6月の森谷・初めてのトライアスロン【ラン編】
登っちゃ降りて登っちゃ降りて、山あり谷ありのこの練習コースはまるで私の人生を物語っているようでした。
全国のストイックな皆様こんにちは。
自分を追い込むたびに走馬灯体験をしている柏店森谷です。
上の画像がまさに走馬灯を体験している真っ最中です。笑
いやーやっぱりトレーニングは死にかけてナンボですな。(そんなわけない)
そんな生きる屍こと森谷ですが、今回は一番苦手なランパートです。
ランの苦手な森谷が普段どんな練習をしているのか、同じくランに苦手意識がある方はご一緒にどうぞ。
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6月の森谷・ラン
まず森谷が取り掛かったことはとにかく走ることです。(どーん)
何を当たり前なことを!と、お思いかもしれませんが、森谷はとにかく長距離走が苦手で、はじめは1km走るのが限界でした。
上の写真で見て分かる通り、トレーニングを始めた2023年11月は上半身が重く、走るたびに今の重量の+10kgが私の下半身に乗っかってきたので、長時間走るのはかなり大変でした。バイクとスイムばかりやって、苦手なランをずーっとサボったツケが回ってきました。
単純に走りの動きに対しての体力や筋力がなかったんだと思います。
11月から走り出して、特に目標の距離やタイムを定めることはしませんでした。そういう縛りだとなかなか続かないので。
その代わりバイクに乗った日は1kmでもいいから走ろう、というルールだけ決めました。
所謂ブリックランというもので、バイクとランを組み合わせることにより、運動の変化ができるので、より実戦向きなトレーニングになります。
しっかし、これがなかなかしんどいんです…。
バイクのペダリングは決まった軌道でしか動かないので、ランに比べると動きが小さいです。
しかしランは、地形や気候、ペースや体調によって足の動き、ストライド、フォーム、などが目まぐるしく変化します。
規則正しい動きをしていたバイクから、不規則な動きが多いランに切り替わった直後は、身体がランの動きに慣れず、ラン単体のよりも体力の消費はかなり大きいです。
また、ランはスイムとバイクと違い、唯一地面から直にダメージを受ける種目なので、バイクからランに切り替えた直後は足を攣りやすくなります。
なので、そういった動きの変化に少しでも身体を慣らすためにも、日頃からブリックランをトレーニングに組み込むことが大切です。
このブリックランを繰り返すことで、徐々に基礎体力がついていきます。
距離は短くてもいいので、(というか短いほうが辛いかも)継続的に行うのが大切です。
最大の難敵
レースで気をつけなければいけないもの、それは夏の暑さです。
特にこの時期(夏)は日中走るのはかなりしんどいです。
通常、長距離のレースシーズンは基本的には冬季になります。箱根駅伝、都大路、国際マラソン、東京マラソン etc…。
その理由としては、やはり冬に比べ、真夏の炎天下での長時間の運動は危険だからです。
森谷も普段仕事がある日は仕事が終わったあとの夜に走り出します。
近年、夏の甲子園や世界陸上のフルマラソンの競技などは、時期や時間をずらしたり、試合中に給水タイムを設けるなどの暑さ対策がされています。
夏がレースシーズンのトライアスロンも、距離が短いカテゴリーでも、エイドステーション(給水ポイント)が設置してあったり、コースに(選手にも)水をまいてくれたりと、運営の皆様が色々と工夫してくださってます。
しかし、どんな状況でも走り切るのがレースというもの。私もオリンピックディスタンスの距離である10kmを走り切れる体力がついた5月頃から、敢えて気温の高い時間帯に走る練習を始めました。
はじめはぶっ続けで10km走ろうと思いましたが、あまりの暑さに全く走れず。2~3km置きに給水しながら走りました。
走る体力がついても気温の高い中での長距離走は、また違った競技に感じます。それぐらいしんどいです。
スイムは海、バイクは風と、幾分かは涼しくなれる要素はあります。
が、ランに関しては灼熱の太陽とガチンコで勝負しなければいけません。果たして森谷は太陽の暑さに勝てるのでしょうか?
自分に厳しく、人に優しく
そんな暑さに弱い森谷ですが、レース前の最後のデュアスロン練習会にて追い込みをかけました。
今回は松戸店向井さんと合同での練習会ということで、向井ファン、初参加の方、前回も参加して頂いた方など、たくさんのクラブ員の皆様のご参加頂きました。ありがとうございます。
練習内容はラン800m+バイク1km×3×2という超短距離メニューです。バイクに関しては、オンザロードで普段練習会に出ている方には大分物足りない距離です。
これはブリックランというよりはインターバルトレーニングに近いもので、距離を走るというよりは、いかに強度を上げて自分を追い込めるか、が焦点となります。
また、ラン・バイクの切り替えの機会を増やすことで、トランジットの練習にもなります。特にバイクからランに切り替わる場面は1秒も無駄にできません。
この日は気温30℃を超える真夏日。当然本番も同様かそれ以上の気温になることが予想されます。
なので、今のうちにこの猛暑に慣れておきましょう。
森谷と同様にレースが近い方が多かったので、皆さんかなり気合を入れて走っておりました。
先にゴールした方々が、まだ走っている方に「ファイトー!」「もうちょいもうちょい!」と応援している姿は、まるで部活動のようでした。
まさに大人の青春ですなー。
これにてレース前最後の練習会は終了。
さあこれでやることはやりました。
あとは本番を待つのみです。
レース当日は朝3時起き。
果たして森谷は朝、起きられるのでしょうか?笑
次回ついにレース編です。
ではまた。