2023佐渡国際トライアスロンに参加してきました!後編
いよいよレース本番、6時にはレースが始まってしまいます。私自身初参加は2011年、そして今回で7回目の参加となる佐渡トライアスロンですが、距離も距離なのでレース中に何が起こるのかは予想できません。その為レース前はソワソワと落ち着きません。むしろさっさとスタートしてほしい心境です。
ちなみに佐渡トライアスロン前編はこちら↓
クラゲと共にスイム編4キロ
1周2キロのコースを2周回、去年はスイム中に肺が痛くなり呼吸が苦しくなった経験から、今年の目標はとにかく完泳です!事前にクラゲが多いとの情報を聞いていたのですが、フルスーツのウェットスーツを着用したにもかかわらず試泳の段階で4カ所ほど刺され先が思いやられます。
レーススタート時間も近づいてきましたが、もたもたしていたのでスタート地点からは割と離れた後方で待機する事になってしまいました。佐渡の海は透明度が高く回りを泳ぐ選手達を確認しやすく泳ぎやすい、心配していたクラゲも先行する選手が散らしてくれたおかげで、刺されることなく泳ぐ事ができました。
スイムアップ、記録1:40:02、通過順位は830位、参加者が960名なので、トランジットにはほぼバイクがありません(笑)タイムは去年とほぼ同じ、違うのは今年は体力的に消耗無し、呼吸も安定しているので割とポジティブにスイムを終える事ができました。
風光明媚バイク編190キロ
佐渡ヶ島を1周するバイクコースは常に左に綺麗な海を眺められるバイク好きにはたまらないコースです。意外とアップダウンもあり、茨城で例えるなら筑波の県道150号「フルーツライン」がずっと続く様な感じでしょうか。190キロもあるので前半飛ばしてしまうと後に待ち受ける160キロ地点、勾配も10%超える小木の坂で地獄をみる事になります。そして坂をクリアした後も強烈な向かい風区間、佐渡のバイクパートは落ち着いて走った方が結果的に好記録がでる事の方が多いと思います。
今回のバイクパートではロードバイクでの参加でトライアスロンバイクと比較すると平地は速度の乗せにくさはあるものの、登りと下りは割と良いペースで走行する事ができました。結果、平均速度32キロ、タイム5:53:29、バイクラップは21位と全体的にみると悪くはないタイム、好調だった2018年の記録は5:47:15(バイクラップ10位)比較すると6分差、練習量が低下している事を考えると充分合格です!バイクパートでは1200キロカロリー分の補給食を摂取しました。
バイクパートではスイムアップ830位から72位までジャンプアップ!バイクが早いというよりはとにかくスイムが遅すぎます(笑)
太陽がいっぱいランニング編42.2キロ
1周10キロの4周回するランニングコース、時刻は14時、最も気温の高い時間にランスタートする事になりました。ランに入って、予想以上に消耗し足が残っていないという事でした。バイクパートでは無理のある走りはしていないつもりでしたが、ロードバイクとトライアスロンバイクを比較すると、同じ様に走行していてもトライアスロンバイクの方が楽に巡航できるのでランに足を残す事ができていた、という事を改めて確認する事ができました。
疲労は思ったよりありましたがレース中は前進あるのみ!海岸線を往復するランコースでは日陰が無く、とにかく暑い!こういう時はエイド手前でウォーキング、まずは水をかぶり体温を下げる、次に水分補給の流れを確実にエイド毎で行います。焦ってエイドを飛ばしてしまうと体温があがり後半ペースが低下する所か熱中症になりかねない気温です。
エイドの他に自宅の水道を使いホースから冷たい水を撒いてくれる方も多く、とにかく水をかぶり体温を下げながら距離を進め、30キロ以降はバテバテ、1キロ6分以上のノロノロペースでなんとかゴール、ランタイム4:05:07 ランラップ52位で今年の佐渡も完走する事ができました。応援頂いた皆さま、ありがとうございました。
2023年佐渡国際トライアスロンAタイプ、記録:11:43:06 総合55位で無事完走!960名スタートするも気温の高さから完走したのは663名と過去最低の完走率で終えた今年の佐渡トライアスロンでした。
そしてレースはまだまだ続く!写真では明るめに写っていますが、実際はかなり薄暗くライト無しでは走行できません。コース上も常に照明があるわけではないので真っ暗な区間も多く、レースは今後21:30まで続きます。
知り合いの応援をしたい所ですが、私自身、会場から宿まで12キロの道のりが残っているので会場をあとにしました。
去年のボロボロレースに比べ今年は2時間ほど早くゴールできたのでゆっくり味わえます!レース中甘い補給食ばかり摂っていたのでしょっぱいつまみが美味い!ビールより美味い!ビールの為というよりつまみの為に頑張った!と言っても過言ではありません。
レース翌日、宿から両津港まで、筋肉痛と強い向かい風の中28キロ自転車移動して帰路につきました。どこまでも体力の必要な競技です。そして・・・レースが終わったと思ったら2024年のエントリーは半年後にはスタートします。また来年!