さよなら、夏のロングライド

こんにちは堀越です。
ココつくばでは、そこいらの道端でコスモスが咲き乱れる季節になりました。
ちょっとした日常の忙しさに追われるうちに、季節は2歩・3歩先に進んでしまっていたようです。


9月30日 明日から10月。慣習的な区切りとしては明日から衣替えでいよいよ秋めいてくる時節、夏らしライドも今日が今年最後かなぁ、なんて矜持でスタートしました。

今回のロングライドは、茨城の「良いとこ取り」的なコース設定。
まずはお馴染みの筑波山からのスタートになります。旧筑波駅舎に7時に集合。軽い挨拶代わりに「今日はのんびり行くよねぇ」と、
「うん」「うんん」とそれに応えるのは、つくば店スタッフの稲見とクラブ員の加藤さん。

先も長い事ですし意識してゆっくり、ゆっくり登ります。この時点では本日のコースがどれくらいになるのか誰も把握してないのです。
言い出しっぺの稲見君曰く「山超えて、休憩ポイントで方角変えて海にでて、そのあと・・・」
・・・、その先の道がわからないので案内して下さい。
気軽にスタートして、走りながらコースを選択・修正しながら走れるのも道路王国茨城のイイコトです。

筑波山を超え、石岡市八郷から道祖神峠と超えれば笠間市に。
八郷は県南から県央への緩衝地帯ですが笠間に入ると景色も県央らしく変わってきます。
グッと車の通行量が減り、のどかな丘陵地帯の抜ける国道クラスの県道、県道クラスの市道を貸し切り状態です。
いくつもの丘を越え暫くは北に向かいます、北に向かうほど稲の刈り込みがされず残っており、青々しくなってきます。
これも自転車のスピード感だからこそ、季節の進行度の違いを感じられるのでしょうね!!

休憩しなかった、休憩ポイント(行きあたりばったりなので)を過ぎてから、進路を転回して南下基調に淡々と進みます。
県都の水戸でも数キロ郊外になると、茨城らしいい牧歌的な道が延々と続いていた。がて視界が一気に開けていつの間にか太平洋に、そこは大洗。

最後に海を見たのはいつだろうか!?なんて考えなら・・・・
今年最初に見た海だった。世情で遠出するこのも減っていたんだなと。

平日の中日ということを差し引いても街は寂しかった。
コロナの影響がくっきり見えたきがした、昼時にも関わらずいつもなら入店待ちの海鮮定食屋も市場も人はまばらだった。

海を見ながら補給食で食事を済ましてしまう、
今回は入店しての食事を遠慮してしまったが、次に立ち寄れる際には気兼ねなく元のような活気のある中で楽しい会話と食事が出来る環境になっているのを願うのでした。

山⇒ 山⇒ 丘⇒ 丘⇒ 海 ときて、最後に
ご存知、霞ヶ浦。つくば霞ヶ浦りんりんロード。

ここまで来れば勝手知ったる道で、ゴールまでの見通しもついたところで、余力も気にせず出し切ってしまいましょう!!

ざっくり200キロの
コースでした。数時間ごとに景色がガラッと変わる変化に富んだコースで走りごたえも十分。
また来年の初夏になぞってみて、晩夏とどちらが良いか走り比べしてみようかと思っています。
是非そのさいはみなさんも!!