ご近所の山々をかじり尽くす ”月登り&やさしい宝篋山トレイル”

また一人 新たにランニングシューズを手にして走り出した仲間が増えました。
着々とオンザロード内でバイクwithランが浸透しております。
この流れを増幅すべく、今後のハイブリット型イベントのあり方を模索しております。

ホリコシ君、野山を走って それ仕事なの?

自転車とランニングをクロスすると様々な面でバランスが良くなります。
不思議と自転車の面白さが増します!!そして新たな気付もあります。 
走るのも歩くことの延長上、日々の生活で皆さん歩いてますよね、裏を返せば走る準備はもう出来てますよ!!

改めまして、こんにちは。柏店の堀越です。
今回はその雰囲気を簡単にお伝えしつつ、最後に”ハイブリット型イベント”の今後の方向性を示したいと思います。

まずはゆっくり筑波山。

不動峠からスカイラインを経由して八郷地区の十三塚峠麓まで、ウォーミングアップを兼ねて小一時間のリラックスライド。
そこから激坂で知られる十三塚の導入区間を利用してのポイント走をします。

同じペースで走っていても、後半にかけ斜度が上がるので自然と負荷が増してきます。
その負荷を利用しながら、あえて惰性を殺してゆっくり走る事で、バランスを取るための重心位置に気付きがあります。
ちょっと手を放すと、より意識して重心を感じられます。

厳冬期は関節や筋肉が萎縮しており、過度に負荷をかけたりタイム短縮を狙うような走りは怪我のリスクを考えて控えめにしておきます。
ちょっと物足りないくらいで丁度よい。


平地もゆっくり巡航してグループライドの雰囲気を堪能しつつ、最後の峠はフリーペースで思いのままに駆け登ります!!
距離45㌔で、獲得標高1300㍍。いい配分の登坂走でした。


続いてじっくり宝篋山
ロードバイカーには馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。宝篋山(ホウキョウサン)。
北条大池から不動峠を正面にして右隣の電波塔のある山です。最高峰460メートくらいですので、つつじが丘と同位くらいです。

北条体育館を出発して1㌔程で、激激坂を越えるとトレイルに導かれます。

写真では判別付かない登山道を掻き分けながらランニング!?ほぼ歩く位の速さで走ります。
気持ちの上では走ってますが、肉体が追い付いてきません。

下界の音も消え、人工の物影もなくなり自然の中にいるなぁと思いつつも、
そこに生えている杉は人工林でしょうな、きっと。

浅間神社の鳥居をくぐると山頂に到着です。ここまで3㌔で460㍍登ってますので、平均勾配にすると15%位ですね。

筑波山の奥には日光男体山がみえます。
360度のパノラマは霞ヶ浦の先の太平洋から、富士山、秩父の山々、日光連山、と関東平野を一望できます。
が、ゆっくりしていると汗冷えするので最小限の休憩に留めます。


山頂は日差しがいっぱいで、暖かくやさしく登山者を迎えてくれます。

あとは別ルートで下るだけですが。トレイルランの怪我は大半が下山中に発生します。
最初はゆっくり歩いて、足首の柔軟性を下り仕様に慣らしてゆきます。が、


やっぱり走りたくなってしまうのです・・・ 因みに青ベストの御方は初トレランにも関わらすダウンヒルもイケイケでした。

途中の沢の泥濘を避けようと谷側と崖側の選択を迫られる場面。
一見安全そうな崖側には野薔薇の群生があり、棘に刺された模様です。

登りも下りも、自転車では使い切れない筋肉を駆使してます。
転がる石ころに荷重を掛け損ねると瞬く間に転倒します。スリルの連続で最後まで気が休まりません。

一時間半で8キロの行程ですが、非日常的な空間に脳が開放されつつも、覚束ない足元を確保し、次のステップを何処に着地させようか路面状況を視覚処理し脚への神経伝達の繰り返しに原始的な疲労を感じます。

こんな風に太古の人々は獲物を追って裸足で駆け回っていたのでしょうね、人類は少しの進化と引き換えに大きく退化してるいる気がします。それは私の加齢による思い過ごしか・・ 最近視界が・・ 獲物なんか見えやしません。


これからどうなる堀越のイベント展望

自転車+αなイベントは何を目指しているのか? と時たま質問をうけます。
即答できる明確な答えを持合わせておりませんでした。そこで考えました。

「自転車」を始めたきっかけ、そして乗り続けるモチベーション、加えてランニングと水泳まで手を拡げて何を求めているのかと、自問を重ねるうちに、薄っすら輪郭が見えてきました。
「健康」「成長」を実感すること。この2つに絞りましょう。

この2つの重要性について殊更説明する必要はないとして。
このワードを具現化する指標もあればもっと明確になりますよね、どんなものがいいのか!?
ズバリ、

【 実年齢より15歳若い躰を造り続ける 】

を目標に今後のイベントを組み立てたいと思います!!   *数値は体組計に乗ってTANITA 先生に提示してもらいましょう。
同世代より15歳若い躰と心を維持できたら、社会生活で困る事もないでしょうし、より趣味の時間が楽しく過ごせるんじゃないでしょか!?

激しい強度や長時間のトレーニングで根性から鍛えるのも時には必要かもしれませんが、まずは楽しむ事が一番で、次に続ける事。
でも苦しい時程 皆さんイイ笑顔になるのでさじ加減に悩みますネ、


登坂中の兄さんはランニング超ビギナーですが、3回目のランにしてトレイルを完遂とは成長著しですね、バイクのヒルクライムにも活きてきますよ。