マウンテンバイクのクランクをショートクランク化してみました!

実はマウンテンバイクも乗っていたスペシャライズドの向井ですこんにちは。
現在乗っているのはスペシャライズドのクロスカントリー向けバイクの「チゼル」に乗っています。
イベントにはあまり使用していないので露出少な目ですが、個人的に筑波山の散策やビギナーライドに使用しています。
今回はそんなチゼルのコンポーネントを交換してみました!
ちなみにですがチゼルの性能を向上させたいなら、ドロッパーシートポストの導入は必須として、コンポーネントを交換するよりも先にサスペンションのアップグレード、次いで軽量ホイールへ交換がお勧めです。
ですが今回どうしても気になる事がありコンポーネントから先に仕様を変更する事にしました!
クランクを交換したい~
個人的にコンポを入れ替えるきっかけとなったのがクランクをショートクランク化したい。
とにかくこれをやりたくて今回のコンポ入れ替えを行いました。
クランク長は175mmから165mmへ一気に10mm短くしました。
短くしたい理由➀
クランク長を短くする事でペダリング中に路面とクランクをヒットさせてしまう可能性を減らす事ができます。それにより足を止めずにペダリングし続けられる様にしたかった事が第一の理由です。
当たり前ですがペダルを回し続けなければ自転車を早く走らせる事はできません。足を回し続ける事でトラクションを掛ける事ができタイヤもグリップさせる事ができます。
短くしたい理由➁
ペダルを平行にした時の前後の足の距離、いわゆるスタンス幅を減らした方が不安定な路面でバランスがとりやすいと感じたからです。
ロードバイクでのショートクランク化とは少し違った理由でショートクランク化していますが、マウンテンバイクの方が個人的にはショートクランク化のメリットが得られやすいと感じました。
これまたちなみにですが、ロードバイクでは170mmクランクを使用し、こちらも身長183cmに対して短めのクランクを使用しています。
さっそくクランク交換
やはり最初からついてくるクランクは重い
BBもずっしり(笑)これにクランクを止めるボルト2本が27gで、クランク周りのパーツだけで665+366+27=1058gと脅威の1キロ越え(汗)
今回はシマノXTグレードのクランク、クランク長を165mmに変更していきます。
チェーンリングは32T→34Tへ変更します。
シマノのクランクに変更する事で510+127+78=715gと343gの軽量化!
クランクをシマノ製にした事で他のパーツも一気にシマノ製へ
スプロケット交換
11-50TスラムNXのスプロケット、12速スプロケットでシマノのフリーボディに取り付けできる優れもの(!?)ですが今回は変更しちゃいます。
シマノ製のスプロケットを取り付けるにあたりフリーボディを交換します。
シマノ12Sスプロケットを取り付けるならお馴染みマイクロスプラインのフリーボディ!
ホイールを交換すれば良いのでは?との声が聞こえてきそうですが、私もそう思っているので大丈夫です。
SLXグレードのスプロケットで歯数は10-51T、重量を比較すると176gの軽量化でクランク周りと合わせて519gもの軽量化を達成!
レバー&ディレイラー交換
スラムのレバー、測定してみるも、あまり軽量化できていません(笑)
リアディレイラー
今回シフトレバーはXTグレードを使用、SLXグレードとは違い一気に2段シフトアップでき素早いシフトチェンジが可能です。
ロードバイクと比較して、転倒や枝の巻き込みにより破損させてしまう可能性の高いリアディレイラーはあえてのSLXグレードを選択しています。
クランクの交換以外はおまけの様な作業でしたが、軽量化と共に今後乗り込んでいくと交換が必要になってくるチェーンなどの消耗部品の価格も抑えられ、結果今回のコンポーネントの入れ替えは大満足です。なによりバイクが乗りやすくなりました。
いまいちマウンテンバイクを気持ちよく走らせる事ができないなど違和感を抱えている方、是非ショートクランク化を検討してみてはいかがでしょうか?
今後も値上がり傾向にあるコンポーネント。思い立ったが吉日、交換するなら早めの決断がお勧めです。
ご相談お待ちしております!