ロード山スペシャル 1月【つくば店】
こんにちは、つくば店 堀越です。
つくばのあらゆる峠を走り倒したいとの思いではじめた、「山スペ」ですがツーリング的に景色を楽しみながら山を超えたり、時にはレースにむけてタイムアタック的な走りをしたりと、その時々の集うメンバーの志向に緩やかにそいながら10年近く続くイベントになりました。
「十年一昔」というのでしょうか、当初のメンバーを思い起こし遠方に越されていった方も故郷で乗れているのかな!?なんて思いを馳せながらも、今回「初参加」の方を迎えて新たに「峠」の愉しさを共有出来たらと気持ち新たに2020年の山スペ出発です!!
https://otr.jp/event-blog/yamasupe-2019-11/
https://otr.jp/event-blog/yamasupe-2019-08/
今回は「原点回帰」的なコースレイアウトを組んでみましたが・・・
筑波山脈東端の朝日峠から上りだして、北端の加波山へ向かいながら途中、5つ6つの峠を挟む予定でしたが、冬季工事や崩落などで綺麗な一本道とはいけまん。
が、迂回代替えの峠を駆使して獲得標高2,000メートルへ積み上げてゆきます。
1,000本を超える梅林も徐々に綻び出してきました。暖冬の影響もあり例年より開花は早まり見頃は2月の前半といったところでしょうか??
筑波山の梅林が有名と言いつつも、実際に梅があるのは公園の一角。峠によって杉だったり、松だったり、広葉樹の雑木林だったりとそれぞれのカラーがあります。
広葉樹の広がる緩やかな峠は季節によって彩りがあってのんびりペダルを漕いでも楽しいのですが、針葉樹の植樹林はやはり人工的で年中薄暗く寒いイメージと代り映えしない景色にどうも好きになれません。
そんな道中はタイムアタック区間にして、サクッと集中して一気に通過です。目に映るのは前走者の臀部とリヤタイヤ、ほんの十数分我慢すればまた違った景色が現れます。
こころに残る風景があります。
上曽峠の頂上付近から北に曲がってキノコ山へむかう小さな峠道。大塚真壁線。
キノコ山の峠に差し掛かるあたりから、尾根をつたう稜線道のようになってゆきます。
行く手の左右に下界が拡がり、斜面沿いに吹き上げる風の通り道となっています。童話のいち場面のようで好きな風景です。
それに加えて、
私の好きなお酒のラベルにそっくりじゃありませんか?? 奈良県御所市の油長酒造さんの 風の森
今夜の晩酌はこれに決まりです!!
さぁ、もうひと峠超えれば 2,000メートル超えに目処がつきそうです!!
休憩挟んで4時間半、走行距離70キロ 獲得標高2,100メートル。
土曜日の午前中をフルに楽しんで頂けたでしょうか!?
時間や体力の余裕が無くても、途中参加、途中離脱で調整していただいて構いませんのでどんどん参加お待ちしています!!