茨城にも海があるのに、なぜ房総の海に憧れるのか

ここはドコ?? 御宿
あなたは誰?? 通りすがりの自転車乗り
その向こうは?? ラクダの銅像です


こんにちは、柏店の堀越です。
寒さに半袖ジャージでは走れなくなった頃に決まって訪れる房総半島外側の御宿海岸です。何より暖かい雰囲気がウリです。
湿った潮風と椰子の木が異国情緒を搔き立て、北関東の内陸部より遥かに暖かい気候に惹きつけられます。本格的な冬の到来を素直に受け入れられず、まだまだ冬に抗うライドです。

そういえば毎年一緒に訪れていた西山君、今は地元福島で順風満帆にヒルクライムの布教活動に勤しんでいる様ですが、粉雪が舞ったという彼のSNSを見て縦に伸びた日本列島ゆえの四季の多彩さに気付かされると同時に、またどこかで彼の秀逸なアシストを得ながら一緒走りきりたいものだ、とスタート早々 憧憬の念に掻き立てられました。

これまでの西山君の献身的な頑張りに感謝し、今後に躍進に期待を込め改めてここに記す。

’凪’に憧れて、のんびり房総ライド。


話を戻しまして、つくば店・柏店メンバーがそれぞれ成田空港を抜け、最も近い房総半島の海に面した街、山武市蓮沼海岸に集合。
そこからひたすら海岸沿いを南下し、お昼を食べたら内陸の丘陵地帯に分け入り。海と山を愉しむハズだった。

九十九里浜の終着点の一宮海岸までは、砂浜沿いに平坦なビーチラインで快調に距離を刻む。
眼前の太平洋に比べれば何の変哲もい川ですが、この一宮川は私にとっては少し思い入れのある川で、十年ぶりに再会したトライアスロンの九十九里トライアスロンで泳いだ地(川)です。

今年の九十九里で泳いで漕いで走った様子です。⇊

もう少し抗いたい!! ほんの少しの研鑽の果てに思う事。


国道128号線を南下し、いすみ市大原海岸を通過すると、国道を回避する迂回道が選択肢に入ります。
最短・最速の酷道か、風光明媚な迂回路か。

浸食により形成された海食崖を縫うように通した生活道を登り降りします。
登っている最中は碧い空をみて、

登り着ると、翠の海を見る。
死角の先のカーブを曲がると、小さな漁村があって、小さな入江に浮かぶ漁師船。なんか演歌の似合う風景ですね。

幾つもの入江をパスしつつも、ここだけはただならぬ気配を感じ、一度は通過したものの、引き返して砂浜に降りることに・・・
夏には絶対泳ぎに来るぞと心に誓った矢先に、遊泳禁止の貼紙を見て、闘志が火がつきこの日の夜プールで・・・

「できる漢」はただ立ってるだけでも絵になります。入社半年にしてこの貫禄、ホントに新人さんですか!?

因みにこちらも、同じつくば店の新人さんの後ろ姿です。凄く伸びしろを感じております、と申しておきましょう。
(私の海老に喰われる様のリクエストに応えて仮の姿ですので、普段の立派な立ち振る舞いは店頭でお確かめ下さい)
どちらも新進気鋭のホープです。


勝浦を過ぎて、鴨川に入ると同じ外房でも微妙に雰囲気が変わり、南房総との気候的な境界がこの辺りになるのではないでしょうか。

昼食は、これまで同様の地魚料理屋を予定してましたが、いつの間にか有名店になって繁盛しており余りの待ち時間に断念。
通りがかりの雰囲気の良さで「いいとこ」さんに決めましたが、こちらも印象的なお店でいい体験になりました。

初めてなめろうを食べた、戸部君が食中から美味さに感嘆してました。その様子はこちらから
主人に聞くと、地元漁師はネギではなく玉ねぎを用いるようで、玉ねぎバージョンは私もお初で白みそとの相性の良さが参考になりました。

やっとここで折り返し地点ですが、これから内陸の丘陵地帯を走り抜けるにはどう考えても時間が足りません。
愉しく走り過ぎて時間配分をミスってしまいました。一日では走り尽くせない魅惑の房総ライド。
次回はもう少し地域を限定して、更にじっくりフォーカスしてもいいかもしれません。し、キャノンボール的にひたすら縦走し続けるのも浪漫がありますね!!

輪行を前提で、ここでガッツリとビールを飲んでしまうのも憧れますね、「いいとこ」店主は強く推奨してました。
これぞ”浪漫輪行”


時が流れて誰もが行き過ぎても You’re Just A Friend! この胸に
自転車一つだけで浪漫輪行へ
In The Sea
漕ぎまわれまわれこの My Heart

        輪輪CLUB 浪漫輪行 (このブログの読者世代ならわかるネタですよね)

                   やっぱり自転車愉しいね!!