雲中模索の富士山ロングライド

「富士山ってどこにあるんだろう・・・・」

結果を先に述べると、この日は思い描くような富士山を見ることはなかった。
あの葛飾北斎の「富嶽三十六景」のような雄大な山容。

半分意地になって富士山の周囲100㌔を走っても、裾野すら見られなかった。


こんにちは、つくば店 堀越です。
暑さしのぎの避暑地ライド。
これまでは東北・関越方面の高地を狙ってましたが茨城から西に地図を眺めてゆくと大きそうな山・・・、富士山。

参加した5人のメンバー全員が未開拓の地ということで、今後の後学のためにもいい機会となりました。

アクセス良好、以外と近かった、近くなった山梨 

圏央道の開通以来、各方面の高速への接続が快適性をまし、お出かけライドの範囲も広がってきました。これまで日帰りライドでは候補にならなかった甲信越も視野に入るようになりました。
つくばから、今回の富士山への登り口・富士吉田まで3時間ほどで到着。

河口湖ICからすぐの富士北麓公園から乗りだせば、10分程で富士スバルラインの料金所ゲートに到着です。

さすがは有料の観光道路だけあって路肩の広さや路面の良さ、トイレの設置など整備が行き届いております。
道路脇には1合目づつの表記と、残りの行程キロ数も表記されおり五合目まで着実に登りを消化してゆく実感が伴いってきます!!

ヒルクライムが苦手な方にもオススメできるコース 

スタートの料金所からゴールの五合目まで、終始会話をしながらでも走り続けられるくらいの安定した勾配で淡々と登ってゆきます。
疲れたら途中の休憩所で一休みするもよし、みなさんそれぞれのペースで登ることが出来き、登りきってお腹が空いたら山小屋で食事もできるきてビギナーフレンドリーなコースだと思います。
距離:26キロ  獲得標高:1200㍍  

この日の五合目は想像していた程寒くもなく、半袖一枚でも快適に過ごせました。が・・・・
山の澄んだ空気が吸えると思いきや、観光客の鼻につく香水とあまりの雑踏に辟易してしまい、登り終えた余韻に浸ることなく早々にあとにしました↓↓

雲の切れ間の一瞬でも山頂を見たいと待ってはみたものの・・・
こうこうと湧き上がる雲に阻まれその思いは叶わず・・・

最初は颯爽と下っていましたが、単調すぎる下りに緊張感がうすれ睡魔が襲って来ます、自転車に乗っていて眠りかけた貴重な体験でした。

遠征ライドの愉しみ 地のものを食す 

スバルラインを往復して50㌔、気づけばもう昼時です。
山梨と言ったらほうとう(餺飥)でしょう!!
一番最初に目についた雰囲気の良い郷土料理屋さん。

偶然見かけたお店でしたが、ここが大当たり!!
自家製の野菜を熱々の鍋に散りばめ、自家製味味噌!?なのか薄口の出汁が後を引きあっさり完食。

普段は敢えて食べないような野菜もこうして出されると美味しく頂けます。
一同大満足、富士山ではなくこの餺飥が目的でここまで来ても良いくらい!!

まだ富士山見てないね、ちょと回ってみる!? 

食事も終盤に差し掛かり、さてこの後どうするかと・・・
「まだ富士山見れてないし、一度くらい拝みたいよねぇ」
       ・・・・・・・
「ぐるっと回ればどこかで見られるんじゃねぇ・・・」

軽い気持ちで、とりあえず富士の裾野を最短で回ってみることに、がしかし一向に雲に阻まれその姿は見れぬまま時間だけが過ぎてゆく。しかも結構ハードなアップダウンの連続、知っていたら来なかったであろうがすでに半周しており引くに引けないまま右手に見えるはずの彼の山を思い描く。

結局この日、150㌔ 3000㍍分を登っても一秒たりとも見えなかった、悔しいなぁ。

走りだして8時間、時刻は18時を過ぎた頃。
太陽もだいぶ傾いた薄闇の中、青木ヶ原樹海を通過する。
メーターの表示する気温以上に涼しく感じてしまうのは、気持ちのバイアスのせいなにか。


このままでは終われない富士山ライド、またあのホウトウ食べつつ次回はふじあざみライン&スカイラインを登って見たいと思います!!

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