20台や30台のころのように成績と名誉を求めて飛行機遠征・・・という機会はめっきり減りました。関東や東北など、わりと近い場所でレースが多いのがシクロクロスです。安・近・短(あん・きん・たん)に楽しめるシクロクロス、各会場を訪れるたびに盛り上がりを感じます。イベンターとしてはありがたい限りです。

12月末にお邪魔した「東北シクロクロス 福島空港ラウンド」は、僕たちの拠点から高速飛ばしてちょうど2時間。東北遠征は渋滞に悩まされないのもいいですね。2時間走れば、そこは・・・冬の澄み切った空気と、冬晴れの大会会場!

なんと、福島空港の滑走路すぐ脇に作られる特設コース。手を伸ばせばそこに飛行機がある!ゴ~っと飛行機が離陸していく!という不思議な空間です。な~んでこんな場所でレースが出来るのでしょうか~?

丘を縫うように張り巡らされたコースは緩急に富み、平坦区間は刈り取られた草が荒々しい。下り区間といえども休むことが許されない。これぞ「短時間・高強度」なシクロクロスらしいコース!

シクロクロスは美味しい!楽しい!

寒いからこそ、暖かい食事の美味しさとありがたさが際立ちます!最近のシクロクロス会場はどこも美味しいフードを頂けてステキです。

あったか肉うどん!この日は冬晴れということもあって長蛇の列。手際よく提供されておりました。

ほかほかワッフル!初出店だったそうですが速攻で完売。「こんなに皆さんが食べると思いませんでした~!」とうれしい悲鳴?ハーフサイズのブルーベリーワッフル、ラスト1個を美味しくいただきました(^^)

僕たちが運営・主催として関わっている「茨城シクロクロスシリーズ」も地元のフードブースがいっぱいの楽しい空間です。1/26城里ステージ、2/23土浦ステージ、それぞれ地元色豊かに鋭意準備を進めています。
http://ibarakicx.com/

ぜひご参戦、そしてご来場されたし!応援が多い方が間違いなく楽しい!

寒かったり、暖かくなったりと例年以上に寒暖差が激しい冬ですね... こんにちは、オンザロードつくば店の渡邊

あなたのギア比、見せてください!

さて、最近気にして見ているのが「ギア比」です。様々な路面を走る、かつメカトラブルを出来る限り抑えたいオフロード競技では、機材選択は永遠の課題です・・・。

会場で数名に突撃取材してみました~。

ON THE ROAD 佐藤さんの場合

「フロント40 × リア11~32」。国内シクロクロスシーンでは最もベーシックな、フロントシングルのリア11段変速。アルテグラDI2(電動変速)をベースにフロントシングル化しています。リア変速機はチェーンのバタつきを押さえるクラッチ機構付きの「RD-RX800」。リアスプロケット(11枚のギアセット)はコースに応じて「11~34T」も使うそうです(激坂があるときなど)。

フロントシングルはパーツ点数が少ないので、バイク重量が軽くなるのがポイント。欠点と言えば、リアのギア選択次第ではギア比が足りなくなる・・・(11~32T があればほとんど大丈夫ではありますが)ことでしょうか。

こんにちは。今日も元気だカレーが美味い、柏店影山です。 梅雨が明け、夏が訪れ、そして秋・・・(展開

ON THE ROAD 谷口さんの場合

「フロント46~36 × リア11~28T」。海外でも多い構成です。フロントダブルでギア比がワイド。リア11段を比較的クロスレシオにすることで、細かいギア比調整が可能。オンロードトレーニングや、かなり急な登坂にも対応できます。

福島空港ラウンドのゴール直前の急勾配も、しっかり足を回してクリア。欠点と言えば、フロント変速がやや忙しいときがある・・・と言われますが、慣れと好みの範囲だと思います!

