ちょっと隣の国まで・・・「東北シクロクロス亘理」走ってきました!

『レースレポートは鮮度が大事!』

んが~!もう1週間もたってしまったのカ!こんにちは、つくば店影山です。

おかげさまで出張やら出展やらでバタバタしております。まだまだ暖かい日が多いですが、続々と始まるシクロクロスレースの話題。

今期2つ目の参戦(スタッフの皆さんに感謝!)「東北CXシリーズ#1 亘理町長杯 わたりラウンド」に行ってまいりました。

東北さんにはお世話になっております

思い起こせば11年前。茨城シクロクロスをはじめようというときに、影山ほか数名のスタッフで運営研修に入らせていただいたのが、東北シクロクロスでした。

茨城戦にも東北スタッフの皆さんにお手伝いに来ていただいたり、なにかとお繋がりがあります。

決して人口密集地帯ではない東北の地ですが、自転車競技文化を粛々と広めていく努力にはいつもリスペクトです。

影山個人としても妻の実家が東北ということもあり、なんとなく親近感があります。

新しく投入したもの

レースを楽しむためには事前準備が大事!余裕のあるときに、ちょこちょこ新しい機材を準備します。こういう作業が楽しい(^^)

①稲城戦ではミックスパターンのタイヤ(Vittoria ビットリアの Terreno Mix テレーノミックス、写真上)だけ持っていったのですが、10月末は晴れマークが続いていたこともあり、転がりの軽いドライパターンのタイヤ(Vittoria ビットリアの Terreno Dry テレーノドライ、写真下)も用意。

結局、大会当日朝は小雨模様、ドライ用タイヤの出番はなかったのですが^^;。備え荒れば憂い無し、本番でパンクしたときに予備ホイールとして使えるし。

②稲城戦でテツカさんとお話していて発覚した「影山のタイヤ圧力計が狂っているのではないか?」事案:2割くらい高い値が表示されていた(笑)。アナログ式の低圧ゲージもよいのだけれど、巷で評判のパナレーサーデジタル式ゲージを投入。

バックライトのおかげで暗い場所でもはっきり読める!0.01気圧という細かい値まで調整できる!使ってみたら想像以上によかった。あとは・・・寒いエリアでどれだけ正確に動いてくれるか?これはまた追って使ってみます。

③ミックスパターンのタイヤ(チューブレスです)が微妙にエア抜けが早かったので、新しいシーラント(タイヤの目止め液体)を投入。これまた巷で評判の「Muc-Off NO PUNCTURE HASSLE TUBELESS SEALANT」マックオフ ハッスルシーラント を。

バルブコアを外して簡単に注入できる便利なパッケージです。レース会場とか出先でもこりゃ安心。肝心のエア止め性能もバッチリでした(^^)

性能については・・・輸入元であるダイアテックさんのブログをどうぞ!なかなか面白くてためになります。

【Muc-Off】シーラント選びの決定版2023(ロードバイク編)
https://www.diatechproducts.com/how_to_select_sealant
【Muc-Off】シーラント性能比較テスト:一番パンクを防ぐシーラントはどれだ!?編
https://www.diatechproducts.com/archives/48429

ちょっと北の国へ

土曜の夜に、妻の実家付近である福島県広野まで移動。道中いい天気。月がとっても綺麗ダナ。

昭和感ただよう民宿にお邪魔しました。夜も遅いのでお風呂入って早く寝よう。

ややっ大浴場!?「この館内案内を見て、ときめく者はおらぬか?」実際は違いましたけれども^^;。

雄大な会場

日曜の朝、会場に着くと小雨~(・_・;)。影山、雨男疑惑。いやいやオレじゃない。

会場のある海沿いの防波堤から、西を見るとレース会場、東を見ると太平洋。今回の会場は2011年の大震災をきっかけに造成された海浜公園です。いやはやすごい立地だ。

路面が濡れていたので、試走前に慌ててホイール交換。テレーノDry+「ボントレガー アイオロスPro37ホイール」から、テレーノMix+「シマノ WH-R8170-36アルテグラホイール」にチェンジ。この両ホイールですと、ブレーキと変速のセッティングを全く調整せずに使い回しできて助かります。(アルテグラ・デュラエースホイールと、ボントレガーホイールは割と相性がよいみたい。)

