6月の森谷・初めてのトライアスロン【バイク編】

真夏の青空が大好きな皆様、こんにちは。
真夏の暑さが大嫌いな森谷です。
前回に引き続き、トライアアスロンに向けてのブログを綴らせて頂きます。
今回はバイクパートです。

前回のブログはコチラ↓

6月の森谷・初めてのトライアスロン【スイム編】

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6月の森谷・バイク

はじめに言っておきますが、バイクの練習に関しては特に変わったことはしておりません!(どーん)
Because(何故なら)、毎週日曜日に柏店にてロードバイクの練習会をしているからです。

あのいつも森谷が最終的に千切れちゃうアレねぇ~。(泣)

というのもですね、柏店の練習会は1周約13kmのコースを3周します。なので、合計で約39kmです。
私の出場する木更津トライアスロンはバイクパートは40kmなので、森谷にとって非常に都合の良いありがたい練習会なのです。

集団走行ではありますが、常時40km/h前後で走行するので、緊張感を持って走れます。

トライアスロンは基本的にドラフティング(前の人を風よけにして走行すること)は禁止にされているので、レース中は単独で走行することになります。
ですが、単独での練習で常時40km/h前後で走行しつづけるのはなかなか大変です。
強度を上げてバイクの練習をしたい場合は、集団走行で周りの人たちに引っ張ってもらい、自分一人では出せない速度域で走るのが一番効果的、かつ実戦向きです。

高速域での集団走行は集中力と判断力がかなり養われます。

最近は室内ローラーでバイクの練習を終わらせてしまう方も多いですが、月に何回かは外で実走練習をしておかないと、実際のレースでなかなか対応できなこともあります。
路面のギャップ、風、暑さ、カーブ、上り下り etc…。
集団走行&平地での実走の練習をご希望の方は練習会イベント豊富なオンザロード柏店へ!!

練習以外でなにか変えてないんかい?

いつの間にか練習会の宣伝になってしまいましたが、今度は商品のご紹介です。笑
バイクの練習はオリンピックディスタンス(バイク40km)でしたら、オンザロード練習会に参加していれば何ら問題ありません。
ですが、バイクの方はちょこっと弄りました。

まずは、トライアアスロンでは必須のDHバーです。

DHバー(プロファイルデザイン)

ごめんなさい、必須は言い過ぎました。平地でかつ直線の多いコースではあったほうがいいDHバーです。
トライアスロンはDHバーは必ずしもつけないといけないわけではありません。
コースによってはむしろDHバーが無い方が重量も軽くなるので、速く走行できる場合もあります。

またポジション出しが難しいんです…。

ですが、トライアアスロンという競技の特性上、スイムの後にバイク、そしてバイクの後にランとなるので、極力体力の消耗は抑えたいところです。
スイムの後ですと、上半身(というかほぼ全身)が疲労しているので、上半身をハンドルに丸々預けれるDHポジションは非常に楽です。
また、ブラケットポジション以上に前荷重になるため、疲弊していてもペダルに体重を乗せやすいです。その結果、あまり足を使わずにペダルを回すことができます。

特に江戸川や利根川など、フラットで長い直線のある河川敷にうってつけ。

注意点としては、DHポジションは乗り方が非常に独特なので、なかなかポジションが定まらないことです。
また、一口にDHバーといっても種類が多く、バイクやDHバーの種類にによっては装着できないものもあります。
なので、DHバーを検討されている方は一度柏店にてご相談ください。(自分でやると大変です)

DHバーについて松戸店時代にブログを書いておりますので参考までに↓

森谷のトライアスロン挑戦日記~DHバーをつけましょう~

タイヤも新調しました

今まで通勤も考慮してタイヤは敢えてBontrager R1を装着しておりました。

Bontrager R1。パンク知らずのスーパーでグレートなエントリータイヤ。

ですが、流石にレースではもうちょいいいタイヤで走りたいなと思い、TREKから新商品で販売していたPirelli P Zero TLR RSに新調いたしました。

Pirelli P Zero TLR RS

ピレリのタイヤは初めての森谷。新商品っていうのはいつでもワクワクしますねー。
チューブレスレディなのでチューブレス化も可能。
タイヤが固くてにホイールに装着するのにめちゃめちゃ時間がかかってしまったのはココだけの話。笑

