「やっちゃえシクロクロス」茨城CX取手ステージ開催しました
イベントレポートは鮮度が大事!
あの10月3日から、はや2週間が過ぎようとしています。あの暑かった一日を境に、季節は急速に秋にむかって進み始めています。
そんな最中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?だいぶ大会疲れが抜けてきた影山です。
オンザロードの社則は「イベントレポートは鮮度が大事」です!
えっ?だれか何か言いましたか?(汗)
さて、ここでもう一度振り返ってましょう。
守谷・つくば・柏・松戸に拠点を構えるサイクルショップオンザロードでは、自転車競技大会の開催主催・主管を行っています。
とっても変な会社です(笑)。
自転車の楽しさは「買うこと」だけではありません。買うことはスタートでしかありません。走ること、楽しむこと、文化を知ること、自転車がもたらす愉しさと可能性は無限大。その一つ一つを体現するための競技大会開催です。
無事に開催できました
茨城シクロクロスシリーズの運営も9シーズン目。9月城里ステージは中止となりましたが、10月の取手ステージは無事に開催することができました。
ご参加いただいた選手の皆さま、ご協賛企業の皆さま、そしてスタッフの皆さま・・・ありがとうございましたm(_ _)m
コ◯ナ渦真っ最中に奇跡的に開催できた前回2020年大会より、ある意味苦労が多かったかもしれません。
五輪を過ぎたら色々世間の空気が変わるのかな?と読んでいましたが、そうはいきませんでした。
想定外な緊急事態宣言の延長を受けて、開催地自治体と何度も協議を重ねました。9月末には変化があるだろうという想定のもと、粛々と準備。宣言解除を睨んでエントリー期間延長、問い合わせ急増、出展社への案内の遅れ・・・。
そして締切日9月24日にはエントリー数が急増!これも想定外。
そして迎えた10月3日は快晴!この日まであっという間でした。春から準備はしていたものの、短期間での最終調整は楽あれば苦あり。
なんで10月3日にこだわるの?とも言われました。いやまあだって、五輪に押し出されて10月は他競技イベント予定がいっぱいで、日程を変えようにも変え先がなかったんだもん。ジャパンカップロードレースが中止になって10月17日は空いたけれども、すぐにかすみがうらロードレースがそこに入ってきたり、と。
自転車業界は「レースを必要としている」という認識がありました。走る側も、作る側も、売る側も、やはり競技の世界は求められています。これは2020年に失ってみて、初めてそのありがたさに気がついたことです・・・。
その舞台を絶やすわけにはいかない。その思いのみです。
「絶対に開催する」ことからの逆算でしたが、はてさて、スタッフの皆さまには今年は苦労をおかけしました・・・。
設営が終わって家に帰る途中、大雨に降られました。あぁやっぱり、今年もアメオトコでした(笑)。
どんなレースだったの?
ここから先は、AJOCCオフィシャルフォトグラファーの織田達(Satosi ODA)さんの写真でお送りしましょう!
金曜の台風の影響で、路面は「Good・シクロクロス・コンディション」!!
ブース出展、取手市飲食出店は今年も大賑わい!(この写真だけシクロワイアード様からお借りしました。)
シクロワイアード掲載の大会レポートはこちらから!
「JCX開幕 中盤に独走態勢を築いた織田聖が連覇 女子は渡部春雅が新女王に」
https://www.cyclowired.jp/news/node/354911
今年は「ルノー」「NISSAN」のコースバナー、そして表彰バックパネルを新規に製作しましたよ。
女子エリートの上位3名は、大会の歴史が始まった8年前には小学生や中学生だった世代。すっかり背も伸びて、しっかり速く強くなった。きっとこれからの日本の各競技を担っていくに違いない。
男子エリートは80名が出走の大迫力(影山は審判エリアに張り付きだったので、あまりレースは見れていません。)トッププロが率いるこの集団に、OTRクラブの佐藤さん、そしてつくば店スタッフ渡辺さんも走る!この立ち位置に居ることって、すごいことなんですよ。
終始先頭を引っ張ったのは、弱虫ペダルサイクリングチーム織田選手と、全日本チャンピオンであるチームブリヂストンサイクリングの沢田選手。この争いはかっこよかった。速すぎた。
織田くんが最初に小貝川を走ったときは中学生だったもんなあ。それがいまや海外選手だ。障害板もバニーホップで華麗に飛び抜ける、貫禄の走り。
未来のトップ選手を夢見てか、はたまたオヤジの付き合い?か、キッズレースも50名近くが集まった。5年後、10年後、大会がここで続いていたとしたら(そのためにがんばろう!)、また続けて走りに来て欲しいなあ。
お祭りは、準備が8割、天気が5割。よい一日でした。
Podcastでしゃべってきました
ところでこの大会の直前、サイクリングpodcast「Radio Rueda」第101回と102回のゲストとしてお話しさせていただきました!
以下引用
『Radio Ruedaはあまり表舞台には出てこないサイクリスト非著名人をゲストに、自転車を軸にサイクリスト人生や秘蔵エピソードや活動などを掘り下げてひたすら話し続ける、雑談系podcast番組でありフリースタイルゲストトーク型プログラムです』
文字通り、雑談系(笑)。知っても全然得しない影山のあんな過去こんな今。ライフワークであるシクロクロス大会運営のこと。収録場所を特別にお貸しいただいた星野リゾートBEB5土浦のこと。12月にひかえる「全日本選手権自転車競技大会シクロクロス@土浦」のこと。
収録日 9/15 は取手ステージ準備も大詰めで、かつ無事に開催されるか分からないタイミングだったので、出演を少し迷いました。でもこのタイミングだからお伝えしたいことがあったのも事実で・・・。お休みを合わせて土浦まで来てくださった落合さん、ありがとうございます。
何かやりながらの流し聴きがオススメです。よろしければ、秋の夜長のお耳のお供にどうぞ〜!
前編
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/radio-rueda/id1490877459?i=1000537048957
後編
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/radio-rueda/id1490877459?i=1000537903302
そしてお次は?
茨城シクロクロスシリーズとしての第3戦が11月最後の土日に。
そして12月11日~12日には茨城県土浦市で「第27回全日本選手権自転車競技大会シクロクロス」が行われます。
全日本選手権は茨城県として初開催。首都圏から過去最も近い全日本選手権シクロクロス。私たちが主管団体として関わります。
休んだのか休んでないのか分かりませんが、年内いっぱいがんばってみます。
走るのも、見るのも、楽しめる舞台を作っていきます!