6月の森谷・初めてのトライアスロン【スイム編】



母なる海よ、私に力を与えたまえ…(ブクブクブク…)

全国のカナヅチでお悩みの皆様こんにちは。
4年かけてどうにか泳げるようになった柏店森谷です。
7月になりましたねー。マジで暑いですねー。笑
最近暑すぎてライド中に水(主に海、川、プール)にドボンするのが私の最近のルーティンです。

暑いからと言ってあんまり長く水に浸かると冷えて寒くなりますのでご注意を。

そんな夏真っ盛りな森谷ですが、6月の近況報告をさせていただきます。
今回は木更津トライアスロンに出場した関係上(?)3種目(スイム→バイク→ラン)に分けたうえでレースレポートを書かせていただきます。
つまり4部作です。笑
トライアスロン成分多めではありますが、暇つぶしに読みたい方、森谷が悪さしていないか監視したい方、そしてこれからトライアスロン始めてみたいという方、是非御覧ください。
今回はスイムパートです。

先月号はコチラ↓

5月の森谷・「森谷さん、痩せました?」

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6月の森谷・スイム

冒頭にお話した通り私は泳げるようになるまで4年かかりました。
4年かかった原因としましては、まず上半身が大きすぎたこと、そして単純に1.5km泳ぎ切る体力がなかったことです。

この左の状態ですねー。

上半身の筋肉が肩周りの動きを阻害して肩が回らない、更に肺も広がらず呼吸も苦しい。
なのでまずは上半身の体系を変えるところから始めました。

泳ぎもクロールじゃなく平泳ぎから始めました。

週1~2ペース、最初は50mも泳げませんでした。が、根気強くブールに通い続け、そこから徐々に距離を伸ばし4年かけてようやく1.5km泳げるようになりました。
プールでは。

因みに私はスクールには通わず、すべて独学です。

ウェットスーツがあれば大丈夫

実際のレースではオープンウォーター(海、川、沼、貯水池 etc…)で泳ぎます。
特に海では波や潮の流れ等があるため、プールのように泳げるとは限りません。木更津トライアスロンも東京湾で泳ぎます。
なのでレース前に海とはどんなもんだか知る必要があり、実際に海に泳ぎにいきました。

@ 阿字ヶ浦海岸

海で泳ぐに当たり、必要になるのがウェットスーツです。
トライアスロンの大会ではウェットスーツを義務付けられることが多く、無いと出場できないレースもあります。

さっきからプカプカ浮いてられるのはこいつを着ているおかげなのだ。

ウェットスーツを着ると浮力が大幅に増し、泳ぎが得意ではない森谷でも溺れることなく泳げます。
また、防水防風のため、着ると真冬でも暖かく、水温の低い海水や湖でも体温を保つことができます。

因みに!オンザロードではウェットスーツをオーダーメイドで注文できます!

意外と知られていませんが、実はオンザロードでもウェットスーツの注文が可能です。

森谷も柏店にて早速オーダーを頂きました。ありがとうございます。

着脱は後ろのジッパーを使って行います。泳いだ後だとコレがまた難しい…。

オプションでボトムスにもジッパーがつけられます。追加料金はかかってしますが、絶っっっ対にあった方が良いです。

サイズ感、ウェットスーツの種類、金額、納期の確認など、各店で採寸したうえで注文できますので、気になる方はお気軽にご連絡ください。

さあ、泳いでみましょう

そのウェットスーツを着たうえでの海で泳いだ感想ですが、まずウェットスーツのお陰でとにかく体が良く浮きます。
普段プールだと水面に対して身体を水平にするのはなかなか難しいですが、ウェットスーツのおかげで常に身体が沈まなくなるので、「溺れる」という恐怖感はなくなりました。

下半身が沈まないので、手の動きに集中できるのが良かったです。

「これなら無限に泳げる…」と、思いましたが、海でのスイムははそう甘いものではありませんでした。
まず前が見えない…。笑
海水はプールと違い、砂や不純物が多くあるため、ほぼ水中では視界ゼロです。(場所によりますが)
そのため、ヘットアップ(スイム中の前方確認)が必須です。
私は泳ぐ体力をつける練習はしていましたが、技術的なことは全くしてこなかったので、前を確認する時は平泳ぎを混ぜることにしました。
付け焼き刃でやるほうが怖いですからね。ここはできることをやっていきます。

先程の写真のコレね。ヘッドアップをやらないと進む方向がわかりません。

次に苦しめられたのはです。

ザッパァ~~ン。(波の音)

波のせいで全然まっすぐに泳げなかったです。笑
まっすぐ泳いでいるつもりでも、気づいたら浜辺にいたり、気づいたら同じところにぐるぐるいたり…。
しかも波の揺れで三半規管がやられ、かなり波酔いしてしまいました。
この波酔いが海で泳いでいて最も辛かったです。

波のある時とない時の差が激しいので、急に波が来た時にいかに対応できるかがポイントになります。

波酔いのせいで体力はあっても気持ち悪くなってしまい、コンディションが悪くなってしまいます。
これではレース本番が思いやられますな…。

疲れたら休みましょう

そこで松戸の鉄人・向井さんに海の上でも休憩できるよう、仰向けで浮かぶやり方を教えてもらいました。

波に負けた時の休み方

やり方は仰向けになり、手足を広げ脱力する、というものです。
人が真水に入った際、水面に浮くのは体の2%と言われています。
なので、顔面をしっかり水面から出すのが重要です。

疲れたり、溺れかけたら、冷静に仰向けになり脱力しましょう。

本来は泳ぐ前にこの仰向けになって浮かぶ練習をする必要があったのですが、森谷はすべてをすっ飛ばして泳ぎだして痛い目を見ました。
皆様はこうゆうことがないようにしましょう。
また、レース中疲れたら無理せず仰向けになって休むのも必要だ、と向井さんに教わりました。
確かに続けて泳げるのがベストですが、無理して溺れたりしたら大変ですからね。ランで言うところの「歩く」のと一緒です。

海上での無理は禁物。時には休むのも必要です。

正味1時間30分~2時間ほどしか泳いでませんが、もう身体はクタクタです。
因みに私はプールだと1.5kmは35分ほどで泳ぐのですが、海だと40分はかかりそうです。
しかもこの疲労感を残したままバイク+ランに移行すると考えると先が思いやられます。笑
果たして森谷は木更津トライアスロンを完走、というより完泳できるのでしょうか?

バイクパートへ続く。

6月の森谷・初めてのトライアスロン【バイク編】