快適ロングライドにはハンドルから!ボントレガーPRO IsoCoreハンドル

皆さん、こんにちは(おはようございます、こんばんは)つくば店のマスイです。
冬を思い出したかのように雪に降られ、走る場所が限られてしまう今日。必然と山を避け、平坦のロングライドになりがちじゃないでしょうか?

そんなロングライド向けとしてTREKが販売しているハンドルを今回メンテナンスと一緒にご成約いただいたので、その内容を綴ろうと思います。

君(ハンドル)の名は。

今回ハンドルをご成約いただいたのは、ちょうど昨年にエモンダSLを納車しましたエンドウ様。
職場の人や、一人でロングライドをメインで乗っているとのことで手がしびれるのを抑えたいというご相談いただきました。

手元からの痺れは振動吸収性を高めてあげることによって抑えることが出来ます。大げさに言ってしまうとサスペンションがその最たるものでしょう。
振動吸収といえばやはりカーボンハンドルですが、その中でも選りすぐりの一品・・・

Bontrager Pro IsoCore VR-SF カーボンハンドル

こちらが一押しです!

このハンドルですが、他のハンドルとはちょいと特殊な設計になっているんですが、正面近くからだとあまり違いが見えないんで色んな方向から詳しく拝見・・・。

真横から元のハンドルと比較

Proカーボンハンドルは2種類あり、今回選んでいただいたのはVR-SFという型。
SF=シャローフレア、なんですがどういう意味?って方多いと思います。
シャローはハンドルの形状で俗に言う丸ハンドルっていうやつですが、昔のロードバイクにはけっこう多かったやつですね。
フレアはハンドルのエンド部分が外側に広がっている形状のことです。(これについては後で触れます)

実際に横から見るとなんとなく違いがわかると思います。
ショートリーチタイプなんで上ハンドルからの前への出っ張りが短くなってます。
もう一つはドロップ部分の形状の違いでしょうか・・・
アルミハンドルは楕円の弧を描くような感じに対してProハンドルはきれいな円の弧を描くような形状で下ハンドルを深く握れます。

後ろからの比較

さっき触れなかったフレア形状ですが、それが2枚の写真で比較できます。

も~、これが一度使うとなかなか戻れない理由のひとつなんですよね。
通常ハンドルのザイズはシフター取り付け位置で測りますが、フレア形式のハンドルはその上ハンドルの幅から一回りバーエンド部分が広がってます。

これ実際に握るとわかるんですがめっちゃ握りやすくなります♪
下ハンドルが広いほうが握った時、ダンシングしてバイクを振った時、安定感が格段に変わります。
病みつきになりますよ~^^b

↑真上からの写真はこちら
上からのほうがいろんな違いが見えますね(^o^)

重量比較

Proカーボンハンドル=~240g
純正アルミハンドル=~310g

重量差としては大体60gとスポーツようかん1.5個分くらいですが意外と持ってわかる違いです。

振動吸収を促す2つのシステム

Proハンドルは実はすごい軽いというわけではないんですが、その理由がコンセプトに軽量よりも振動吸収性能を上げることにあります。(アルミハンドルと比べればもちろん軽いです^^)

連続インナーラミナー技術

「・・・???」
こうなった方多いと思います(汗)
実際私も最初はなんぞやと思ってましたが、内容を見ると納得。

ハンドルのカーボンを作成する際、重ね合わせる層の間に振動吸収材を入れているんです。

通常カーボンは薄い!軽い!ですがこういった技術が入ることによってカーボンの厚さは1.5倍近くあるように見えます。
XXXカーボンハンドル使ってますがしなやかさ振動吸収性は同じカーボン製品でも全然違いました。

EVAパッド

Isoシリーズのハンドル特有のバーテープの内側に仕込まれてるパッドによって手元からの振動をもっと抑えようというのがEVAパッドというもの。

パッドつけることを前提にハンドルの形状を特殊にしているので、ちょっと窪んでます。これによってパッドを付けても握りの厚さを極力変えないようにされているんです。

後付式なんで付けなくても良いものではありますが、ライドの際に上ハンドル多用する方は装着推奨です^^

EVAパッド、連続インナーラミナー技術によって従来のカーボンハンドルよりも20%振動吸収性が向上しています。(もはやロングライドには必須のハンドルなのではないか・・・^p^)

バーテープ巻いてもあんまり気にならない厚さで収まってますね。

実はこのシリーズ2種類ありまして、こちらで紹介しているVR-SFともう1種類がVR-CF。シャローフレアとコンパクトフレアってことでハンドル形状の違いが主な所になります。
※ポジションや使い方に合わせたご提案をさせていただいてますのでお気軽にご相談ください!

このシリーズアルミグレードでも同形状で用意してるのでまずは形状からじっくり試してみたい方はアルミタイプからがオススメです^^b

Pro IsoCore カーボンハンドル

Pro IsoCore VR-SF
サイズ   360/380/400/420/440mm
ドロップ  125mm
リーチ   75mm
クランプ  31.8mm
価格    42,680円(10%税込)

Elite IsoZone アルミハンドル

Elite IsoZone VR-SF
サイズ   360/380/400/420/440mm
ドロップ  125mm
リーチ   75mm
クランプ  31.8mm
価格    9,570円(10%税込)