ディスクロードのローターを替えてみた!【スタッフブログ】
「みどり」は個人的には好きな色ではなかったはずです。しかし身の回りに「みどり」が増殖している、柏店かげやまです。
住めば都、習うより慣れろ、食わず嫌い?昔から偉い人は様々な言葉でこの現象を分析してきました。つまるとこと、人生あたりさわりをもとう!ということです(知らんけど)。
そんな私のロードバイクの自慢話と近況報告です。
「DOMANE SLR DISC」に乗っています
なんでこのバイクを買ったのか?と問われますと、答えに困ります。いやいや、いいバイクだからですよ!
平地スペシャル自転車「Madone」(マドン)、登りスペシャルロードバイク「Emonda」(エモンダ)に乗ったことがあり、荒地スペシャルはシクロクロスバイク「Boone」(ブーン)を所有しており。
ん~じゃあ、長距離快適ロード「Domane」(ドマーネ)の出番!というノリでした。どんなサイクリングルートでも環境を気にせず開拓しまくる、よき相棒です。
ディスクブレーキロードバイクは気持ちいい!
理由の一つは、当時(2年前ですね)手に入る究極の「ディスクブレーキロードバイク」のひとつだったからです。(マジメ話)
もう20年近く前になりますか…私がマウンテンバイクXC競技でバリバリ遊んでいた頃に、ディスクブレーキが出回り始めました。あれは衝撃的でした!
二輪車を安定して操れる、優れたブレーキシステムがディスクブレーキです。
フレームとホイールの一体感、ホイールが地面をつかむダイレクト感。シューっと走ってスパーっと止まる。難しいことはさておき、とても気持ちよく走ってくれるのがディスクブレーキロードバイクです。(テクニカルなお話は遠慮なくお店で聞いてくださいね。)
「ブレーキが利くんでしょ?」とよく聞かれるのですが、ドライコンディションならばリムブレーキとあまり変わらないです。(湿っぽいときは、もちろんディスクブレーキに分があります!)むしろ、効き始めからのカチッとした感覚、そこからブレーキを握り込んだ時のブレーキコントロールのやりやすさがメリットだと思います。
最近ローターを替えてみました
最近、ディスクローター(ブレーキパッドがはさむ円盤ですね)をロードバイク用ローター「SM-RT800」に交換しました。
おぃおぃ純正の組み合わせで使っていなかったのかよ!と突っ込みが入りそうですが、2年前はロードバイク用のディスクブレーキはまだまだ出始めで、私なんかはシクロクロスで使っていたMTB用ローターをそのまんま流用していました。
「ディスクブレーキロードバイクに、MTB用ローター」この組み合わせは、どうやらシクロクロス業界では当たり前だったみたいです(当たり前すぎて気が付きませんでした)。
シクロワイアード記事「Raphaスーパークロス野辺山を走ったトップ選手のバイクたち」にもあるとおり、シクロクロスのトップ選手の間では普通の事みたいです。
https://www.cyclowired.jp/news/node/283282
(みんな気にしているのかな…?今度選手に聞いて回ってみよっと。)
もしかして違いがあるのかも!早速ロードバイク用ディスクローターをインスト~ル!
長い下りで効果を発揮する放熱アルミフィン
アルミとステンレスをサンドイッチしたローター ブレーキの熱によるたわみが少なく安定した効き味
こちらが取り外した、MTB用ディスクローター「SM-RT99」。
放熱フィンは控えめですけど、アルミ&ステンレスのサンドイッチとか、構造は同じなんですよね。
使い比べると全然違う!
同じバイクで同じ条件で使い比べると、かなり違いがあります!
・ロード用の方が、タッチが固くて初期のコントロールがやりやすい(よりリムブレーキっぽい?)
・ロード用の方が、握り込んでいったときの制動力がリニア(MTB用はやや二字曲線的に効きます)
・ロード用の方が、音が静か!
・ロード用の方が、見た目がエアロ(感じ方は個人差があります?)
どうやら、ローター外周の削り加工、表面の穴(あれは軽量化のためではない!)の位置や大きさが関係しているようです。同じMTB用ディスクローターでも、フィーリングが違うものがありますから…。
なるほどシクロクロスで「MTB用」を使っていても、違和感なかったわけだ。
「ロード用」は、アスファルトの上や、ロードツーリングにより適していることが分かりました!
どちらを使っていても極端に困ることはなさそうですが、より「環境に適した」味わいを求めるのであれば…一考の余地がありそうです。
パッドにも種類があって、組み合わせを追求していくとなかなか奥が深そうです。これはまた追ってレポートします!
現場からは以上です。