グラベルライドの季節がやってまいりました!【秋のグラベル】

こんにちは、松戸店の大高です。キャンプと並んで夏のアクティビティのように思われるかもしれませんが、秋口から春先までのこれからのシーズンは、グラベルライドやMTBライドに最適です。

障壁になる様な高さの低木や下草の成長が一旦落ち着き、視界がクリアになるのもありますし、何より落ち葉を踏みつけながらオフロードを走るのはなかなか気持ちがいいものです。

スタッフで下見ライドに行った際、前回3月に使ったコースが塞がっていましたので、そこを迂回し、ほとんど勾配のない50kmのグラベルライドコースを作ってみました。

いつも通り「道の駅しょうなん」スタート

出発時間は9時。少し遅めですが、道の駅の大型駐車場が開く時間帯に合わせています。

サイクリングロードを走る時は、いつものロードのペースより7,8割のペースになるように調整し、その分オフロード区間は多少スリルが感じられるくらいの速度で走っていきます。

あくまでも今回のライドの趣旨はオフロード走行。タイヤのトレッドが路面をとらえる感覚や、細かな路面のギャップの変化を感じ取れるぐらいの速度感にし、常に緩やかな緊張感が続くようにしています。

今回のライドは比較的バイク歴の長い方が多いのか、個人的には難所になりそうだなぁと思っていた場所もスムーズに進み、コース前半は時間的な貯金が出来ました。

喧騒を離れられる瞬間

今年の3月にグラベルライドを開催した時は、手賀川から千葉ニュータウンを東回りで走り、向かい風の強い新川でショートコース50kmとロングコース70kmに分かれて帰ってきました。

春のグラベルライド in 手賀沼

今回はそのロングコースを逆順に西回りに走り、船橋市のアンデルセン公園の方を迂回してくるルートをとっています。

国道16号と464が交差する辺りなので、週末ともなるととても混雑するエリアです。我々一行は幹線道路を串刺しするようにオフロードを南下してしているので、混雑とはほぼ無縁。

道路を横断するときだけ気を付ける必要がありますが、なるべくアンダーパスを使っていきます。

写真では喉かな田園風景の地方を走っているように見えますが、一本挟むと交通量の多い県道が通っていたりします。

新川のサイクリングロードに戻ってくるまでは、ロードバイクに出会うこともありませんでした。(写真は撮れませんでしたが馬には出会いました!)

今回も風が強い日でした

途中ツタがドライブトレインに絡まる軽微なトラブルがありました。
これぐらいのイベントが発生した方がむしろオフロードのイベントっぽくて、ちょっとした盛り上がりが記憶に残ったりもしますね。

春に新川サイクリングロードを訪れた際は、河津桜が丁度見ごろを迎えていましたが、今回は同じ桜の木から落ちた葉を踏みしめ、ススキを眺めながらスタート地点に向けて舵を切りなおします。

その時も川沿いを北西に戻って行ったのですが、あの日を再現するように同じ方角からの向かい風を受け、ややペースが落ちてきました。

この北西の風をうまく利用してオンロードを移動し、向かい風に逆らうようにグラベルを走って帰ってくるのも良さそうですね。
次回は利根川を利用して時計回りに走るルートを考えてみましょうか。

太いグラベルタイヤを履いて低めの空気圧で走っていると、未舗装路区間はバターの上をなでるようにスムーズかつ快適なのですが、意外と細かな起伏で体力を消耗していいたりもします。

舗装区間に来るとこの快適なタイヤが重りのように感じだしますが、前半の貯金がだいぶ効いてきて、ほぼ時計通りの午後1時にスタート地点の道の駅に戻って来れました。

距離にして55km。平均20km/hぐらいのゆったりとしたペースですが、未舗装路を走っているので、体感その距離以上の満足感が得られたと思います。
来年に向けてグラベル区間をもう少し散策しておきます。

次回もお楽しみに!