オフロードコース「BZTランド」!
皆さま、こんにちは。オンザロードの影山です。
このコーナーではご無沙汰しておりましたm(__)m。春夏の自転車を健全に楽しむべく、ネタ仕込みに邁進しております。
茨城シクロクロス土浦ステージがご縁でした
話は1年以上前にさかのぼります…。茨城シクロクロスでお世話になっている土浦市様から、広大な土地をお借りすることができたのが、約1年前の出来事。
市役所の会議室で、図面をもとに説明を受けた衝撃!現地を訪れ、生い茂る雑草、人の背丈を超える笹やぶを目にした衝撃!
藪漕ぎしながらプランを練り、草を刈りはらい、土を盛って土のうを積んで…。
実際の作業を行ったのは、OTRクラブのメンバーの皆さま、そして近隣の有志の皆さまです。本当に頭が下がります。
そしてこの5月、1周約1.5㎞のオフロードコースのお披露目と相成りました。
*「BZTランド」は、この土地の近隣施設名称から名づけられた伏字でしたが、いつの間にか「ビー・ゼット・ティー・らんど」と、すっかり馴染んだ名前になってしまったようですね。まぁいいか?
お披露目会は満員御礼!
コースが完成したとはいうものの、土地の特性上、まだまだ一般開放とはいきません。
大会運営者のネットワークや、クラブ内の口コミにてお声がけさせていただきました。(情報がいきわたらなかった方々、申し訳ありません。)
ゴールデンウィーク中にも関わらず、お披露目会にお集まりいただいた皆様…その数、約50名!?
皆さんの期待を感じずにはいられません。特に、クローズされたオフロードコースを求めるキッズライダー・ジュニアライダーの親御さん達からは、大変な驚きと喜びをもって迎えられました。
長すぎず、短すぎず。簡単すぎず、難しすぎず。街からも程よい距離で、あらゆるタイプのバイクが走れるコース。
本格的な山道に入る前に、基本動作を楽しくトレーニングできるオフロードコース。誰にも邪魔されずに、トレーニングライドができるオフロードコース。
こんなコースが身近にあったら、もっともっとオフロードバイクが楽しく、親しみやすい存在になるのではないでしょうか!
この土地をお借りする窓口になってくれた、OTRクラブのナカムラさん。この日も自治体の方の案内から、コースの修正まで、本当に頭がさがります。その存在感、森の妖精か、仙人か!(全力でほめてます!)
さあ、走ってみよう!!
コース中の小川を渡るセクションには、OTRクラブのタケザワさんの手によるウッディな橋が!ガタガタ怖い?大丈夫、落ちても落差はほとんどありませんからっ!
コースはざっくりと、「林間セクション」と「草原セクション」に分かれます。草原セクションでは、茨城シクロクロス田辺さんの指導による小学生スクールが。芝生の上を走るって、大人も子供も気持ちイイです。
Eliteライダーのサマタさんも、おもわずニンマリ。テクニカルなコースで、大人と子供と追いかけっこ!
みんなで走り込んだ甲斐あって、最初はふかふかだった路面はだんだん固まってきました。周回数×人数にしたら、1,000回近く踏み固めた計算?
勾配も路面も、シクロクロスバイクのタイヤで十分に走り込めます。タニグチさん、快走!
「ひゃ~、子供たちが速い!」疲れ知らずのキッズライダーたちに、オゴウさんもタジタジ?
これからどうなるの?
事故や怪我もなく、この日のお披露目会は幕を閉じました。ミニレース、走行会、講習会、いろんな遊びが広がりそうな予感でワクワクしています!
これからどのようにコースの利用ができるのか、参加の皆さまや自治体とも話し合って進めていきたいと思います。
一企業や団体が占有するコースではありません。あくまで地域に貢献できるよう、趣旨にご賛同いただける皆様と利用活用していけるようにプランを練っております。
*「ここってどこなの?」と思った方は、店頭でそっと聞いてくださいね。