リベンジマッチ?! VS栃木・日光
時は遡ること一月前、7月12日に満身創痍でライドを終えたスタッフ一同。
豪雨・ハンガーノック・つくばを遥かに超える登りという怒涛の展開を乗り越え、大幅にレベルを上げてくれた栃木・日光ツーリング。
前回のリベンジに燃えるスタッフ一同の戦記を綴っていきます。
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『栃木なめんなよ』日光ツーリング
今回も同様に「やしおの湯」さんにお邪魔させていただきました。
山がメインとなるライドなので準備体操を入念に行い、朝8時前には出陣!
立ちはだかる牙城を崩すべく、前回とはルートを変え逆回りで攻めてみました。
霧降高原付近は補給ポイントが少なく、ハンガーノックを避けるため後半に補給ポイントが多くなる逆回りルートを選んだわけですが…
「これはこれでキツイ」
これが正直な感想でした。
というのも前回のルートだと中禅寺湖近辺で平坦が入ったり、登りも全体的に緩く割と短いのが続き長い距離一気に下ると言う感じでしたが、逆になると最初から一気に登るので脚がフレッシュな状態じゃないとキツかったと思います。
前回は見れなかった雄大な高原を眺めながらの下りはひとたびの上りで疲れた体を癒してくれます。
標高も高く、下とは気温も低い霧降高原は牛の放牧に最適ですね。牛たちも伸び伸びと過ごしていました。
「もうちょっと晴れていれば…」なんて贅沢を言いたくなりますが雨が降っていないというだけでも自分たちとしては相当ありがたいです。
無事、霧降高原大笹牧場へ到着。ここが第一休憩ポイントとなり、補給をとっていきます。
甘さは控えめでありながらも味の濃いソフトクリームは頭をフレッシュにしてくれます。さらには出来立ての焼きそばも頬張る一同。
「食べられる所で食べないと、後悔しますよ」と経験者が語ります。
牧場を出る前に集合写真を一枚、まだまだ余裕そうな表情を浮かべる一同。
牧場を出発してから一気に500m近くを下っていき、またしばらくゆるいのぼりが続きます。
前回食事をとった食堂を通り過ぎ、今回の日光ツーリング最後の長い上りへ突入!
標高約1000mの上昇は中々味わうことのできない達成感を与えてくれます。
距離としては15キロ程度の距離になり、特別キツイ斜度ではないものの距離で押してくるのが日光の特徴といったところでしょうか。
下った時も長く感じたこの上りは、上るとそれを圧倒的に上回る長さを感じさせます。
15キロのクライムとなるとかかる時間も1時間弱。最後5キロ切ったあたりからは脚も尽きはじめ、気力で上っていました。
スタッフ一行、全員無事に登って下り中禅寺湖に到着。
長かったツーリングもいよいよ最終局面に入り、あとはイロハ坂を下っていくだけです。
ここからは栃木が地元のスタッフ永島氏先導で、終点「やしおの湯」までクールダウンしながら向う途中に川を発見。
中禅寺湖から直で流れてくるこの川は、澄んでいて夏にはもってこいの冷たさでした。
ここで少し時間を潰し、再び出発して温泉へ直行。今回の疲労が温泉によって流されていきます。
走ってる中は大変という気持ちが強く出てきますが、最後にこういったご褒美があるとまた行きたくなってしまうのはしょうがないですね。
疲れを癒し、汗を流したら再度出発し前回は時間がなく行けなかった「あじさい」さんへ向います。
注文してから届くまでは雑談をしてた一行も、届いてからは黙々と食べます。
これまで何度もお邪魔しているのに私服で来るのは今回が初めてだったのが意外ですが、たまにはこういった感じで落ち着いて食べるのもいいかもしれないですね。
今回は満を持して挑んだのでトラブルなく走りきることができました。夏場に快適に走れるコースでしたので、皆さんも機会がありましたら走ってみてはいかがでしょうか?