たまにはヒルクライム!~栃木県・太平山~①【スタッフブログ】

どうも!スペシャライズド松戸の森谷です!
先日、休日を利用して栃木県栃木市にあります、太平山(おおひらさん)へ行ってきました。
久々のヒルクライムを堪能してきましたよー。

なぜ山へ?ヒルクライムの楽しさ

2018年10月。
私は、オンザロードつくば店に配属されました。
つくばといえば、北関東の名峰・筑波山があります。なので必然的に山を登る機会が多かったわけです。

筑波山山頂にあるつつじが丘

最初はとにかく辛くて辛くて・・・。山を登るたびに後悔し、山を見るたびに絶望していました。笑
しかし、つくば店に配属され1年2年と、繰り返し山を登るごとに体力もつき、登りのペダルの踏み方やギアのあげ方などを覚え、少しずつではありますが登れる体になってきました。
それと同時に、山を登り切った後の達成感や、山頂から見た風景、タイムを競えるやり込み要素等、次第にヒルクライムの楽しさが分かるようになっていきました。

練習会でお世話になっている不動峠

月日は流れ、2021年7月。私は松戸店に異動となりました。
メーカーもスペシャライズドに変わり、新たにバイクを購入することに。「またいつか山を登る時に備えて、少しでも軽いバイクにしょう!」と思い、スペシャライズドの軽量バイクAETHOS(エートス)を購入しました。

登りはもちろん、平地も軽快に走れるAETHOS。

このシンプルなデザインにも惹かれました。

しかし、AETHOSを購入したはいいものの、松戸には山がない!(登り坂はありますが。)松戸市は江戸川サイクリングロードを中心に平地が多く、AETHOSの軽さを活かせる乗り方をできずにいました。

AETHOSを購入して約10ヵ月。通勤もライドイベントも平地ばかり。山と言ったら登りなれた筑波山。
せっかくAETHOSを買ったんだからもっと他の山も登ってみたい!
ということで、登ったことのない太平山にいくことにしました。

半日でいける!栃木市太平山

そもそもなぜ太平山にしたかと言うと、単に私の自宅(千葉県野田市)から近かったからです。笑
普段は自走でいろんなところにライドに行くのですが、午後には娘の迎えもあった為、時間短縮を優先。あとは交通費をなるべくかけたくなかったというのがあります。
車で高速道路を使わずに午前中で帰って来れる山で探したところ、太平山がヒットいたしました。

渡良瀬遊水地は私の自宅がある野田市から車で約1時間、松戸からだと2時間もあればでついちゃいます。

今回は栃木・群馬・埼玉の三県境で有名な渡良瀬遊水地からスタート。
太平山付近まで車で行っても良かったのですが、アップも兼ねてあえてここから。
県道11号線をひたすら走り、太平山へ向かいます。

進むにつれて次第に山の雰囲気が漂てきます。

10km程走ると、太平山の最寄り駅である大平下駅(おおひらした)が見えてきます。太平山はハイカーの方にも人気の山で、駅から登山の格好をした方々が続々と降りてきました。
道に迷ったらハイカーの方についていくのもアリかもしれません。笑

JR両毛線大平下駅。輪行で来られる際はこの駅で降りましょう。

改札付近にマップもあります。

因みに、こちらの大平下駅、栃木市大平町という場所にあるのですが、太平山と漢字の表記が異なっています。
表記の違いについては諸説ありますが、私が調べたところによりますと、昔、太平山の「太平」をとって「太平村」にする予定でした。
ですが、大平村の字画が七五三(逆順)となるように縁起をかついで「太」「大」にしたそうです。
太平山と大平町、ちょっとややこしいですが、こうした歴史的背景を知るとおもしろいですねー。

道沿いにはぶどう農園が並んでいます。

また、大平町はぶどう栽培が盛んで、ぶどう直売所やぶどう農園が多くあることからぶどう団地と呼ばれています。
品種は多種にわたってあり、中でもシャインマスカットは発売開始になると即完売するほどの人気ぶりだそうです。
私が訪れたときにはまだ営業していませんでしたが、次回来た時にはぜひ行ってみたいですねー。

シャインマスカットは8月下旬に発売予定みたいです。そのころにまたお邪魔します。

今回のブログはここまで。次回はいよいよ太平山に登ります。

ではまた!

後編へ続く↓

たまにはヒルクライム!~栃木県・太平山~②【スタッフブログ】