一瞬で三県制覇な北関東ライド

北関東2県(栃木、群馬)は果たして本当に遠いのか?ということでイベントで行って来ました松戸の戸邉です、こんにちは。
今回はオンザロードのイベントでも行く機会が少ない栃木、群馬、埼玉方面へ行って来ました!

そもそも北関東とは

青線が利根川

関東1都6県のうち、利根川よりも北に位置する県(茨城、栃木、群馬)を北関東と呼ぶそうです。
テレビではよく魅力が無い、都道府県ランキングで例年下位にランキングしている等言われていますが、自転車乗りからすればむしろ天国だと思います。
何故なら利根川サイクリングロードを北上すれば伊香保温泉で有名な渋川市まで行けますし、ヒルクライムトレーニングをしようと思えば北関東3県は筑波山をはじめ比較的標高の高いいろは坂や赤城、榛名、渋峠、碓氷峠と、南関東在住の私が羨ましい環境です。
余談ですが、オンザロードスタッフはほとんどが北関東(特に茨城)出身です。北関東生れじゃないのは私含めて守谷の西山氏と村上氏ぐらいです。
それくらいオンザロードは茨城に染まっているという事です。多分(笑)

三県境目指して出発

群馬県って入国審査あるらしいですよ

今回ご参加頂いたのは左からノマタさん、ツルノさん、トバさん、コスゲさんにご参加頂きました!皆さんパスポート持ちましたか?(ネタです)

松戸店出発後、私のイベントで必ず走る江戸川を北上、関宿城まで走ります。

飛んでくる虫がそこそこ痛いこの時期

関宿城を過ぎたらすぐに北関東、茨城県五霞町に突入、茨城県で唯一利根川の南側にある自治体です。
圏央道や無法地帯線形の良い新4号があるので鉄道が無くても比較的都内へのアクセスは良好かと思います。

そして県道をしばらく進むと国道4号付近で埼玉県久喜市に突入、ここから頻繁に県が変わってきます。

意外と知られていないのが茨城県は新幹線駅はないが新幹線が通っている(五霞、古河)全国でも珍しい県です。

栗橋で国道4号を一瞬通ると同時に利根川を渡り、埼玉県久喜市から茨城県古河市に入ります。
古河は茨城県で県庁所在地の水戸に行くよりも宇都宮や大宮に行く方が早いというなかなか変わった市です。

その理由はJR宇都宮線が古河市を通っているからです。因みにこの付近は栗橋駅(埼玉県)→古河駅(茨城県)→野木駅(栃木県)と、3駅連続で駅所在県が変わります。

古河から裏道や一般道を使って国道354号線に出て、渡良瀬川を渡り、再び埼玉県(加須市)へ、ここに架かっている橋の名前に注目してください。

読みにくいかと思いますが、こちらの橋、三国橋(みくにばし)と言います。名前からして今回のイベント名との関連性がプンプン匂いますねぇ。
名前の由来を調べてみたら下総(しもうさ、現在の茨城県)、下野(しもつけ、現在の栃木県)、武蔵(むさし、現在の埼玉県)の3国を跨ぐので三国橋と命名されたそうです。
ちなみにこの道を真っ直ぐ行くと、カーナビが忙しないことになるそうです(笑)

平地の秘境?三県境到着


渡良瀬川を走って数キロ、目的地である三県境に到着。栃木県栃木市、群馬県板倉町、埼玉県加須市にまたがる、日本で唯一平地にある三県境です。
ちなみに三県境は日本各地に40カ所ありますがここ以外は山、川といった立ち入れない場所ですが、ここはなんと最寄り駅である東武日光線の柳生駅から歩いて5分位で着いてしまいます。因みにこのすぐそばを走っている東武日光線も最寄り駅の柳生駅から3駅連続で駅の所在県が変わります。柳生駅(埼玉県)→板倉東洋大前駅(群馬県)→藤岡駅(栃木県)よくこんなところに県境作ったもんですね(笑)

そして三県同時に制覇できてしまうポーズはトップの写真以外にも・・・

こういうポーズもあれば

看板を入れ替えようと画策する人も・・・(笑)

話題に上がったのが、「ここで事件が起きたら、どこの県警が出動するのか?」という疑問に「みんな押し付け合うんじゃないか?」という結論に至りました(笑)
謎は深まるばかりです。

名物食べましょう!

三県境から徒歩5分くらいで道の駅かぞわたらせに到着

一瞬だけシクロクロスします(笑)

意外にも加須市はうどんが有名らしいです。

この時期に食す冷たいうどんののどごしたるや・・・

そして今回のターゲット、レモン牛乳製品

ほんのり甘いのがちょうどいい感じに疲れを癒してくれます。

アイスもあります。下見に行ったときに食べましたが硬すぎてスプーン折れました(笑)

そして農道や裏道を使って松戸店へと戻って来ました。

結論:北関東は近い

ご参加頂いた方暑い中お疲れ様でした!