季節の変わり目、秋から冬へかけてのウェアの選び方

東北生まれですが寒いのは大の苦手、こんにちは守谷店の西山です。

8月から朝練をはじめ、早2ヵ月。最近めっきり寒くなり、布団から出るのに気合いがいるようになって参りました。こう寒いと自転車に乗る時の格好の選択が難しくなり、気温を理由に自転車に乗らなくなってしまったり。。。寒いのは大嫌いですが、冬の澄んだ空気の中のヒルクライムは結構好きです。

そんな訳で、冬も走るためにウェア類を確認しつつ、今の内に準備しておきましょう。

秋から冬への切り替わりにオススメの格好

寒いから着込めばいいと言うのは安易な考え方です。家を出る時は丁度良くても体温が上がってきたら、暑くて汗冷えしてしまいます。
着ていた物を脱ぐと荷物になってしまいますし、冬の格好は難しい…

~11月あたま


日が出てる日中なら、「夏ジャージ+インナー+アームカバー」

この格好に袖無しのジャケットを持っていくとさらに安心。
袖が無いと余り暖かそうに見えませんが、着てみると結構温かく、袖が無い分、強風の日に袖がはためくなんて事もないので、今の時期にピッタリです。

気温が低い時間帯に走る場合は、上記の組み合わせでインナーを厚手の長袖にしたり、レッグカバーを追加するといいでしょう。

・11月あたま~12月半ば


日中でも気温が低く、夏ジャージでは耐えられなくなってくるので、「冬ジャージ(裏起毛の薄手)+インナー(薄手)+ビブタイツ」
ジャージが裏起毛になっているので、インナーは薄手。ビブタイツを履くことにより、お腹までしっかり保温。

・12月半ば~2月末


「冬用ジャケット+インナー(厚手)+防風素材のビブタイツ」

こたつから一歩も出たくない時期ですが、気合いを入れて外へ出ましょう!!
冬用ジャケットは裏起毛+全面が防風素材でできているので相当温かいです。

ボントレガーの商品では、0度以上は「S1」

0度以下は「S2」と記載されているので、気温に合わせてジャケットを使い分けましょう。

インナーの選びの注意点

冬の定番インナーと言えば「ヒートテック」ですが、実は自転車や登山など、汗をかきやすいスポーツには不向きなインナーです。
ヒートテックは汗をかくことによって発熱しますが、使われている素材の「レーヨン」という繊維は濡れると乾きにくい性質があります。

「レーヨン」の割合の多いインナーは、下手すると命にかかわります。
ヒルクライムで大量の汗をかき、凍えながら下山してくると手にも力が入らずそのまま谷底へ…なんて事も。

末端の保護

本格的な寒さになってくると指先、足先が痛いくらい冷たくなります。特に自転車の専用シューズは通気性が良いので、そのままで使用するのはなかなか厳しいです。

そこでつま先だけを保温する「トゥーカバー」、足首まで覆える「シューズカバー」がオススメ。
冬に乗るとなると、もはや必須アイテムといっても過言ではないでしょう。

指先の保護は全面が防風素材になっているグローブを着用するとかなり温かいです。

温かい半面、ハンドルを握りにくくなってしまうので気温に合わせてグローブも使い分けましょう。

顔の保温

1月、2月の厳しい寒さに立ち向かうには、なるべく肌の露出を少なくする必要があります。
寒いのが苦手な自分も愛用している「Bontrager Windshell Cycling Balaclava」は、これ一つで顔・耳・首元すべてをカバーしてくれます。

薄手となっているので違和感なくヘルメットをかぶれますし、口と鼻の周りにレーザーカットの穴が配備され、保温性を損なわずに呼吸が可能になっております。

耳を覆えるキャップもあるので、お好みで選択するといいですね。

いろいろご紹介しましたが、あくまで参考程度にとらえていただけたらと思います。
寒い時は何をしても寒いので(笑)