TREK初の3Dプリンティングサドル「Aeolus AirLoom」登場!

「長時間のライドで坐骨の周辺が痛くなる」「内股が擦れて痺れる」「とにかくサドル沼から脱したい」

そんなライダーの悩みから開放してくれる救世主のようなサドル、「Aeolus AirLoom」(アイオロス エアルーム)が新登場しました。
TREK初の3Dプリントを用いたサドルとして、3グレードを展開。なんと3万円を切る価格から選べるようになりました!

お尻の痛さは慣れるもの…そう思っていたあなたも、ストレスなくライドを楽しめるようになるかもしれません。

アップデートされたAeolusシェープ

2019年の登場より、ショートノーズエアロサドルの代表格として人気を博してきた「Bontrager Aeolus サドル」(ボントレガー アイオロス サドル)ですが、3Dプリンティングサドル「AirLoom」を投入する今回のタイミングに合わせて、名称を「TREK Aeolus サドル」へと変更しています。

ただ名前を変えただけでなく、TREKはライダーからのフィードバックに基づき、従来のAeolusからサドルシェープを大胆に変更しています。

具体的には、サドル先端から中央部のトランジットエリア周辺の素材を少なくして、内股が擦れないよう細くし、ペダリング時の足抜け感を向上させています。

また、サドル後端部にかけての傾斜をなだらかにして、これまで坐骨の位置が合わなかった方にもAeolusを使用して頂けるように配慮しています。

新しくなった「Trek Aeolus Elite」 14,900円

3DプリントのAirLoomを採用していないウレタンフォーム版の最廉価モデルも、同様に形状を変更してしています。これまでBontrager Aeolusサドルが合わなかった方にも、新しくなったTREK Aeolusサドルをぜひお試し下さい。

豊富なラインナップのAeolus AirLoom

新生Aeolusサドルのラインナップの中で、最も注目なのは、3万円を切る価格の「Aeolus Elite AirLoom」です。前の項でも登場した「Aeolus Elite」の3Dプリント版で、重量増を10g未満に抑えながら、最新3Dプリント技術のAirLoomを惜しみなく投入したエントリーモデルです。

また、RSL・Proグレードが軽量に最適化していますが、Eliteグレードではラティス厚を17%増して、快適性にフォーカスを当てています。
TREK以外の各メーカーが4万円以上のプライスタグを付ける中、自転車を始めたばかりでお尻の痛さを感じだしたビギナーライダーにも、選んで頂きやすいグレード設定になっています。

対して、最上位グレードの「Aeolus RSL AirLoom」は、135mm幅のモデルで162g、145mm幅のモデルで164gと、TREKのカーボンテクノロジーのOCLV(超高密度圧縮、低空隙)の粋を集め、究極の快適性と究極の軽量性を両立したサドルです。

59,900円と高価ですが、ヒルクライムやロードレースといった競技シーンにおいても、快適でパフォーマンスを確実に引き出したいライダーの支えになってくれることでしょう。

サドルシェル・レールともにTREKのOCLVカーボン製となるAeolus RSL AirLoom

また、価格面でも重量面でも妥協できないライダーには、中間価格帯の「Aeolus Pro AirLoom」が併せて用意されています。

3グレード構成の幅広いラインナップとなっており、様々なライダーのスタイルに応じた選びやすい商品構成となっております。

3Dプリンティング「AirLoom」のラティス構造

それでは、TREKのラティス構造「AirLoom」とはどのようなものなのか、そして3Dプリントサドルはなぜそこまで注目される製品なのかを、一つづつ見ていきましょう。

ライダーの動きに追従するサドル

従来のサドルは、スポンジ状のウレタンフォームパッドを、合皮などの表皮で覆って形成されていました。3Dプリントサドルは、ウレタンフォームパッドや表皮自体を、立体的なラティス(格子)構造のポリウレタン素地に置き換えたものです。

加工の自由度の高い3Dプリント技術を応用することで、より複雑なラティス構造の素材を作ることができ、これまでにない様々な特性を引き出すことが出来るようになりました。

AirLoomでは、特許出願中の切頂(せっちょう)八面体形状を採用することで、高い強度と軽量性を実現しています。
このラティス構造が、ライダーの動きに合わせてしなやかに形状を変化して追従するので、ペダリング時にサドル上を滑って摩擦が起こるということがなく、サドル擦れや不快感を防いでくれます。

場所に応じてサポートの特性を調整

AirLoomの立体的な格子状のマトリックス構造では、サドルの位置に応じでその硬さや動きのしなやかさを調整しています。
最も圧の掛かる坐骨結節周辺では、骨盤の無駄な動きを抑制し、しっかりとライダーをサポートするために、適度な硬さになっています。

逆に、デリケートな軟組織が当たる箇所では、圧迫からくる痛みや摩擦を避けるために、よりしなやかなサポートになるよう硬さを調整しています。

ラティス構造 vs ウレタンフォーム

従来のサドルは、ウレタンフォームパッドを表皮が覆っている形状をしていました。
サドル上にライダーが座ると、骨盤の一番突起した箇所、坐骨結節一点にライダーの体重が集中します。一箇所に重さが掛かると、サドル表皮はトランポリンのように圧を高め、局所的に圧迫感の高い場所を生んでしまいます。
これが坐骨周辺で痛みが増していくメカニズムです。

AirLoomサドルでは、ライダーと直に触れる最上層は、クッションとなるラティス構造の一部としてプリントされます。
各々のラティスは、まるでポケットコイルのマットレスの様に、部位ごとに独立して圧縮される構造をしており、身体の各部位に合わせて独立したサポートをし、圧が集中するのを避けてくれます。

30日満足保証の対象です

TREKでは、購入から30日以内であれば返品や交換が可能な、製品保証のプログラムをご用意しています。
もしフィット感や性能に満足いただけない場合は、購入時のレシートと併せて、購入店舗までお持ち下さい。

サイズ・グレードにより入荷時期に異なりますので、オンザロード各店までお問い合わせ下さい

サドルは人によって感じかたが大きく変わり、たとえ乗車姿勢に合った正しいサイズやスタイルを選んだとしても、必ずしも完璧なフィット感が得られるとは限りません。

購入から30日間の試乗期間と考えていただき、革新的な新しい「TREK Aeolus AirLoom サドル」をぜひご体感下さい。