ロード山スペシャル 11月
「ロード山スペシャル」
筑波山の峠を中心に、コースや走り方をアレンジしながら7年が経ちました。
散々筑波山を走り込んできたベテラン勢からの伸びしろ満載の若手まで、皆さんが納得して愉しんでもらえるイベントになるよう日々模索中です。
今シーズンからは新たな発想を取り入れてみたく、隔月で堀越と稲見で担当交代それぞれの想いであたっています!!
今回は堀越が担当しました。
11月の中旬なのに、半袖ジャージに長袖インナーで十分快適に走れる暖かさ、酷暑の恩恵でしょうか!?
入り組んだ峠は風も通らず、平地以上に暖かいのも嬉しいところ。
不動峠 7本ピストン練習
その名の通り 不動峠を7本登る練習です!!
なぜ7本か!?には理由はありませんがそれ以上やると私がその後仕事に支障をきたす・・・くらいです。
1人でも出来る練習ですが、みんなでやると練習としての質も楽しさも格段に増してきます!!
ただ、それには参加者全員の意識の統一がないと成立しません。
シンプルなルールを決める
みんなの意識を揃えるためにに最終的な目的とルールを決めます!!
一. 1回の登り下りを30分以内に済ます。 ~30分インターバル方式~
毎回の定刻スタートで全員一斉に足並みを揃えてスタートする
一. 前回よりもタイムを短縮して登らなくてはいけない。 ~ビルドアップ方式~
気力・体力任せに走るのではなくペース感覚を意識しながら 最終局面で力を出し切る
最初の1本目はアップも兼ねてお喋りをしながら18分台のタイムで登ります。
そこから1本ごとに1分づつ短縮してゆきます。
18/17/16/15分と4本2時間を経過したところで一休み、5本目からは30秒づつ縮めて最後は13分切を目指します!!
この練習で大切なのはペース配分
調子が良くても淡々とペースを刻むこと、最後まで上げ続けられるかが肝です!!
やりきった達成感は笑顔にしてくれます!!
最後の7本目はしんどいですが、みんなも頑張ってるなら手抜きできない。
そこがみんなでやる練習のメリットですね。
7本完遂した後は、いい笑顔です。
「今日1日出来ることを全てやりきった」って感じです。
毎度山スペを終えてると、
こんな練習をして参加された皆さんは楽しかったのか?
自分のための自己満足で終わってないか?
と、振り返り心配にもなります。
ある方の今日の締めの一言、
「こんなの意味なくてもいいんだよ、お祭りみたいなものだから、みんなでワイワイできりゃ良いんだよ」
ありがたいです。
ロードバイクに乗り始めて20年、2,000回以上登っているはずの不動峠。いつまでも飽きることなく惹きつけられる魅力は何処にあるのでしょうか!!