霧が晴れたら気分も爽快 九十九里浜/勝浦 房総ライド【スタッフライド】

ここは印旛沼の畔 成田市大竹の小高い丘に立つ大和の湯

ちょっと長めで、ちょっとハードなライドでかいた汗と埃をながし、褐色の湯に浸かりながらその一日を振り返る。


こんにちは、堀越です。
長く続く梅雨模様、代わり映えしない天気に6月から時が進んでないような錯覚を覚えます。ライドの記憶が雨で流されてしまう前にブログにしたためます。

7月17日水曜 大粒の雨にはならないという予報をあてにつくばを発つ、車のフロントガラスにまとわりつく霧雨の粒を時折ワイパーで払いのけながら朝の渋滞路すり抜ける。
助手席のスタッフ稲見は仕切りにスマホで雨雲の流れを追っている。今日はどこに行こうか!?せっかくならまだ走ったことのない道を走りたいなぁ

スタートの成田までは車で移動する、もちろんライドの後のお風呂を楽しむため!!

ひたすら海岸沿いの国道を直進、一度も交差点を曲がった記憶がない。


はじめて後ろのポッケットからカメラを取り出したのは御宿の海岸が見えた頃だった。
走り出した頃は、サイクリング日和には程遠いどんより厚いくもり雲に写真を撮る気分になれなかった。天気につられて気分も曇っていたのだろう。

成田空港を離陸し太平洋へと向かう飛行機と並走するようして九十九里の海岸まで一走り。
海に突き当たったところでその後の天気を確認する、これ以上は悪化しないと読んで一行にとっては未知のルートで勝浦へと南下を決断した。
決断とは大げさだが、はじめての知らない道を往復200キロ超えとなると少しの迷いも出る、が、4人ならなんとかなるだろう。

そこからは意外なほどスムーズだった、日本のトライアスロンロングディスタンス年代別でトップクラスのスタッフ向井が牽いて曳いてくれたおかげで・・・・

勝浦ときたら勝浦タンタン麺。でも知る宛はない。
街に入る前に地元の方に有名どころを尋ねて向かうも、まさかの定休日。
でも便利な時代、隙かさず稲見がスマホで検索をかける。気を取り直しスマホのナビに従い次の候補へ。

自分の中では「イケそうな雰囲気のお店」 地元民の集う店にハズレなし!

辛いものが苦手な私も、話のネタにと挑戦してみる。見た目ほどの辛さは無く旨味もあってスープも飲めてしまうほどだった。
それ以上にうまかったのは、みんなでシェアして食べたお肉&お魚定食。近所の体育大学の学生向けでコスパもいいし、さすが漁港の街、魚はとびきり旨い!!ビールがほしいっ!!


無事に地元名物のお昼にありつけたのでここで折返し。

まだまだ100キロ残っているけど、帰路は来たみちと辿るだけ気持ちに余裕が生まれたところで・・・

後ほど走り出すと、レーパンから出てくる出てくる白い砂 思い出が詰まってます。

夏のロングライドのお楽しみ、疲労と火照りで熱を帯びた脚をアイシングしてさっぱりした気分で後半のライドをむかえる水遊び!!

奥から雨っ気たっぷりの黒い雲が迫って来てますが、海水に浸かった身になのでもうどうなっても良いです!!開き直ってしばし海に浸かります。

見たまま海坊主 堀越のトライアスロン再デビューも間近か。

そういえば私も遙か昔、アイアンマンに挑戦していた頃は、自走自転車→ランニング→遠泳 なんてトレーニンしてました。トレーニングというより体力と時間を使い尽くすことに充実を感じていたのでしょう

砂浜で姿勢を維持し、体幹トレーニング中の稲見 

初めての通る路、トンネルの先にどんな光景があるのかと・・・・数秒さきに訪れる景色に心踊ります!!

まだまだ、身近なところに見たことのない風景、食べたことのない美味しいもの、会ったことのない人々との他愛のない会話。
自転車を漕ぐ楽しさが無尽蔵に残っている気がしてなりません。元気な今を大切に明日もペダルを漕いでいきたいと思います!!

因みに守谷店スタッフ向井と西山は入浴すること無く、再び走り出して300キロ近い距離を自走で帰ってゆきました。
まぁそれも、彼らには幸福を感じる一時なのでしょう!!