田山寛豪選手トライアスロン日本選手権優勝
2017年10月15日(日)
東京台場にて開催された日本トライアスロン選手権が開催されました。
トライアスロンオリンピックディスタンスの日本一を決めるこの大会で過去10回優勝している田山寛豪選手が今大会を最後にエリートレースから一線を退く決意のもと11度目の優勝を果たしました。
当日は気温17度と冷え込んだうえに雨で選手にとって大きくパフォーマンスに影響するコンディションの中、オンザロードがメカニックサポートする田山寛豪選手と流通経済大学トライアスロン競技部の選手の応援に行ってきました。
60名のエリート男子がスタート!ゼッケン1の田山選手は落ち着いたスタートを切る。
お台場の観光スポットで行なわれ自転車競技とは違った雰囲気の中、海へ飛び込む!
スイムを周回で2ラップ(1.5km)。
スイムをトップタイムで上がり、田山選手はDHバーを装着できるようになった事でトライアスロンでの走りにもより磨きがかかったトレック ・マドン9でスタート。
トランジットで素早くヘルメットをかぶり、バイクコースへ走りだす所はトライアスロンならでは。
メカニックを務める色川はここからがドキドキでバイクで何かトラブルが起きない事も祈る!
約10名の先頭集団が形成され、お台場の街中の周回コースを8ラップ(40km)
スイム後の低い気温と雨、街中の直角コーナーでのバイクコントロールや立ち上がり加速など、選手にとって過酷なレース状況で、田山選手は冷静な走りを見せる。
中盤2名の選手が抜け出し、田山選手のいる集団に1分の差をつけレースが動き出す。
ランは4ラップ(10km) バイクで逃げた2名の選手とは1分のアドバンテージ。
2ラップ目まで少し遅れていた田山選手、調子が上がらないかと心配していた3ラップ目に1分程の差を一気に詰め、勝負は4名に絞られた!
鳥肌が立つくらいの追い上げと逆転でライバルを振り切り、ゴール手前では観客とタッチしながら余裕さえ感じる走りで、11度目の日本選手権優勝へゴールゲートをくぐるのを見る事が出来ました!
田山寛豪さん優勝おめでとうございます。
そして長年にわたるエリートレース、4度のオリンピック出場と日本トライアスロン界をけん引してきた選手のバイクメカニックサポートを任せて頂いている事に改めて嬉しく思います。
田山選手だけでなく、流通経済大学の選手の皆さんも熱い走りを見せてくれました!
エリート女子に出場の杉原選手はバイクとランで積極的な走りで6位入賞!
エリート男子は1年生の小原選手が13位、2年生の小林選手が15位と健闘しました。
4年生の杉原選手は32位、古山選手はランでDNFとなりましたが、お台場のコースは1周が短くラップアウトになりやすく、低温と雨によるとてもサバイバルレースを走る姿は普段オンザロードに来店する時の表情と違い、たくましくカッコいい走りを見せてもらいました。
田山さんの指導のもと目指せ2020年東京オリンピック!