携帯ポンプがもつ可能性~縁の下の力持ち~

こんにちはスペシャライズド松戸の戸邉です。
ロングライドの必需品、携帯ポンプですが、はじめての方はその種類の多さにどれを選べばいいか迷う方も多いと思います。
スペシャライズドではポンプ類も各種ご用意がございますので紹介していこうと思います。

そもそもなぜ携帯ポンプが必要なのか

携帯ポンプを持つ理由は走行不能といった最悪の事態を避けるためです。
自転車に乗った事のある人ならパンクというトラブルは必ずといっていいほど経験されると思います。
ロングライドをしている時であれば、携帯ポンプを持っているのとそうでないのとでは天と地の差になることもあります。

例えば、「予備チューブは持っていたけどもCO2ボンベで入れようと思ったら無くて歩く羽目になった・・・」や、「道中自転車屋があるからまあなんとかなるだろう」と思っていると、いざパンクした時に大変な思いをします。

持ち運びが便利で入れるのが楽なCO2ボンベやタイヤに異物が刺さってもシーラントで塞いでくれるチューブレスタイヤでカバーできる!と考えている方も一定数いると思いますが(一時期の自分がまさにこれ)CO2は楽ですが1度使ったら再利用できないし、チューブレスも穴が大きかったりシーラントが乾いていたら塞げないといったデメリットが存在します。
そういった場面に出くわさないためにも携帯ポンプはとても重要なのです。

グループライドでもケチらずちゃんと持って行きましょう

次に、どのようなサイズがあるのか簡単に説明します。
➀標準サイズ
サドルバッグやツール缶の中にも入れられるので携行性に優れます。


➁ロングサイズ
1回の動作で通常の物よりも多く空気が入るので、比較的短時間で空気が入れられます。


ロングサイズだと、サドルバッグやツール缶の中に収まりきらないので、基本的には写真のようにボトルケージ台座にマウントを付けてそこに留めておく、バックパックやサイクルウェアのバックポケットに入れておくといった形になります。

ラインナップ

AIR TOOL ROAD MINI V.2 W/ BRACKET

価格:¥3,630(税込)
最大空気圧:100 psi(6.9 bar)
1ストロークあたりの吐出量:30cc
ボトルケージ台座に取り付ける為のマウント付
仏式バルブ専用

標準的なサイズなので、収納が比較的楽です。
バイクの見た目を比較的損ないたくない、なるべく荷物は少な目にしたい、初めての方にオススメ


AIR TOOL ROAD FRAME PUMP


価格:¥4,290(税込) ¥2,788(税込)
最大空気圧:100 psi(6.9 bar)
1ストロークあたりの吐出量:60cc
ボトルケージ台座に取り付ける為のマウント付
仏式バルブ専用

1つ前に紹介した物の2倍の吐出量があるので、少ない回数で空気を入れられます。
長いので力も少し入りやすくなります。


AIR TOOL FLEX HOSE PUMP MTB/ROAD [ROAD/MTB]

価格:¥4,400(税込)
最大空気圧:100 psi(6.9 bar)
1ストロークあたりの吐出量:30cc
ボトルケージ台座に取り付ける為のマウント付
米式、仏式バルブ兼用

上の2つには無い特徴として、ホースが展開可能という点があります。
ホースが無いとバルブを押さえながら入れるのでたまにバルブコアを折ったり曲げたりすることがありますが、ホースがあると車輪を立てかけたり置いたりした状態で、ポンプを両手で持ったまま空気を入れる事が出来るので、バルブコアにかかる負担が少なくなります。

実際に使ってみた

私戸邉、ロングサイズの携帯ポンプを買ったので実際に使ってみました。
今回使用するタイヤはコチラ・・・

S-WORKS TURBO 2BR 700×26C

適正空気圧は5.0~7.5BARとなっているので、最下限の5.0BARまで入れます。

長い方が力をかけて入れやすかったです

5.0BAR入るまでのポンピング回数→200回
80回くらいで結構力を入れないときつかったですが、5分かからずに入れる事が出来ました。
※タイヤのモデル、サイズによって異なります。

当店には紹介したポンプの他にもご用意がございますので、ご相談お待ちしています。