守谷店スタッフ向井、マドンSLRをオーダー!その2【プロジェクトワン】

前回からの続き・・・

https://otr.jp/staff-blog/staffbike-mukai-madone-1/

ブログ更新に時間がかかっている内にこんなキャンペーンが始まりましたよ!

https://otr.jp/news/projectone-campaign-2019/

デザインが決定!オーダーから40日、到着しました!

組み立て開始!

箱です。いきなりこれからこの自転車に乗ってどこへ行こう?そう、箱の中には「ワクワク」が詰まっています。箱を見ただけでワクワクできればたいしたものですよ。

いきなり乗れる状態で来る訳ではないんですよねぇ、と言う事でいざ開封!見事にコンパクトに収まっていますね。

ここからがスポーツ自転車専門店の本領発揮!既に取り付けてある部品を一旦取り外し、グリスアップや調整をしながら、組み上げていきます。

まずはホイールの調整からスタート!ホイールの微妙なフレを取っていきます。

隙間が均一になる様に調整していきます。

ホイールは高速で回転します。ブレードタイプのスポークの場合、捻じれがあると、空気抵抗になってしまうので修正していきます。


その他にもスプロケを取り付け、ブレーキディスクの取り付け、フレが出ていないかチェック&修正をしていきます。

次はフレーム周り!

まずはハンドル周りを一度仮組みし

再度バラし

長すぎるステアリングコラムをカットします。

既にポジションが固まっている方は納車時にカットするのが吉です!

再度フォークを組む前にステアリングストッパー取り付けネジやベアリングの受けをグリスアップしていきます。

フロントブレーキキャリパーも取り付け前に、アダプターとキャリパーがしっかり固定されているかを確認

マドンの場合ブレーキケーブルがフォークの中を通り

ステアリングコラムの途中から出て・・・

フレーム、ハンドル内を通りレバーへと接続していきます。ホント、良くこんな設計思いつきますよね。

ISOスピードの締め付けもお忘れなく・・・

続いてブレーキ回り!

長すぎるブレーキケーブルをカットし

コネクターインサートを打ち込み。私はバイスプライヤーとプラハンで打ち込む派です。

カットしたホースで、レバー内にあるオリーブを取り出し・・・撮影しながらの作業は腕が4本欲しくなってきますね。

レバーとホースを接続していきます。

エア抜き作業へと続く・・・油圧ブレーキのメンテナンスは、その昔はオートバイのブレーキホース、キャリパー交換も自分で行なっていたので馴染みのある作業だったりします。

その後の調整はこちらのブログをチェックしてみて下さい!

https://otr.jp/staff-blog/hydraulic-brakelever-adjustment-1/

締めは駆動の調整!

BB90のグリスアップ!

カバーを外せばすぐ「BB」

BBは一度取り外し内側をグリスアップ、圧入確認、BB表面もグリスアップし防水カバーを取り付けていきます。この作業をしないとベアリングの寿命は半分程度になってしまいます。

チェーンキャッチャー取り付けボルトもグリスアップし再びクランク取り付け、変速機取り付け調整等々、今回は調整作業を簡素化する為にアルテグラの電動コンポで組んでいます!ケーブルの取り回しが複雑になりがちな、ケーブル内装式フレームでは電動コンポが圧倒的にお勧めです!変速の調整はあっという間に完了!故に写真なし笑

ガラスの鎧施工!

せっかくなので塗装面の艶出し&保護に効果的な「ガラスの鎧」を施工します。施工後の状態は写真では伝わりにくいので「水弾き」の様子をご覧下さい笑。効果は2~3年持続、フレーム単体、もしくは納車時に指定頂ければ¥5,500(10%税込)で施工できます。

ここまで来れば組み立てはほぼ完成です!


この後、バーテープを巻き、ボトルケージなどのアクセサリーを取り付け、ポジションの微調整をしていきます。今後も地味な作業が続きますが、全てはストレス無く走る、且つ長く乗れる、スポーツ自転車を「楽しむ」事に集中できる自転車を完成させる為です。