山道デビューに最適なMTBはこれ!【Roscoe 新登場】
マウンテンバイク最新トレンドを“全部乗せ”しちゃったマウンテンバイクが限定入荷しました!「27.5+」(ニーナナゴプラス)と呼ばれる通常より幅の広いタイヤを履いた新しい規格のトレイルバイクです。
プラス規格のトレイルバイク
一般的に前輪側のみにサスペンションが付いている「ハードテイル」のマウンテンバイクは、前後共にサスペンションが付いた「フルサスペンション」に比べて、軽量で登坂性に優れています。また価格が手頃なのもあって、マウンテンバイクをこれから始める方がまず第一候補にするモデルです。
今回トレックより限定受注生産で販売された2018年モデルの「Roscoe 8」(ロスコ8)は、27.5プラス規格の2.8インチ(約7.1mm)というかなりの幅広タイヤを履くことで、クッション性とグリップ力を高め、フルサスバイクのような走行感に近づけたモデルです。
Roscoe 8 のここがスゴイ
Roscoeはトレックのハードテイルバイクの「X-Caliber」(エクスキャリバー)のフレームをベースにしています。このX-Caliber自体は、街乗りやツーリングのような使い方もできるようなパッケージングとなっていますが、Roscoeはすぐにでも本格的なトレイルに走りに行けるように仕立て直しています。
1×11速変速のSRAM NX
まずその一つ目がフロントシングルギアです。フロントの変速機を無くすことで、ドロづまりやメカトラブルを最小限になるようにしてあります。
またハンドル左手側のフロント変速用のレバーがなくなるので、次に紹介するドロッパーポスト用のレバーがきれいに収まります。
手元で調整可能なドロッパーポスト
マウンテンバイク“新三種の神器”の一つともいえるドロッパーポストは、トレイルライドの必須アイテム!登りと下りでサドル高をワンタッチで変えることができます。
Roscoeにはハンドルに調整用のレバーがついているので、走行しながらサドルの上げ下げができてしまいます。使い方は簡単で、サドルに体重がかかったままレバーを押すとサドルが下がり、腰を浮かして押すとサドルが上がります。ガス圧調整式の事務椅子と同じですね。
エアサスペンションと幅広のリムとタイヤ
最大の特徴が27.5×2.8のタイヤですね。X-Caliberが標準で2.2インチ幅のタイヤを履いているので、およそ15mmほど幅が広がっていることになります。僅かな差のように思われるかもしれませんが、タイヤは筒状の構造になっているのでタイヤ外径も広がりますし、当然体積も増えるというわけです。
エアボリュームが増えたことで、タイヤが大きく変形するのでグリップ力が段違いに上がります。サスペンションが不要に思えるくらいクッション性も上がりますが、自転車の姿勢を制御するのには優秀なダンパーが搭載されたフロントサスペンションフォークは必要不可欠です。
2017年にBOOST規格になって再登場した「ROCKSHOX JUDY」(懐かしい!)がアッセンブルされています。X-Caliberよりも20mmほど長い120mmストロークなので、よりトレイルライドでの走破性が上がっています。また15mmのスルーアクスルですので、フロント周りの剛性があがり腰砕け感が皆無です。
チューブレス化でエア圧をより低く
実車を確認したところ、既にリムにはチューブレス用のリムテープが貼ってありました。リム・タイヤともにチューブレスレディなので、シーラントとエアバルブさえ用意してしまえば、すぐにでもチューブレス化できてしまいます。
Stan’s NoTubes タイヤシーラント2oz 410円(8%税込)×2
Stan’s NoTubes ユニバーサルバルブ 1,944円(8%税込)
チューブは片側で200g以上あったので、これだけでも相当な軽量化になりますね。せっかくの幅広タイアですので、チューブを抜いて1bar近くの低圧で乗ってみて下さい!
車体注文時に言っていただければ、工賃無料でチューブレス化させていただきます。
受注限定販売
2018年モデルのRoscoeの受注はすでに終了いたしました。来年度以降の販売はまだわかりませんので、お早目にお問い合わせ下さい。
https://otr.jp/blog/2019-limited-mtb/
2019年モデルが発表されました!
Roscoe 8
カラー:Roarange
サイズ: 15.5, 17.5, 18.5
価格:150,120円(8%税込)