なのにあなたは日光にゆくの

太古よりいつの時代も人々に親しみ愛される続ける筑波山。
百名山の中では、最も低い山でありながら、その姿は関東平野の端々から望むことが出来き、ツインピークスからゆるやかに裾野延びる稜線の寛容なるシルエットと朝夕に紫色に山肌を染める「紫峰」に憧憬を抱き続ける、柏店の堀越です。

[ 筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる ] 小倉百人一首 13番

筑波山に惹かれ恋ぞつもりて、年に200回は峠に通い、麓に不動産の購入を考えた時期もありました。
筑波山への愛着は並みのつくば市民以上はあると勝手に自認している私です、それでもこの時期だけは...


・・・日光へと気が向いてしまうのです。。。

特に奥日光と呼ばれる中禅寺湖・戦場ヶ原エリアは北海道とかわらぬ低湿度地帯として知られています。
尚且つ、標高1400㍍の高地は、海抜ゼロ同等のの関東平野部よりザックリですが気温差10℃は違います。
とにかく、避暑地として夏は最高のオアシスです。

https://www.nikko-kankou.org/
日光観光協会HPより

夏の日中に自転車に乗ることが年々厳しくなる中、ほんの一時でもそこに足を踏み入れればその価値に気付いてもらえるはずです。
サイクリングにはもっともっと活用されてもイイと思いますが、年々すれ違うサイクリストが減少しているように感じます。

そこでこのブログでは、日光をもっと身近に感じてもらい是非とも脚を運んでもらいたくしたためます。この夏に!!!

いろは坂を越えて

いろは坂は国道120号線の一部であり、「日本の道100選」にも選ばれる日本有数の山岳道路です。
また本国ドイツに似た景観から日本ロマンチック街道とも呼ばれています。

名の由来は急な曲がりが48箇所にだったことから、いろは48音に由来するのはご承知のことこと思います。
が、現在は上下線を分離独立させてしまったため、当初の宛番とは異なりっております。

今回は中学2年生帰宅部、ロードバイク歴 1ヶ月の息子を、超初心者のモデルケースとして同行させました。

いろは坂の起点となる馬返。

奥日光へのアクセスには絶対に避けては通れない”いろは坂”
先に述べたように、誰もが知る日本有数の観光道路。坂道の代名詞的存在でもあり、それ故に自転車での走破に高い難易度をイメージされてるようにも思います。
いろは坂への過大なイメージが奥日光への最大の障壁だと思います・・・

しかし実際には上下線が分離されて以降、登り第2いろは坂は、片側2車線の一方通行で大型の観光バスなどに対応した緩やかな勾配とカーブで構成される 高度差 440㍍ 距離 9.5㌔ 平均勾配4.6%です。

因みに筑波山には、いろは坂よりも勾配の緩い峠はありません。

不動峠がのぼれるなら、いろは坂ものぼれます

夏休みからロードバイクに跨りひと月、隔週で筑波山の不動峠を登る事2回。
脚こそつかないものの、どちらも25分前後のタイムだったと思います。典型的な初心者のレンジに収まってる息子です。
何の予備知識もないまま、いろは坂への登坂開始です。


本人曰く「つくばより、涼しくて楽」最後までこのペースでもてば・・・

スタート地点の日光市街地が遥か彼方に感じるくらい上昇してきました。気温の低下も実感でいるくらいに。

タイムを求めるわけでもないので途中で一旦水分補給がれら寄り道するも、スルーしても足着きなく登り切れるくらいの余裕がありました。

馬返しから中禅寺湖まで無事到着。時間にして1時間ちょっとでした。
ペース配分を守って、不動峠を2本連続で登るくらいの心構えがあればどなたでも登れるはずです。

もちろんクロスバイクでも全然可能です!! その様子はこちらで、来年は私はランニングで登るつもりです(帰りはバス)!!

日光で森林浴、湖水浴、日光浴

ご褒美も忘れずに

息子のペースに合わせてでも2時間ペダルを漕げばお腹が空いてきました。
新鮮な空気を沢山吸い続けたおかげで、体内まで洗浄循環されたかのような錯覚。
空っぽの胃が何でも受け入れてくれる態勢で整ってます、たっぷり脂身を補給して午後のエネルギーに変換しましょう!!

行列必須の人気店。開店直後にあわせたペース配分は我ながら良くできました!!

中禅寺湖 徒歩1分 湖畔を流れる雲を眺めながら美味しい定食を味わいます。
もちろん店内にはクーラーはなく入り戸を開けたままで涼しい。

ハムカツ&串カツ定食
見た目以上のボリュームです。女性の方はこころして、

腹一杯に満たされ、気温25℃の天然クラーに身を置けばどうなるでしょうか!?眠くなる、もうそれだけです。
ここから先は奥日光の気候を存分に味わいます。何もせずただそこに身を置くだけでも有意義な時間です。
昼寝をするのも良いでしょう。ちょと足を伸ばして足湯につかりもよし。私は半裸で中禅寺湖の湖水浴を愉しんで、綺麗さっぱり汗を流しました。

湯元の温泉街にて無料で足湯で癒されます。

まだまだ晩夏の日光を愉しむチャンスは残されてます!!
ほんのちょっとのココロと自転車の準備をすれば、いろは坂という楽園への螺旋階段はいとも簡単に昇りきれます。
残された夏を愉しんで下さい。

関東よりひと月ほど季節を先取りする日光。湖畔は赤トンボでにぎわってました。