先の写真にもある通り、この日は前後とも「1.75 Bar」にセット。予備ホイールも同じ空気圧に揃えます。ビットリアのタイヤはコシがあって頑丈で、個人的にはとても気に入っています。

レースがはじまった

朝イチのレースは、ME4に我らがハマオカさん(OTRシクロクロス部)、MM50におなじみタナベさん(茨城CX県北主催担当)、各人への応援に熱が入らないわけがない!

土手の大キャンバーが待ち受ける難コースに飛び出していきます。

ハマオカさん、ちょっと練習疲れか、いつもよりケイデンスが低めだったような?調整して次戦に気合!

タナベさん、「ファンに写真を撮ってもらえるのが幸せ」なんだとか。なんだとぉ?

続けまして影山のMM40レース。スタート直後は先頭だった写真(このあとえらい勢いで抜かれて4位^^;)。

photo @ Katsumi Ishikawa

レース中はすっかり晴れて、路面コンディションはみるみる回復。青空を背にキャンバー区間を走る(レース中は青空なんて見えませんがw)。2位から4位までは終始僅差で、緊張感ある追いかけっこが続きます。

photo @ hamaoka さん

30分のレースの最終周、一番きつい激坂区間で3位へ。続く平坦をエラパクパクしながら踏んで、下りは焦らずできるだけ休んで(気を抜くとコケる)、なんとか3位を死守してゴールできました。

photo @ Katsumi Ishikawa

ところでどうなの?グラベルロード?

今年のバイクはグラベルロードである「Checkpoint SL」。純シクロクロスバイクと比べて、走らせ方にちょっと癖があります。

低重心なグラベルロードバイクは、コーナーリング中にペダルが路面にヒットすることが多いです。明らかにコーナーリングの立ち上がりでは純シクロクロスバイクにくらべて不利。

反面、荒れた直線やスムーズな路面の下りでは、安定感がもたらすメリットがあります。

ダイシングでの加速も決して軽快ではありません。ゆっくりしたケイデンスで一定ペースを刻むのが得意なバイクなんだろうなあ。この日の最終周でも、コーナーで遅れて、立ち上がりでハムスターのようにペダルをぐるぐる回して追いつく、を繰り返しました。結果的に疲労を抑えられたのかもしれません。

あとはもうちょっとバイク全体を軽くしないとなぁ。

表彰式。賞品の野菜が微妙にうれしい(^^)

午後はエリートレース。ミズタニ自転車ブースのウォームアップコーナーを活用する選手たち。

レースの合間に腹ごしらえ、これもまたレース参戦の醍醐味(^^) 仙台のフレンチレストラン「ナクレ」さんが今大会も出店、レストランのケータリングサービスって珍しいですよね?どれどれメニュー・・・。

ふと目を上げると、メニュー外メニューの美味そうなソーセージが。迷わず注文。(他にもいきなりお魚を焼いていたり、メニュー外メニューが目を引きました。)

今期初参戦のヨシオカさんは、57番手スタートから、完走ラインまであと一歩の33位のリザルト。カゲヤマはピット(機材交換エリア)から応援していましたが、初戦で走り慣れていない感がある割には、結果は上々だったかと。引き続き応援!

リザルト一覧はこちら
https://data.cyclocross.jp/race/18062

そしてシーズンが続く

お片付けしてからの帰路はちょっと疲れました。東北からの帰り道は、渋滞がないのでその点はストレスフリーです。

さて、関東勢は次は幕張戦、続けて11/12には茨城シクロクロス第2戦である常陸大宮戦、そして人気の野辺山戦へと続きます。

近県の大会にはスタッフ交代で訪れます。それではまた!日本のどこかでお会いしましょう(^_^)/~。