メンテナンスは大事です!②「ここは油をさしてはいけないぜ!」

だんだん日が伸びてきて、さぁ活動開始~!自転車乗ってどこに行こう?とワクワクする季節です!

「スポーツ自転車のメンテナンスってどうやるの?」まずはこの2点!
①空気圧チェック
②オイルメンテナンス

前回のコラムでは「どこに油をさすのか」についてちょっと書いてみましたが・・・

メンテナンスは大事です!①「自転車のどこにオイルをつけるの?」

今回は逆のパターン「ここは油をさしてはいけないぜ!」を紹介します。

ここは油をさしてはいけないぜ!

クランクの付け根・・・クルクル回るところ(ボトムブラケット)

ホイールの車軸・・・クルクル回るところ(ハブベアリング)

ステアリング・・・クルクル回るところ(ヘッドベアリング)

ざっくり言うと「強い力を受け止める回転部分」には、外から油をさす必要なないよ~ということになります。ここは外からラスペネ(前回ご紹介したオイルですね)を染み込ませた布で、外から拭き拭きしてあげてください。

こんなところにはこれ!「グリス」

「強い力を受け止める回転部分」には「グリス」と呼ばれる固~い油が入っています。防水のため、強い力から金属を守るため。油にも適所適材、いろんな種類と役割があります。

これは専門店で分解して入れてあげる部分なので、おうちでやるのはちょっと大変!定期的(場所により1年に1回くらい)にやってあげる作業です、お店で相談してみて下さいね。

チェーンや変速機につける油が「オリーブオイル」くらいのサラサラ加減だとすれば、グリスは「マーガリン」とか「バター」みたいなこってり具合です。

両者を混ぜるとグリスがさらさらに変質してしまうのです(>_<) ですので「強い力を受け止める回転部分」には外から油を流し込まない方がよいのです。

各種メンテナンスのやり方も個別に解説しています。素朴な疑問、ぜひお寄せ下さい!(^^)!