ON THE ROAD 小郷さんの場合

「フロント38 × リア11~34」。フロントシングルとしてはやや軽めのギア比設定。シクロクロスでは急な登坂をランニングでこなすこともありますが、「とにかく乗って登りたい」「レース後半に足を残したい」というセレクトでしょうか。どおりで、ご本人はレース後半に強い印象があります。

クラッチ機構付きリア変速機「RD-RX800」のおかげで、荒れた下り区間でもチェーンがほとんど暴れていません。というよりもフロントシングルギアの場合、この手のリア変速機を使わないと高確率でチェーン脱落が起きます・・・。いい時代になったものです。

茨城CXレーシング 吉川さんの場合

「フロント46~36 × リア11~40」。メリダの完成車を少し改造した仕様。リアスプロケットを超ワイドな11段・ローギア40T仕様に。リア変速機は、ワイドなギアレシオを快適に変速してくれるシマノGRX「RD-RX812」

「大人の激かるギアだよ~ん」とご本人は言いますが、一昔前ならMTB用だったギアも、グラベル/シクロクロスシーンでは珍しいものではなくなりました。ワイドギアだと1段ギアを変えた時のケイデンス変化が大きいのでは?と言われますが、意外と「1段変えて、しっかりトルクを変化させる」「変速したことが明確に足に伝わる」という意味では、決して使いにくくはないと思いますよ。(好みはありますが・・・。)

VOLCAオードビーBOMA 須藤さんの場合

「フロント46~39 × リア11~32」。茨城CXの運営支援でもおなじみの須藤さん。あまり見かけないフロントギア構成と、リアはなんと9段変速。シマノALTUSのリア変速機など、上位カテゴリーで走る中では比較的低予算なパーツ構成。しかしフロントクランクは大きなギアしか付かない昔のシマノデュラエース。はて、そのココロは?

「自分にとって使いやすいギア比は決まってくる=必ずしもギア枚数が多くなくてもよい」、「フロント2枚のギアの大きさを近づける=フロント変速時のケイデンス変化が最小限になる」、「フロントダブルギアは、フロントシングルギアに比べてドライブトレインの寿命が長くなる」。
なるほど~なロジックから導き出された構成。一理あり!

臼杵レーシング 加藤さんの場合

「フロント42 × リア11~32」。茨城シクロクロス大会では、いつもニコニコ現場を手伝ってくださるナイスガイ加藤さん from 埼玉県。キッズにも人気、国内トップ選手のお一人です。リア変速機はクラッチ機構付きアルテグラ「RD-RX800」。フロントクランクはシマノ105をシングルギア化。パーツグレードが混成されるのが、異種格闘技シクロクロスならではです。

影山「え、加藤くん、フロント42T!ギア比、重くない?最後の直登とか?」
加藤「いや~なんとかなるっすよ~。」
影山「コースによってギア比は変えたりするの?」
加藤「いや~あんま無いっすね。42Tの見た目、カッコいいし!
かるい・・・。でも走りは速い!本日2位!重いギアを速く回すのがスピードじゃあ!を身をもって証明。

臼杵レーシング 鈴木さんの場合

「フロント42 × リア11~32」。年末のシクロクロス選手飲み会で影山と一緒のテーブルだったので強引に登場して頂きました。(茨城大会ではいつもお世話になっております!)奇遇にもチームメイト加藤さんと同じギア比構成。

影山「ギ、ギア比、重くないんですか?」
鈴木「うん・・・でも、まあ、そこは加藤リスペクトだよね。」
よく分かりませんがチーム愛は伝わりました(^^)

ON THE ROAD 影山さんの場合

「フロント40 × リア11~32」。市販車「トレック BOONE」のギア比そのままです。まあいろいろ試したけどここに落ち着いたというか。クランクにパワーメーターを付けたり、ハンドルをカーボンハンドルにしたり。いろいろカスタムしてはおりますが、基本のギア比構成はそのまま。

ちなみに写真後ろに写っている福島の国井さんとは、今日のレース後半は常にドンパチ状態。彼はフロントシングル × リアシングル、俗にいう「シングルスピードバイク」です。

私カゲヤマ、スタート失敗してからようやく中段まで追い上げたと思ったら、流れるような走りの国井さんをなかなか振りきれない・・・。フィニッシュスプリントまで続いたドッグファイト、「なんでオレと速度が変わらんのじゃあ!」「なんで振り切れんのじゃあ!」とこっちが(お互い?)叫びたくなりますが、とても楽しかったです。

シングルスピードの軽さ、ダイレクト感、実はオフロードで速い・・・。またやるか?と言われたら、またやりたいですね(>_<)

「レースの厳しさはコースが決めるのではない、選手自身が決めるのだ」 なんだか哲学めいた言葉ですが、人生そう

本日のリザルトはこちらから
https://data.cyclocross.jp/race/9309

さて次戦は1月末「茨城シクロクロス 城里ふれあいの里」。

突然ネタ取材が始まると思うので、ご参加の皆様よろしくお願いしますm(__)m

*本文中写真は井上和隆様より一部お借りいたしました。ありがとうございます。