とある自転車乗りの ”越冬物語” 

どうして冬になると自転車から遠ざかってしまうのでしょか!?

やっぱり「寒さ」のようです。
過去にも同じような事を考えてブログにしておりました。
今回はより私的ながら具体的に冬のライドに踏み出すまでの考えを綴ろうとおもいます。

冬の自転車あそび。


こんにちは、堀越です。
もともと基礎体温が低い体に加齢が加わり、年々冬に弱くなるのを実感する今日この頃です。
「自転車に乗りたい」という気持ちがあるものの、夏場のように溌剌とペダルを漕ぎ出せないこの時期の悩み。
きっと来年も繰り返すだろう「寒の鬱」対策です。

まずは、一般論として、
「冬場は日照時間が短く、気分を安定させるセロトニンの分泌が低下し気分が低下しがち」
「寒さによる血管の収縮による血圧の上昇等、身体への負荷が大きくなりストレスを感じる」 ようです。
一年を通して、同じような行動(トレーニングなりサイクリング)を繰り返すのには「冬」はより負荷が掛かるのは事実のようです。

そこに立ち返って「 冬はパフォーマンスが落ちて当然 」と認識し、「寒さ」という変えようのない外的要因には抗わず、冬なりの対処で来る好シーズンを待ちましょう。


因みに、寒さに起因するストレス解消は(外に出て太陽の光を浴びる)(軽い負荷をかけた筋肉トレーニング)(好きなことに打ち込む)とありますので、自転車遊びはピッタリ当てはまるようですね。

冬の対処方 その1

明るい時間・暖かい時間に乗る
太陽の日差しで目を覚し無理のない起床に任せ、ゆっくり朝食をすませてから活動開始です。
充分に日が昇ってから、そして日没までの戻れる行動範囲でライドを計画する。
日の出直後が気温が一番低くて路面凍結による転倒、呼吸器官の炎症等 怪我と病のリスクが大きいので避けたいものです。

冬の対処方 その2

楽しみな目的地を設定する
私のライド楽しみと言ったら「食事」が大半ですが、この時期なら搾り立ての日本酒を目当てに酒蔵へ立ち寄ったり。
新年のご挨拶をかねて、親しい方々へ顔出しにお伺いしたりと。期待が膨らんで寒さを紛らわせてくれる楽しいお目当てを目指すのだ!!

冬の対処方 その3

近くてもいい未知のミチへ
日照時間に比例して活動時間も短くなるので、行動範囲も小さくなるのはやむを得ず。
そんな日は近場でもイイから不慣れな土地の未踏の路に行ってみるといい、好奇心からくるワクワクと緊張感のドキドキは、
世界観の小さな学童期に抱いた冒険心を思い起こすような愉しさに、暫し時を忘れて没頭できたりします。

自宅から10分の森の小径でも、全く知らない土地に分け入るようなスリルが味わえるものです。

冬の対処方 その4

独り、二人、皆とメンバー構成の幅を持たせる
独りでゆっくり気ままにペダルを漕ぎたい時もある、気が置けない友人とお喋りしたい時もある、グループライドでガヤガヤと騒ぎたい時もある。その日、その時の気分に合わせて乗れる仲間がいたら、寒さも楽しさに変えてくれるんだろうな。
でも一人で乗りたい時は一人で乗ればイイ。

冬の対処方 その5

全てに安全マージンを
色々なものに余裕をもって、とにかく無理をしないのが一番。
少し物足りなく感じて、もう少し乗りたい気持ちを消化できないくらいでイイ。
今日はもう立春、自転車の楽しいシーズンがもすぐ来るのだから焦らない。


と、大まかなポイントを踏まえて最近のライドの様子で締めましょう。
ふらっと宇都宮に餃子を食べにいったり、


霞ヶ浦から涸沼を目指して、ハゼの天丼を食べたりと・・・・

食べ物につられて、細々とライドを続けております。

そして、最後にもう一つ大事なポイントを付け加えておきます。

冬の対処方 その6

自分にご褒美を
寒い中お疲れ様でした。
頑張っても、頑張らなくても、乗った事実が大切なんだなぁ。次へのモチベーションに繋がるもので元気になりましょう!!

もうすぐ春です、あっという間に夏も来るハズ。あと少しの寒さを乗り切りましょう。