ちょこちょこ魔改造!グラベルバイクが楽しい私的通勤生活

皆さまこんにちは。つくば店影山です。

12月、だいぶ涼しくなってきましたね~。

えっ寒いって?

夏が長かったので、まだまだ「涼しい」と言い張れる、そんなわけはない。

それにしてもまだまだイチョウがきれいなんです、12月なのに。

年末も近いし、なんとな~くいじり続けてきた通勤バイクのご紹介を!と思いたって筆を執りました。

この時期は通勤バイクが快適です

身支度を整えて、キリッとした空気の中を走り出す。あまり大汗もかかず、快適に運動を続けることが出来ます。

朝と昼の温度差も少ないので、真夏と違って生命の危機(?)を感じることも少ないです。

よーく天気予報を見て、どのくらい着込むべきか?を考えるのも大事ですね。

私カゲヤマは、基本的にオン/オフロードが混じったフィールドが好きです。マウンテンバイクからスポーツサイクルの世界に入ったということもあって、ずっと舗装道路が続くとなんだかムズムズしてしまうw

通勤でもグラベルロードや、タイヤが太めのロードバイク・ドマーネ号を乗ります。

つくば市~土浦市界隈を遠回りして行くときとか、いろんな道を走れて楽しい。

つくば市内の遊歩道は結構ガタガタなところがありますからね。

二の宮3丁目のお店前の歩道も、作られて40年以上経っているはずです。私がつくばに住み始めた30年前から比べると、木の根っこなんかでガタガタが多くなってきました。

そんな路面も太いタイヤなら安心!どこでも走れる。どこでも楽しめる。いい時代です!

グラベルロードが楽しい

「TREK Checkpoint ALR5」チェックポイントALR5に乗っています。

気になる裏道やオフロードへ、気兼ねなく突入できる懐の深さ。

軽量な車重でアップダウンもなんのその。

それなりに舗装も走れるので、それなりに中距離~長距離も快適。

もちろん、筑波山のグラベルロードなんかをかっとんでも安心。

深い深い自然の中にも分け入ることができます。

昔の「軽快なライトクロカンバイク」の現代版ですね。

今も昔も(↓そんなに昔ではないがw)チェックポイントは通勤ライダーに人気です。

グラベルロードの日常(1) チェックポイントの魅力をご紹介!

私はこのバイクに「シマノ R7100 105 Di2」シマノ105、2×12段変速、電動変速Di2を組み付けて使っています。

バイクカスタムは自転車屋さんの特権?いやいや、どなたにも開かれているのがバイクカスタムの世界です。

フロント変速機へと伸びる奇々怪々な電動ケーブルの取り回しは、ぜひ店頭でお確かめください。(たぶんメーカー非推奨)

電動変速Di2はよいですね。

冬で厚手のグローブをしていても変速ミスが少ないし、なによりブレーキレバーの握り心地が手にしっくり馴染みます。

近年のシマノブレーキは本当によくなっていて、ブレーキ操作が楽です。

手の大きさに合わせたレバー位置調整もやりやすくなりました。

12段変速になった105の変速性能は、10段や11段のシステムを知る身としては、本っ当に感動モノです。上位クラスと比べると差を感じないわけではありませんが、十分にレースでも使える品質と性能です。

シマノさんがセミナーで「この105はひと世代前のデュラエース(最高峰グレード)とほぼ同等ですから」と繰り返し述べていましたが、まさにそんな感じ。

スプロケ替えてみました

最近、後ろギア(カセットスプロケット)を、105グレードから、一つ上位グレードのアルテグラに交換してみました。

写真にあります105から・・・

アルテグラへ換装・・・これがまた感動モノでした!

アルテグラのカセットスプロケットには「Shimano Hyperglide+」ハイパーグライドプラスという、ギアの歯先を工夫する技術が投入されていて、とにかく変速が速くて正確です。

仕組みはよく分かりませんが、チェーンがギアの上をすっと移動して、カタンと隣のギアにスムーズに収まる。

「変速が早い」って文字にするとカンタンなのですが、105からグレードアップすると端的にその凄さを実感することができます。

シフトダウンも、シフトアップも、ペダルに力を込めながらの変速も、とにかくスムーズそのもの。これはぜひ体感してほしいなあと思います。

105ユーザーの皆さん!「リアスプロケットをアルテグラにアップグレードする」これはオススメであります!

シマノの12段リアスプロケットを一覧にしてみました。アルテグラとデュラエースには「ハイパーグライドプラス」テクノロジーが使われているんですね。(そ、それにしてもデュラエースって軽いなあ・・・。)

いつの時代も、グレードによる重量の差はありますね。(乗っちゃうと分からなくなることも多いんですけど汗)

ホイール替えてみました

軽いといえば、これまた飛び道具。ホイールを「Bontrager Paradigm Pro 30」ボントレガーのパラダイムプロ30に交換してみました。

なんとぉ!前後合わせて1,380g!純正ホイールより500g以上軽い!

さすがにこれだけ軽くなると、後ろから蹴飛ばされるかのように加速してくれます。

リアハブのカリカリ(ノッチ数)は、1回転で108ノッチと驚異的な細かい。36ノッチとかでも十分細かいと言われるラチェットソムリエ(?)の世界において、これは驚異的。

踏み出しの素早さ、加速のスムーズさ、バランスを取りながらの悪路でのペダリング、動きがとにかくスムーズ。

もちろん昨今のトレンド、チューブレスタイヤ対応。リム外幅が35mm、リム内幅が実測で29mmと、ロードバイク用としては驚異的に太い。

ちょっと昔のマウンテンバイク用ホイールよりも広い・・・これが時代か。

タイヤ替えてみました

IRCの「BOKEN DOUBLE CROSS」。しっかりグリップのオフロードタイヤです。ゴツい見た目よりも、はるかに軽く走ってくれるんです。

複数サイズの中から、38mm幅タイヤを使っています。(写真は通勤中に銀杏を踏んでしまい、水で洗い流した図。)

しかしこのパラダイムホイール、デカールが地味で・・・どこのブランドのホイールなのか見た目では分からないですね(笑)。まあ、玄人っぽくてよいか。

30mmのワイドリムに、38mmのグラベルタイヤ。タイヤのエラがしっかり張って、低圧でも安心の安定感。タイヤのトレッドが地面にしっかり食い込む感じです。それでいて転がりも軽いと来たもんだから、最近の自転車は本当にスゴイなあと常々感じます。

通勤だけにはもったいないと言われそうですが、いろいろ魔改造を楽しんでいます。

バイクの変化を楽しむのは何年自転車を楽しんでいても飽きませんね。

年末年始はちょっと遠くへ足を伸ばしてみようかな~。

年内は12月27日まで営業です。とりとめないご相談、お待ちしています(^^)