マウンテンバイクにカーボンハンドルのすゝめ

こんにちは、マウンテンバイク大好き守谷店の色川です。

オフロード走行ではハンドル操作がとても重要な要素、そんなマウンテンバイクのアップグレードにお勧めしたいのがカーボンファイバー製のハンドルバーです!


バイクに標準で装備されるハンドルバーはアルミ製の物がほとんどでコストの関係で重量が重く、オフロード走行では路面からの振動が鈍重で上半身に負担がかかってしまいます。

トレックのカーボンハードテールバイク プロカリバー9.6に標準装備のハンドルがアルミ製で幅が720mmで296gでした。

これをカーボンハンドルに交換していきます。

お勧めカーボンハンドル


今回交換するハンドルは
TIOGA (タイオガ)
ロングホーンカーボンフラットバー
価格:20,350(税込)

価格、強度、重量、成形精度が良くコスパ最高のハンドルです!

もっと軽くて強いハンドルも他メーカーから有りますがお値段が・・・

安すぎるノンブランドのカーボンハンドルは強度と成形精度が悪いものが多く折れやすいかと・・・

ハンドルに書かれている数値の見方


ステムクランプ径:31.8mm
ライズ:0mm
幅:750mm
アップスイープ:0度
バックスイープ:9度

ステムクランプ径

ハンドルを固定する部分の太さでクロスカントリー用ハンドルでは31.8mm、トレイルライド、ダウンヒルなど激しい下り用は強度が必要なため35.0mmが人気です。

ハンドル幅

クロスカントリー用は登りなどでペダリング時にハンドルを引き付けやすく、ハンドル操作とのバランスを取って700mm~750mmほど。
トレイルライド、ダウンヒルなど激しい下り用にはハンドル操作と前後左右への荷重と踏ん張りが効く750mm~800mmほどが良いです。

バックスイープ


バックスイープはハンドルが手前に向かって曲がっている角度で、手首や肘をリラックスしてハンドルを握るさいに関係するもので8~10度くらいのものが多いです。
登りでハンドルを引き付けやすくなら9度以上、下りで肘を開いて操作性を良くするには9度以下が目安。

ライズとアップスイープ


Aライズはハンドルの高さで、クロスカントリー用は前傾姿勢でペダリングしやすくするためライズ0~20mmほど。
トレイル、ダウンヒル用はバイクを操るために姿勢を起こし、かつ前方への踏ん張りが利く20mm~50mmほど。

Bアップスイープはハンドルを握った際の肘の開きやすさや、ダイレクトなハンドリングを求めるさいはアップスイープを上げ、荷重をいなす乗り方にはアップスイープを下げます。
ハンドルの取付角度で調整できる角度でもあります。

交換時の注意点


マウンテンバイクのハンドルは必要に応じて幅をカットして使うためカット用の目安の目盛りがあります。

カーボンハンドルをカットする際は、金属用ノコギリでザクザクと切るとカーボン繊維がボロボロになるので注意が必要ですよ!


アルミハンドルを外す前にブレーキレバー、シフトレバーの位置を計測しておきます。

カーボンハンドルにブレーキレバーとシフトレバーを付ける際はカーボンに擦り傷を付けないように、また固定ボルトの締めすぎは破損につながります。

結果報告


カーボンハンドルの実測重量185g (幅750mm)

アルミハンドルから111gの軽量化!
それ以上に乗り心地が断然よくなります。
軽快なハンドリングとカーボンの振動吸収性のおかげで上半身にやさしくなるのでオフロード走行がより楽しくなること間違いなしです!

さぁレッツ カーボンハンドル!
走り方に合わせたカーボンハンドルの選び方などより詳しくは色川までご相談ください。