天下の嶮に挑め!箱根駅伝ライド ~山登りはやっぱりキツイ~

こんにちは、高校まで陸上部だったスペシャライズド松戸の戸邉です。先日、休日を利用して箱根駅伝ライドをしてきました!
過去2回、片道だけ走ってきましたが、私自身、200キロ越えのライドをしたことがなかったのと、箱根駅伝が好きということで、この機会に往復で走ってきました!

箱根駅伝とは

箱根駅伝とは、毎年1月2日、3日に東京の大手町から箱根の芦ノ湖間往復217.1 kmを各チーム10人のランナーで走る、お正月の風物詩です。
正月特番のCMの時に見ている方も多いと思います。

2024年大会
三浦龍司選手(順天堂大学、現SUBARU所属)

装備品紹介


今回は200キロ越えということで、サドルバッグ以外にもトップチューブバッグ、フレームバッグを用意しました。補給食、パンク修理キット、輪行袋、スマホ、モバイルバッテリーをこの中に入れておくことでバッグを背負う必要が無くなります。そうすることで背中の蒸れが無くなり、快適に走れます。
また、今回グローブをしていきましたが、持っていたのがかなり薄手の物だったので、走り終わった後に手がしびれて力が入らなくなってしまいました。
そんな時にオススメなのがスペシャライズドから出ている「BG GRAIL (グレイル)」がオススメです!

このグローブは手の神経を保護するクッションが中央に配置されているので、ロングライドで手がしびれるといった方にオススメの商品です。
通常のものと指切りタイプのご用意がございます。

神奈川の端目指してスタート!

果たして大会記録は狙えるんだろうか・・・

スタートは大手町の読売新聞本社前になります。

六郷橋は車道を走れないので側道を使って渡ります

日比谷通り、国道15号をしばらく走って多摩川を渡り、神奈川県に入ります。

戸塚付近で1号線の旧道と新道が分岐する交差点があります。新道は自転車通行禁止なので旧道方面に向かいます。
そしてしばらく進むと戸塚駅の跨線橋を渡りますが、歩行者もいるので優しい心で押し歩きしましょう!

旧道と新道が分岐する不動坂交差点 

横浜、藤沢の市街地を抜け、ここからTHE・湘南な海沿いを走っていきます。

木の奥はすぐ海

この区間は風向きによって天国か地獄かが決まります(笑)

海沿いを抜け、小田原の市街地を抜けると緩やかな上り坂が箱根湯本まで続きます。

小田原市街地を抜けてすぐの上り坂 斜度は5%もないので比較的楽です

箱根湯本駅 ここを過ぎてから5%以上の上り坂が約15km続きます

箱根湯本の温泉街の誘惑に耐えながらひたすらペダルを回します(笑)

太平台のヘアピンカーブ 斜度10%はあるかもしれない・・・

ヘアピンカーブは斜度、曲線共に急なので車道側に膨らまないようによろけない速度で走り抜けましょう!

宮ノ下を過ぎた先に待ち受けるものとは如何に?

宮ノ下を過ぎると直線登坂区間になります。斜度は驚異の10%越え・・・無心で回しましょう(笑)

小涌園付近に踏切があります。一時停止で安全確認と同時にちょっとした気休めになるかもしれません・・・

そしてさらに進むこと数キロ、国道1号線最高地点に到達!ここからゴール地点までは下り坂になります。

この看板が見えた時の安心感たるや・・・


ダウンヒル中に急カーブが3カ所あります。カーブ直前まで安全に曲がれる速度まで減速し、カーブ中はカーブの出口を見る、ブレーキはかけずに曲がり切ることを意識すると、安全かつスムーズに走れます!
また、この区間は芦ノ湖を見下ろす事も出来ます!

ダウンヒルを終え、この交差点が見えたらゴールまで2km程になります。細かいアップダウンが続きますが最後の力を振り絞って漕ぐ!

無事にゴール出来ました!80km走った後に待ち構える山はえげつないですね!(笑)

富士山が綺麗に見えるのは最高のご褒美

記録は如何に!?

嬉しいことに往路新記録達成!(往路記録は青山学院大学の5時間21分16秒)
それでも7分差しかつかなかったという事は、箱根駅伝で走る選手たちがとんでもなく速いということを証明してるのではないかと思います。

以上が今回のライドレポートになります。
このコースもイベント化できればいいな~と思っておりますのでその時は景色を楽しみながらゆったり走りたいと思っています。
皆さんもぜひ一度走ってみてはいかがでしょうか!?

箱根駅伝大好きな松戸店戸邉でした!