筑波山~雪の登山~

筑波山 山頂

こんにちは稲見です。40年に一度の大寒波の影響で1/22(月)大雪に見舞われたつくば市。後日からの路面凍結はひどくロードバイクに乗ると転倒し、自身のケガや機材の損傷のリスクもあります。

リスク回避のためランニング、ロードのローラー練、ジムの筋トレなど出来ることはたくさんありますが、今回は筑波山の登山を企画。
ロードバイクとはまったく異なるスポーツですが、実はロードの練習にもなる登山。今回つくば店よりスタッフ3人で筑波山に行ってきました。

筑波神社拝殿を目指す

旧筑波駅舎(無料駐車場)に車を停め登山道から拝殿を目指します。朝8:00の気温は-4℃。山では100mの上昇で-0.6℃気温は下がると言われていますので、服選びはとても重要です。
道は車が1台が通れるくらいの幅があり交通量が少ないため安全かつ快適でした。

参道に到着し手水で身を清めます。

手水舎は一部凍結していてかなり冷たい水でした。2kmほど歩いてぽかぽかしていましたが手水により気持ちも締まります。
拝殿にて無事に登山できますようにとお参りをし山頂を目指します。

積雪の道

今回のコースは標高877m、全長約9km。期待通りの積雪に「オラわくわくすっぞ!」と本気でテンションが上がります。

銀世界とまでは言えませんがいつもと違う景色は新鮮です。
しかし踏み固められ凍結した山道はよく滑ります。そんな時に便利なアイテムがこちら。

アイゼン

登山が決定した段階で購入したアイテム。凍結した路面に爪が刺さってグリップしてくれます。
求めるものは安全・快適性・楽しさ。登山もロードバイクと同じで冬用装備を持っているいないでは楽しさが倍になれば半減もします。
寒さは体力をうばい集中力を低下させます。事故に遭うリスクを考えれば十分な装備の必要性がわかります。

登山で使う主な筋肉

登山では登りと下りの両方でトレーニングができます。そして以外にも下りの方が筋肉を使うため運動強度が高くなります。

登りでは主に大腿部の筋肉(ふともも)が鍛えられ、下りでは大腿四頭筋やハムストリング、下腿三頭筋(ふくらはぎ)を鍛える事ができます。

長距離を走るロードバイク。持久力があり疲れにくいハムストリングを鍛えられる登山はロードバイクを乗る上で非常に有効です。

強風の山頂

きれいな景色を眺め、他愛もない話をしながら一歩一歩と登るとあっと言う間ですね。無事に辿り着けたことを女体山本殿にて感謝し山頂(東峰頂上)で眺めをたんのうします。風速17m/sの中で・・・

最高の味

下山を開始し無風地帯を探します。登山を楽しむ事を目的として集まったわけですが、1番の楽しみは今日の補給食にあったのかもしれません。
登山用のバーナーを使ってお湯を沸かしまします。

500mlの水はももの5分で沸騰。熱々のお湯が注がれる先はカップ麺でした。

う、うめぇ~!と麺をすする渡邊先輩。山で食べるカップ麺がこれほどまでにうまいとは!
暫定今年一美味いものがカップ麺になった瞬間です。

お腹から温まり元気いっぱいな3名はさくさく下山。いつも意識して使えていなかった筋肉が刺激されるのがよく分かりました。

凍結によりこのあと数え切れなくらい転びまっくった大高先輩が後日アイゼンを買ったのはここだけの話。

無事に下山


達成感と心地のよい疲労感のある楽しい登山になりました。ペースを上げれば強度の高いトレーニングになり、まったり行けば心地良い運動になります。筑波山ありがとう。ロードバイクでもまたお世話になります。