ホイールに装着!うーむ、素晴らしい。

「ピレリ史上最高のスピード、グリップ、ハンドリング、軽量性を実現した~」と、ピレリのサイトでは書いてありましたが、なにせ初めてなので文面だけではなんとも。
なので実際に走ってみました。

森谷の庭・江戸川にて。(大嘘)

走り出してまず感じたのは、路面抵抗の少なさです。
今までのタイヤは路面に対してグイッと食いつく感覚がありましたが、(それはそれで良かった)今回は路面をサラサラ走るような感覚でした。
例えるなら、タイヤが路面をキックして加速させてくれているような感じ。(伝わるのかこの文章。笑)

転がり抵抗は先代よりも16%も低減。先代を知らなくてもめちゃくちゃ優秀なタイヤというのが感じられます。

また、近年のトレンドにあわせて、28C以上のサイズはフックレスリムに適合(TLRモデルの26Cを除く)しています。チューブレスにすると、もう一段階上の快適なタイヤになります。

ETRTO規格に適合させるためタイヤ空気圧は5bar/73psiまでと規定されています。

私は他のスタッフに比べそれほどタイヤにこだわりはありませんでしたが、今回のPirelli P Zero TLR RSは自分が速くなったと錯覚するくらいめちゃめちゃ進むタイヤです。
かなりおすすめですので、気なる方は柏店にてご注文ください。←ここ重要。笑

人間側もバージョンアップ

バージョンアップといってもサイボーグになったわけではありません。笑
トライアスロン用のサイクルジャージ・トライスーツを購入しました。

OTRエアロメッシュトライスーツ

一見普通のオンザロードジャージですが、着るとかなりタイトな印象があります。そして締め付けが若干強めです。
これは水の中に入るのを想定した乾きやすい生地になっているので、人によってはかなり窮屈に感じるかもしれません。

水泳をやっていた方や肩幅が広い方は、最初は着るのに抵抗を感じるかも。

後ろにはポケットが2つついているので、ラン、バイクの時に補給食を入れているとgood。

クロールの動作をすると、ワンピース故の突っ張る感じもします。ただその分、下半身との連動も感じやすいです。

私もそうですが、普段水着でプールを泳いだいる方には多少違和感があるかもしれません。

「えー?わざわざこんなキツそうなジャージ着てレース出る意味あるの??」
と、お思いかもしれませんが、メリット大アリです。

まず、トライスーツを着ることで、トランジットで着替える必要がありません。

トランジットっていうのは種目切り替え時のいわばお着替えエリアですねー。

スイム→バイク→ランと移行していくトライアスロンの中で第4の種目といういわれるほど重要なトランジット。
各種目疲弊しながらそのトランジットエリアで着替えるわけですが、特にスイム→バイクに移行する時に、水着からバイクの格好に着替えるのはかなりのロスです。
トライスーツなら乾きやすい素材で、かつ臀部に薄手のパットが入っているので、ウェットスーツを脱いだらそのまま走り出せます。

3種目の中で最も距離が長く差が出やすいバイクパート。ここでの出遅れは致命的です。

また、今言った通り、生地が速乾性に優れているので、スイムから上がった後でもバイクに乗ったらすぐに乾きます。
特に暑い夏の時期に行われるトライアスロンは汗のベタつきがかなり不快に感じられますが、トライスーツにはそれが皆無です。

実際にトライスーツで銚子まで泳ぎに行きました。自走で。

左:森谷 右:堀越

先日、トライスーツを着て銚子まで自走で行き、海で泳いで帰ってきました。
普段は真夏だとサイクルジャージが汗で重くなるのですが、トライスーツはそういったことが一切なく、最後まで不快感ゼロでした。
スイムも特に問題なく泳げました。ただ、トライスーツが海水で身体に密着するので、呼吸は少し苦しかったです。

このジャージなら真夏のライドはドボンし放題です。

スイムも問題なく泳げ、バイク時も快適に走れる、薄手のパットのお陰でランもしやすい。
トライアスロン出るならトライスーツがかなり楽ちんです。
皆様もご興味ある方は柏店にお気軽にお問い合わせください。

以上、夏のトライアスロンおすすめ商品のブログでした!(違う)

ランパートに続く。