「野辺山なめんなよ」Rapha Super Cross NOBEYAMA 走ってきました!

『レースレポートは鮮度が大事!』

こんにちは。つくば店影山です。

最近レース会場にいると「えっ!ぜんめーさん今日走るんですか!?」と驚かれることが。どんな天然記念物あつかいなんだw

まー、たしかに昨シーズンは1レースのみ出走。その前はたしか・・・思い出せなかったらAJOCCサイトで調べてみよう。なんて便利なんだ(自画自賛)。

https://data.cyclocross.jp/racer/CCM-000-0104

2レースだけだった・・・。

そんなわけで、元祖OTRシクロクロス部員の私カゲヤマ、地元レースの合間をぬって、たまには遠征して市場調査と世間話をしてこよう!「Rapha Super Cross NOBEYAMA」通称野辺山シクロクロスへ行ってきました!

バイクは「TREK CROCKETT」

バイクはレース1週間前に仕上がった!今はラインナップ落ちしたクロケット号を投入。

柏店アルバイトのなるしまくんに貸していたり、展示に貸し出していたり、10月の土浦ステージではつくば店の村松さんに乗ってもらっていたり。

軽くてクイック。気軽にどこでも走っていける、こいつはとってもいいバイクなんだ。

ホイールは「BONTRAGER AEOLUS PRO 37」アイオロスプロ37に、「IRC SERAC CX EDGE TLR」シラクエッジチューブレスレディを履かせる。履かせたのは先シーズン末なんだけど、走るのはこの夏からなんだな。

教訓、レースで使うタイヤはしっかり普段から使って吟味しておこう!

シマノGRXコンポを基本に、4iiii社の左クランク型パワーメーターを。

GRXって特に目立った特徴はない(シマノさん失礼!)のですが、ひたすらに質実な部品という印象。シンプルだからグラベルに耐えるというのが特徴かな。フロントシングルで運用するならバッチリな機能性です。グラベル/CX専用コンポとして、シマノさんがんばっているので応援したい!

ペダルは LOOK X-TRACK CARBON。元祖ペダル屋たるフランスLOOK社のペダルは、オン用もオフ用も大きな特徴がないのが特徴(笑)ですが、いずれも広い踏面とシンプルな造り。ペダルはシンプルなのがいいです。結果として壊れにくいはず。

シマノとタイムの中間的な使用感が気に入っております(分かりにくい!)。

たまには前日入り

さすがに近くはない野辺山。金曜から現地入りして、コースと現場をひたすら見学。

会場となるのは野辺山高原の滝沢牧場。観光で行ったことあるよ!という方も多いのでは?表彰ステージはさすがに立派。

横断帯が右側通行なのは、UCIレースな野辺山風?(根拠なし)あ、でもRaphaって本社イギリスですよね、すると左側通行なのか・・・。

ピットエリアもUCI規格のフルサイズ。このあたりは規則上のフルサイズでなくても許容される(*実際、我々が運営した全日本選手権in土浦では、けっこうミニマムでした汗)のですが、さすがの広さだ。野辺山は雄大!

コースを歩いていて、土浦ステージでお世話になった業者さんと行き当たり世間話。ちょっとのはずが話が長くなり、あたりはすっかり夕闇。さみー。

土浦の反省トークでもしますか~と、ROCKのカレーで晩餐会。あ、気がついたら来年の話をしていた?

野辺山に来たらROCKでカレーです。これ定番。
https://rock1971.jp/

なかなか予約が取れなかったお宿。こんなことからも人流の戻りを感じます40台会社員男性。

さぁレース当日

今回の遠征は、オレ一人にバイク2台。軽自動車なので、前後ホイールを外して、ホイールバッグで満載です。

宣伝!「RIDE OASIS」ライドオアシスのホイールバッグ!太めのタイヤでも安心のサイズ感、そして中身が確認できる透明窓付き。中身がすぐに分かって、複数バリエーションのタイヤ/ホイールを持っていくシクロクロスには超便利!

土曜のレースの朝は早い。試走してからすぐにレースになるので、走りながらタイヤの空気圧を見定めます。試走に「パナレーサー 低圧タイヤゲージ」を持っていった。

タイヤゲージ、これは「一家にひとつ」必携グッズですぜ!

低温、かつ砂利の多い路面だったので、2.0bar で試走をスタート→1.9bar でショック吸収性を確保→1.8bar でがれた路面でのグリップを確保・・・。

たくさん試走できて満足。結果、前1.8bar・後1.9bar に決定。

牛と八ヶ岳。野辺山感。それにしても朝は冷える。。

でもレース前の8時にはすっかりポカポカ!今日はとってもいい天気。

生涯シクロクロスをテーマに、昨期から出走カテゴリーを「男子マスターズ40」に変更。上を上を目指すエリートカテゴリーも楽しいけれど、正直残留ランキングを保持するのも難しいし、出れるときに楽しむスタンス。

出走履歴もないので最後尾からスタートです。

まだまだ「スタート芸人」の感覚は失われていない!スタートダッシュで集団中程へ。2回ある短い舗装登りでスキマを見つけては徐々にポジションアップ、コース最標高地点では4位まで上がれた!

ふーっと息を整えて、さぁ緩い砂利の下りへ、そのとき・・・

ぷしゅー

一気にフロントタイヤの空気が抜けた(+_+)

結果、スタート後3分でフロントタイヤパンク。ピットエリアに予備機材も置いてないし、ルール上駐車場に取りにくのもNG。とぼとぼリタイアを選びました(T_T)

アフターレースが本番さ・・・

駐車場で予備ホイールに交換し、お腹が減るまで(なんといってもマッサージオイルとカロリー補給は十分である)1時間ほど野辺山高原をサイクリング。

なんていい景色なんだ・・・。

なんてポカポカ陽気なんだ・・・。

サイコーじゃないか(まだ9時前だけどな)。

あ、写真を撮りたいな。えっ、スマホを持ってきていない・・・。

日中は知り合いを応援したり。かわちゅん、がんばー。

高原で運動といえば、ソフトクリームを満喫したり。うめー。

ソフトクリームを食べていたら「ピリピリしていない影山さんを初めて見た」と某メディアの方に言われた。本望でありますm(_ _)m

そんなわけで、昨今の業界事情をメディアの方と話したり。出展ブースのみなさんにご挨拶したり。競技関係者と来期の話(もうかよ→もうです)をしたり。あんまりのんびり出来ないけれど、現場ならではです。一気に用事が進んでお腹いっぱいです。

あ、2日目のお昼もカレーでしたよ。美味しかったです。

主催担当のRapha矢野さん(この翌々日がRaphaジャパン代表の最終任期でした。お疲れさまでしたm(_ _)m)を交えて、メディア/業界関係者で青空サミット(?)。

電車で現地組みはビール飲んだりしてますが、話している内容はすこぶる大真面目です。(写真は落合さんのFBから)

帰ってきてタイヤをチェック。ばっさりサイドカットしていました。野辺山、ガレガレだったしな・・・。他にもパンクした人が多かったけど、なんにせよ自分が走りなれていなかった。

悔しいと同時に、やっぱりワクワク感が上回ってきたゾ。

もうちょっと走り込んでまた挑戦しよう。12月は皆さんとどこかご一緒できたらうれしいな!