TREK Domane AL5 Gen4 で山岳サイクリングしてみました!

サイクリングをするのにベストシーズンが近づいて来ましたね。
こんにちは、オンザロードつくば店エンドーです。
そんな素敵な季節に、つくば店の試乗車であるDomaneAL5(ドマーネAL5)を駆り、山岳サイクリングしてみました。
あくまでもエンドー目線ではありますが、DomaneAL5の山岳ライドインプレッションをお届けします。
ドマーネってロングライドはよいけど、山はどうなの?
ロングライドでは定評のあるドマーネシリーズですが、以前からあった疑問・・・
『山岳ライドでドマーネAL5って、どうなの?』
そんな疑問から、ドマーネAL5で筑波山を走ってきました。
毎朝走っている朝つつじから
沼田からつつじヶ丘までの登りオンリーのコースを走ります。
いつもは自分のマドンSLRで走っている道です。
比較対象がマドンSLRなので、そのへんを加味してインプレッションします。
出だしはちょっと踏んでみます。
やはりこのバイクは「ガツン」とペダルを踏み込むよりも、「ジワ~ッ」と踏み込んだいくと、気持ち良く加速していきます。
ちょうど筑波山神社の大鳥居を過ぎて、ちょっと斜度が緩んでフラットな直線な道。
ここはフラットですが、道がガタガタしている箇所があり、丁寧なペダリングをしないとグリップを失いタイムロスにつながります。
ですが、さすがドマーネ。滑らかな走りで挙動の乱れを感じずに走れます。
山のルートは意外と道が悪いところが多く(山道ですから当たり前ですね)、気が付かないうちにグリップしていなくて、タイムロスやストレスにつながってしまうので、乗り心地のよさは速さにも通じていると思われます。
山しか登らないエンドーは、以前は『自転車は軽さが正義!』でした。
しかし、いわゆる加齢にともない、最近では『多少重くなってもOK、軽さより乗り心地を優先にシフト』したことで、レースでもトレーニングでもよい結果がでていると思われます。
神社をすぎると勾配がきつくなってきますので、シッティングから時々ダンシングに切り替えながら進みます。
やはりダンシングの振りは、普段マドンSLRの軽い振りで慣れているためでしょうか、少し重さを感じます。
当たり前ですが、マドンSLRと同じリズムとはいきませんね。
ただ、どんなバイクでもリズムは違ってきます。
乗り慣れてくれば、ドマーネAL5にとっての『進むリズム』があるはずです。
風返峠からさらに先へ、気持ちよく進みますが、走りながら・・・
『ドマーネAL5に軽量ホイールを履かせたら?』
『きっと面白いはず、いや絶対速くなって面白いはず!』
などと考えながら、つつじヶ丘まで気持ちよく登り切りました。
次はコーナリングが多い朝日峠
今度は場所を変えて、朝日峠に移動します。
短い峠ではありますが、斜度の変化もあり、コーナーが連続します。
ドマーネAL5はやはりシッティングでトルクをかけて、丁寧にペダリングすると、よく進んでくれます。
マドンSLRでは、コーナーをイン側の勾配がきついところをダンシングを併用しながら行きたいところですが、
ドマーネAL5は、コーナーはイン側にはいかず、多少遠くなっても、アウト側の勾配が緩いところをシッティングで一定のトルクをかけて走るほうが、あっていると思います。
あくまでも一定のトルクとスピードで巡航して、スピードの上げ下げを極力少なくすることで、疲れずに気持ち良く走ってくれるイメージです。
ロングライドが得意と言われる所以ですね。
さて、下りでのコーナリングの感想ですが、BBの位置が低いせいか非常に安定しています。
確かに上りでも、下りでも直進安定性は良いなあと、乗り出してすぐに感じました。
直進安定性がよいため、立ちが強いバイクなので、コーナーでバイクを一度、寝かせてラインが決まれば、挙動のぶれもなく抜群の安定感!
気持ちよい!これはいいですね~!
そういえば触れていませんでしたが、ここまで乗ってみて、シマノ105の12段変速と、油圧のディスクブレーキ、本当によいです。
普段アルテグラやデュラエースといった上位パーツを使っているエンドーですが、この105のパーツも全然違和感なく走り、変速して、止まれます。
アルテグラの電動変速Di2もいいですが、105の機械式変速もパチパチ変速出来て楽しい。
やっぱり12速になって、ギア比もワイドになったおかげで、山岳サイクリングにはもってこいのパーツですね。
DomaneAL5 山岳ライド 総評
「ドマーネAL5は山もイケる!」
ドマーネAL5は平地ロングライドのイメージがあったのですが、山岳コースも思っていた以上に走ってくれます!
もとより、ドマーネシリーズは往年の名選手ファビアン・カンチェラーラがヨーロッパのクラッシックレースで勝利するために開発されたレースバイク、悪いわけがありません。
そして何より、乗り心地が良いので、乗っていて楽しい!
こんなところも走れちゃう!
ノーマルの状態でも楽しかったので、今度はドマーネAL5に軽量でワイドリムのカーボンホイールを履かせて、再度山岳ライドしてみたいと思わずにはいられませんでした。
次回、やってみたいですね!
DomaneAL5 スペック
フレーム:100シリーズ Alphaアルミ
フロントフォーク:ドマーネAL OCLVカーボンフォーク
コンポ:シマノ 105 R7120, 12速
シマノ105 hydraulic disc,
タイヤ:ボントレガー R1 Hard-Case Lite, 700x32mm
フレームサイズ:44,49,52,54,56,58
カラー::Matte Trek Black
カラー: Licten Green
車体価格:¥259,000(税込)
車体価格が¥299,000から¥259,000に値下げされてより手の届きやすいロードバイクとなりました。
ぜひ試乗して、その走りを体感してみてください!
↓↓↓ドマーネAL5について詳しくはこちら↓↓↓