お隣の ”マ・チ・チュ・ウ・カ”          【柏店スタッフの気まぐれライド】

晴れ渡る空、清らかに透き通る川。瑞々しい新緑の山々。
そして我に目を向ければ拡張し続ける食欲は、ブラックホールに吸い込まれが如く食するもの全てを飲み込んで行きます。

飽くなく沸き起こる食欲をほんの一時でも鎮めたる、私の胃袋の中で起こった創造と破壊の小さな感動のライドです。
小さな感動は至極主観的であり、けして皆様に共感いただけるスケールのものでないことを先にお断りしておきます。

ということで絶好の自転車日和に併せて、お隣県の町中華に繰り出してきました。



今年最初の真夏日到来。

ライド&ドボンの季節がやってきました。
堀越がルート作成する夏ライドにはもれなく”水涼み”が組み込まれてきます、以後ご参加される方はご準備お忘れなく!!

自転車にゴーグルを括りつけ、つくば起点に北に向けて出発です!!

ゲリラ豪雨には本領発揮のゴーグル。異常気象が進み夏ライドには必須にアイテムになる日が近いかも!?



逆さ筑波

青々とした紫峰を眺めているとついつい登りたくなってしまいますが、今日は我慢。帰りに気力があれば・・・

逆さ筑波山が見れるのも、田に水を引き込んでから稲苗が伸びだす僅かな一時。



お隣の栃木県にお邪魔します。

県境を跨いだ瞬間に遠足気分が増すのが不思議です!!


毎日利根川を渡っての越境通勤ですが、千葉に入った途端にお仕事モードになれたらなら便利ですなぁ~



茂木ワンダーランド

林業が営まれる茂木一帯には、無数の林道が張り巡らされ筋状に伸びた小さな山々の往来ができます。
道路脇の木々も樹齢が若く人工的に循環されている山だと覗えます、なので初見の知らぬ道でもさして不安がありません。

丸一日、茂木の山の中で林道だけを繋ぐライドをしても回り切れないと思います。
一日かけても遊び尽くせない”モテギワンダーランド” 入場無料。むしろお金を使える場所がないので補給を主とした計画と準備が必要です。

先週のレースでも好成績を残された井原さん。毎回登場されますがスタッフではありません。



那須烏山に到着です。

那須とつくと那須岳をイメージしてしまうのが大方ではないでしょうか??だいぶ遠く感じてしまいますが、
那須とつく地名の中では一番南に位置しており、つくばから一番近い那須です。

那珂川沿いに中世の城下町として栄えた烏山市。初夏には歴史的価値のある大きなお祭りも催される伝統が息づいた街です。
そんな市内には昭和を彷彿させる裏路地と建屋がたくさん目に留まります。
大通りから一本路地に入って見つけたのが、富士食堂。去年のライドでたまたまふらりと入ってお気に入りになり再訪です。

軽乗用車がやっと通り抜けできるくらいの小路

「中華料理」でも「ラーメン屋」でもない町中華。新たな手法や多彩なトッピングとは無縁ながら、その変わらない普遍性が町中華の魅力。

半チャーハン・半ラーメン。700円也

ブラックホールのような食欲と形容するにはいささかボリュームが少ないように思われますが、ここでの欲は大きさでなく深さです。
昭和生まれながら、その時代の幼少期にそれほど町中華を食べていたわけではないのに、何故か懐かしさを覚えてしまう不思議。
小さな胃袋の中で時空を超越して町中華との再会です!!

平成、令和と歩み刻まれながらも昭和の町中華ここに健在なり。



食後の一服

さて食後の休憩タイムを利用して、水涼みです。
まとわりついた汗を流し、脚も冷やせば疲労も軽減、後半のライドにキレがもどる!?かも。

「何を見つけたのやら」川面を除けは様々な稚魚が、ついつい童心に戻ってしまいます。
水清らからかに緩々とながれ、心地よいせせらぎのBGM。

するとそこに、静寂を破るビートが効いた水飛沫。

稚魚達を蹴散らしながら、堀越が流れてきます。


突然の夏ライドに体が順応せず、いささかお疲れ気味ですが、こうしてブログを書きながらも。隣のタブには日光の年間気温を示すHPが開いております。

水曜気まぐれライドご一緒にいかがですか??