Mt.赤城ヒルクライム大会2025に出場してまいりました!

ヒルクライムレースも後半戦に差し掛かってきました
こんにちは今シーズンのラストレースを前にして緊張を隠せないエンドーです。

今年の自分自身、最大の目標である赤城山ヒルクライムレース
群馬のレース(ハルヒル)から始まり群馬のレース(アカヒル)で終わる
そんな群馬づくし1年になりましたw

5年のブランクはあるものの、赤城山ヒルクライムは以前は毎年のように出場していて
大好きなヒルクライムレースのひとつでした。
またあの場所でレースができるのかと思うと、感慨深いものがあります。

まえばし赤城山ヒルクライム大会とは

日本百名山の赤城山を舞台に60を超える連続カーブを駆け上がる
かねてより人気の大会で、参加者も2400名と大規模な
日本屈指のヒルクライムレースです。

全長22.6km(レースは18.9km) 獲得標高1238m
平均勾配6.6% 最大勾配9.7%
と比較的走りやすいコースレイアウトになっています。
が走りやすいからと言って、楽になるわけでは無いのがヒルクライムレースw

まずは試走

道の駅ふじみに集合して(前橋市暑いですW)
今回は地元グンマー帝国の強豪クライマーにエスコートしていただきました。

前半は勾配もゆるく信号がある市街地走行になるため
試走では、畜産試験場の交差点近くからスタートします。

まだ勾配それほどきつくなく、レース当日は集団走行で足を温存する場面です
旧料金所手前ぐらいから、徐々に勾配がきつくなってきます

旧料金所を過ぎると一気に森林に突入です

連番のカーブが始まり
標高1000mを超えたあたりで姫百合駐車場を右手に見ながら通過していきます

最後の山道のカーブ群を過ぎると、最後の直線、白樺牧場を横目に見ながら
もがいて山頂ゴールです!

ゴール地点から勝負どころである姫百合駐車場まで戻って
おかわり練習ですW

今日の練習はここまで、あとは涼しい大沼をサイクリングして
山を下って温泉ですW

練習はメリハリが大事です!

そして最後の〆は、群馬県のソウルフード、そう登利平の鳥めし弁当ですW

レースの前日の過ごしかた、本番当日は

レース前日は練習はお休みします。

人によってレスト(休息)の仕方は様々です、
軽く負荷をかけずにサイクリングするか、完全にノーサイクリングか
自分は後者ですが、どちらが正解とかは無いと思います(^^)
自分自身で色々試してみて、自分に合うやり方を見つけてくださいね。

そして暴飲暴食は避けて群馬の美味しそうなグルメは見ないように心がけますW

みなさんもヒルクライムレース前であれば食事制限やダイエットをすると思いますが
ここまで頑張ってきて、前々日ぐらいからカーボローディングだからといって
糖質をガッツリとり過ぎてしまうと、せっかく頑張ってダイエットしたのに
戻ってしまうことがあるので、気をつけましょうW

あくまでも私見ですが、ヒルクライムレースにカーボローディングは必要無いと思っています。
(長距離のロードレースやエンデューロレースは必要ですよ!)

3時30分起床
消化の良い具の入ってないおにぎりなどを少量食べて
移動して指定の駐車場にて軽くアップを済ませます、

今回はパレードランの区間が長くアップ代わりになるので
心拍が自分の中での目標数値に達したら終わりにします。
(心拍の目安は人それぞれ個人差があり、年齢によってだいぶ差があります)

赤城山ヒルクライムは申告タイム順のスタートになるので、ウエブごとに時間差をつけて
スタートします
レースの並び順はなるべく前の方へ陣取りします(集団での中切れ対策です)

パレードランがスタートすると徐々に位置取り合戦が始まり
計測地点が近づく左コーナー曲がると、さらに位置取りが激化の一途をたどります。

計測ラインを越えて、一気にスピードが上がります!

レーススタートです!

畜産試験場の交差点までは試走どうりの展開です(試走は大切です)
スピードを上げすぎずに一定のペースを刻みます
なかには、待ちきれずダンシングしながらガシガシ踏んで抜いていく人たちもいますが
ほとんどがオーバーペースで後ろに後退していきます

集団も少しずつ、いくつかの小集団に移行していきます

そしていつも旧料金所手前で単独になってしまいますが
今回はつづら折り(連番カーブ)が始まる手前までついていけたのですが、遂につき切れしてしまいます。

今回は以前よりついていけたと思つたのですが、自分にはオーバーペースだったようで
パワーダウンしてしまいました(一度、オーバーペースになってしまうとパワーを戻すのにの時間がかかってしまいます)
なんとか取り戻そうと頑張りますが、無理して踏んだため、左ふくらはぎがつってしまいました

後ろに後退していった人たちに抜かれていきます

もうこれ以上後退できない!抜かれた人になんとか食らいつきます、
つった左足をかばって走っていたため、遂に右脚もつりましたw

もうゴールは間近、気合いです!
最後のコーナーを回って、腹筋に全集中です!

なんとかゴール出来ました。

表彰式(オンザロード多数入賞!)

奥多摩ヒルクライムレースに続き、今回も有名なビッグレースでありながら
オンザロードのクラブ員さんは優秀な成績を残されました。

写真には載っていませんが、女子エキスパート部門でイハラさん4位入賞、素晴らしい!
そして写真の左の大きい人からマツシマさん、ホシさん、セキグチさん
それぞれが年代別で入賞されました!
日々の研鑽の賜物ですね。

そして私、エンドーも今年の念願であった年代別で優勝することができました!

日々やってきたことが、報われた瞬間でした。

現在にあっては、トレーニング方法は多種多様です、最近ではパワー計のトレーニングが欠かせません
それでも、どんな優れたトレーニング方法だとしても、続けなければ意味の無いものになってしまいます。

そして継続するということが、思いのほか大変だということが解った1年でもありましたが、
辛抱強くブレずに続けていけば、結果がでることに気付かされた1年でもありました。

私の場合、それが朝つつじでした。

ヒルクライムシーズンも残り僅か
レースを控えている方はラストスパートです!

全力を出し切って、シーズンオフには美味しいお酒を飲みましょう!
やりきった後のお酒は、さぞかし美味しいはずです、自転車の話を肴にねw