エモンダSLからSLRへフレーム交換~その後~

こんにちは、守谷店西山です。
以前フレーム交換をさせていただいたお客様からさらなるご注文を頂きました。

「2021年エモンダSLR 最終形態と言っても過言ではない仕上がりです。」

エモンダSLからSLRへフレーム交換~前編~

エモンダSLからSLRへフレーム交換~後編~

目指すは最軽量

今回、新たにご注文いただいたのは「Bontrager Aeolus RSL 37 TLR Disc Road Wheel」

-より速く。より軽く。より安定。超軽量のAeolus RSL 37は、ヒルクライム、クリテリウム、ワンデイレースに適した究極のカーボンロードホイール。-トレック・ジャパンより抜粋

前作XXX4より空力に優れ、XXX2より軽量な最高のカーボンホイールになります。

上記のホイールに超軽量インナーチューブで有名な「チューボリート」を導入し最軽量仕様に仕上げます。

tubolito(チューボリート)


チューボリートとはオーストラリアのウィーンで誕生した超軽量インナーチューブ ブランドになります。
通常のブチル製インナーチューブと比較して約3分の1の重量約2倍の突き刺し強度/耐パンク性能を実現させています。

その中でも最軽量のチューブが「Sチューボロード」
このチューブはディスクブレーキホイール専用となっており、その重量なんと24g!!(バルブ長60mm)
せっかくなので比較してみましょう。

まずはボントレガー スタンダードチューブ(111g)

次にボントレガー Xライトチューブ(スタンダードから-42g)

最後にチューボリート Sチューボロード(スタンダードから-88g,Xライトから-46g)

実際比較してみると驚異的な軽さですね。
かなりゴムが薄かったのでパンクが心配でしたが、空気を入れてみるとかなりの強度があったので耐パンクは期待できそうです。
普段使いが怖いと思われる方には、軽量で場所を取らないので予備チューブとしておすすめしたいですね。

リムフラップよりもチューブレステープ


RSLホイールにはスポークを通すための穴が空いています。
その穴を塞ぐためにリムフラップと呼ばれるバンドを取り付けるのですが、今回は付属のリムフラップを使用せず、チューブレス化する時に使うチューブレステープを使用します。

RSLホイールに付属しているリムフラップ1本23g

チューブレステープ貼り付け前
チューブレステープ貼付け後

スタンズ チューブレステープ1本11g
こちらも約半分の重量で抑えることに成功。どんどん軽くなりますね。

160mm→140mm

まだまだ軽くします。
今度はディスクローター。
リアブレーキは制動力よりコントロール性が欲しいのでディスクローターを160mmから140mmへ。
しかもデュラエースより軽量なXTRブレーキローターを採用。
詳しくはこちらのブログを参照ください。

より完成度の高いディスクブレーキロードバイクを目指して!

XXX4→RSL37

XXX4から軽量パーツを付けたRSLホイールに履き替えた場合、どのくらい軽くなるか…私、気になります。

いざ、計測!!

280gの軽量化に成功!
しかも6.4kgとは恐れ入りました!!

ディスクブレーキのバイクでもここまで軽くなるのですね。
いやー楽しい軽量化でした。
軽量化のご相談、いつでもお待ちしております!!

エモンダSLからSLRへフレーム交換~前編~

エモンダSLからSLRへフレーム交換~後編~