マドンSL5 君に無限の可能性

9月にマドンを手にして早4ヶ月・・・とうとうこれを書くときが来ました。
レビューを待っていた皆さん、「遅えよ!!!」と思っていますが決して声にしてはいけません、心の中でとどめてください笑
ということでこんにちはつくば戸辺です。

そもそもなぜマドンなのか

ご存じの方も多いと思いますが、私は9月よりつくば店に異動となり、これまでのスペシャライズドのバイクはつくばで紹介してもトレックのバイク販売には繋がらない!(当たり前だ)ということで買いました。
最初はエモンダALRにSRAM FORCEでもつけようかなと思っていたのですが、すでに遠藤氏がエモンダALRに乗っている、何なら今までずっとアルミバイクに乗ってきたのでこの機にカーボンにしてしまえ!というノリでマドンにしました。

ちなみにアレースプリントもまだ使ってます。日曜練でもたまに使うので乗りたい方は戸辺まで

TOBE`s MADONE SPEC


MADONE SL5 Gen8
サイズ:M
カラー:ヘックスブルー
メインコンポ:シマノ 105 12速(機械式)
ホイール:ボントレガー アイオロスRSL37
ハンドルバー:Vision TRIMAX AERO(上400、下420)
タイヤ:iRC FORMURA PRO 28c


まず乗って感じたのはISO FLOWがもたらす快適性です。ISO FLOWの特徴は、空力性能と快適性を同時に向上させたトレックの技術力の結晶です。お尻への突き上げがかなり緩和されてます。マジです。

漕ぎ出しの印象はお世辞にも軽い!とは言えませんが、スピードに乗ってしまえば速度維持が楽で空気抵抗もかなり少ないといった感じです。
ちなみに、現代のレースにおいて最も登りとエアロのバランスがいいのが35ミリ程度のリムハイトのホイールみたいです。

店内になにか落ちてるようだ


続いてハンドルバーです。ロードバイクにエアロハンドルバーを取り付けると戦闘力倍増するという中学生男子が考えそうなことを23歳がやりました笑(心の中は未だに中2)

取り付けたハンドルバーはVision TRIMAX AEROというモデルです。このハンドルバーはワイヤー引きの変速に対応しているのが最大の特徴です。
新型マドンにはRSLエアロバーつければいいじゃん!と思う方もいらっしゃると思いますがRSLエアロバーは電動変速専用設計となっているのでSL5にポン付けが出来ないのです・・・

前方に若干突き出ているので前傾強めになります

また、このハンドルバーは近年のトレンドであるブラケット部分と下ハンドルで幅が違うハンドルバーです。ダウンヒル時は幅広のほうが重心が低くなることに加え、安定感が出ます。


ホイールはボントレガー アイオロスRSL37、タイヤはiRC FORMURA PRO28c(フォーミュラプロ)です。
極力軽くしたい!という零戦の設計思想が半分入ってる理由でこれです。これ以上高いと峠でちぎられてまう・・・(そういや元松戸で野田在住のトライアスリートの柏スタッフも過去のブログで同じこと言ってたような・・・

タイヤはiRC FORMURA PRO28cを使ってます。第6世代となったFORMURA PRO、トレッドパターンが刷新され、ロゴも金色になりました。使ってみた感想としてはめちゃくちゃグリップします。
箱根の1号線を下ったときや表筑波を下ってるときのカーブでも安心してバイクを倒して曲がれます。
あとチューブレスなので乗り味もGOOD!

結論

マドンSL5は無限の可能性を秘めたバイクです。素組みの状態でも高いパフォーマンスを期待できますが、私のようにカスタムすることで上位グレードに勝るとも劣らないスペックになります!
快適と空気抵抗という本来なら相反する2つを両立させたマドンはまさしくトレック開発陣の技術力の賜物です!

つくば店には私戸辺のマドンを含め、マドンの試乗車のご用意がございます。
究極のレーシングバイクの素晴らしさをぜひ体験していただければと思います。