正しいヘルメットの選び方被り方
オンザロードつくば店の渡邊です。
日中は暖かい日が続き自転車に乗る機会も増えているのではないでしょうか?そこで今回は自転車に乗る上で欠かせない装備のヘルメットについて正しい被り方や、見落としがちなところも含めて紹介していきたいと思います。
頭の形にあったヘルメットを選ぼう
ヘルメットは大きく分けて、アジアンフィットと呼ばれるものとそうでないものがあります。これはアジア人の頭の形が真円に近くあるのに対して、欧米人はアーモンドのような形をしていることから、各メーカーがそれぞれ種類を分けて販売しているからです。
自分はどちらが合うのかをしっかりと試着して選ぶことが大切です。額の前に空間が空いてしまっていたり、こめかみ部分が当たって痛いという悩みがある場合には、この点に注意です。
ヘルメットを正しく被ろう
1. ヘルメットの先端を眉毛の上あたりに
ありがちですが、先端が上を向きすぎてオデコがでていたり、深くかぶりすぎて眉よりも先端が下に来てしまっていたりすると、ヘルメットの意味がありません。上目遣いで視界の隅に映るくらの深さが目安です。
2. あご紐の調整
正しくヘルメットを被ったら固定するためのバックルを締めます。この際にあごの紐に指が1,2本入るくらいの余裕があるといいです。緩すぎてしまっては、万が一頭を打った際にヘルメットがずれてしまう恐れがあるためです。あごの紐を締め終わったら忘れずに耳の部分のバックルも締めましょう。あごヒモの三角形の部分に耳がすっぽりと入るように調整すると、ずれにくく綺麗にまとまります。
3. 後頭部のダイヤル(アジャスター)を締める
写真のようにほとんどのヘルメットは後頭部には、全体のフィット感を調整するためのアジャスターが付いています。試着の時でも、このアジャスターしっかりと締めてフィット感を確認しましょう。
最近では、Boaダイヤルという1mm単位での調整ができ、より高いフィット感を実現するモデルも出始めててきました。(写真はボントレガーの新型ベロシス)
安全に使用するために
ヘルメットを安全に使用するためには、付け方の他にも、耐用年数があるのをご存知でしょうか?ヘルメットの耐用年数はおよそ3年、もしくはぶつけるまでと言われています。今使っているヘルメットは大丈夫かな?落としてしまって少し傷がついたけどどうかな…など気になる場合には、ぜひお近くのスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい!
- 試着して自分の頭の形を知ろう
- 正しい装着方法で使用しよう
- 定期的にヘルメットの点検をしよう