スラムetapAXSレバーの電池交換方法
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ロード系スラム製12速コンポ「スラムEtapAXS」発売から早数年、最近レバー側の電池交換の依頼を頂く事が増えてきました!こんにちはスペシャライズド松戸の向井です。
今回のブログでは電池の交換方法をご説明していきます。
レバーの電池交換
変速レバーの電池は、レバーの下側にあります。
レバーのブラケットカバーを写真の様にめくり、下側からレバーを覗くと電池カバーが確認できます。
カバーはコインかコインドライバーにて取り外し可能です。カバーはネジを緩める方向へ90°回すことで外す事が出来ます。
電池はサイクリストにお馴染み「CR2032」です。カバーには「+」のマークが表示してある様に、下側(地面側)に「+」がくる様に電池をセットし電池交換は完了です。
リアディレイラーとレバーを同期させる方法
電池交換後、レバーを操作しても変速出来ない事があります。その場合はレバーとリアディレイラーの同期が切れてしまっている場合が多いので、新たに同期させ復旧させます。
まずリアディレイラーのAXSボタン(以下ボタン)を長押しします。
ボタンを押し続けるとリアディレイラーのLEDが点灯し、その後数秒で点滅します。LEDが点滅が始まれば同期モードに入っているので、ボタンを離します。同期中LEDは点滅し続けます。
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リアディレイラーのLED位置
このとき同期させたい方のレバー内側のボタンを長押し、LEDが点灯から点滅へと変わればボタンを離し同期完了です。リアディレイラーとの同期が完了したら、リアディレイラーのボタンを1回押し同期モードを終了させます。
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レバー側LED
次回のブログではスラムのスマートフォンアプリ「SRAM AXS」の解説をしたいと思います。
おまけ
リア&フロントディレイラーのAXSボタンは1回ポチっと押すとギアチェンジができます。レバー側のバッテリーが切れてしまい電池もすぐに交換出来ない状況の場合はAXSボタンによるギアチェンジでピンチを切り抜けましょう!
フロントディレイラーは1回押すごとにギアの切り替え
リアディレイラーは1回押すとシフトアップ(重くなります)、2回押すとシフトダウン(軽くなります)できます。
おまけ2
スラムフラットトップのチェーンは、チェーンオイルが切れてしまうと変速性能が著しく低下し、ギアの切り替えができなくなる事がよく起こります。変速の調子が悪い時は、まずチェーンの清掃&給油を試してみましょう!